『つボイノリオの聞けば聞くほど』、12月7日の「10時のツボ」は「つんつるつるりん」のコーナーです。
人は毛が生え、また剃り、それを繰り返す。またある者はツルツル、ある者はフサフサ、まさに人生です。
要するに「毛」についてのお悩みや内緒のあれこれを語るコーナーです。パーソナリティはつボイノリオと、アシスタント小高直子アナウンサーです。
毛について語ることは、まさに人生を語ることである。
鼻毛について
まずは鼻毛についてのお悩みのお便りです。
「鼻毛のことですが、鼻の隅っこ、目で言うと眉間にあたる部分の鼻の毛が釣り針のようにちょろっと出てしまいます。抜けばいいのか、ハサミでカットすればいいのか。ハサミだと鼻を切ってしまいそうで怖くて、怖くて…。どうしたらいいんでしょうか」(Aさん)
つボイは「私は鼻毛をハサミで切りましたら、いたーっ!鼻の中を切って、血がどーっと出ましたよ。ですから、鼻毛切りばさみという先が丸くて小型のはさみがあります。あれは大胆に鼻の中を切っても大丈夫です」とアドバイスをします。
鼻毛カッターについて
小高「鼻毛カッターもありますよね」
つボイ「電動のやつですね」
小高「美容器具のページにありますよね。女の人、みんなやってるのかな。うちはウィーンはないですけど」
小高は「ウィーン」と言って、内心「しまった」と思ったに違いありません。つボイの誘導にひっかかった気が…。
つボイ「あれ、いろんなとこに使う人、おらんへんやろか」
小高「切れる!」
小高は食い気味に否定しました。
あらぬ方向に持っていこうとするつボイと、引き戻そうとする小高の戦いは続きます。
つボイは「カバーしたままでいいです、カットしようとは思いません」と、食い下がる。
小高「何ですか!デリケートな期間が近づいていますから、気をつけてくださいね」
つボイ「何?デリケートなところに使う」
小高「違います!」
「デリケートな期間」とは、聴取率調査期間のことでしょうか。
ケツ毛について
鼻毛の次はケツ毛の役目についての話です。
まず、ケツ毛とは肛門のまわりに生える毛のことですね。
つボイが、それが「おならの音を吸って小さくする役目がある」という新説を先日話したところ、反論が寄せられました。
「え、ケツ毛の話?うちの旦那、ケツ毛がありますが、おならの音を吸うどころか、ブリブリッですよ」(Bさん)
つボイ「ケツ毛がないと隙間がなくなります。オナラという気体の行き場がなくブルンと大きな音になる。ケツ毛があれば隙間ができるのでスーっと抜けて、そんなに大きな音にならない。"オナラサイレンサーヘアー"とも、僕は言いますが」
「オナラサイレンサーヘアー」…どのみちお尻の毛です。
小高「そんなに音を防ぎますか?」
つボイ「Bさん、一回全部剃ってあげてください。剃った後、どんなオナラが出るかです。ブリブリッ!!すっごい音になります。やっぱり音を小さくしてるんです」
「濁音の法則」登場!
この説、小高はどうも納得していないようです。
小高「むしろ音が変わるのでは、ひらひらがあることによって…」
つボイ「デリケートな一週間が始まろうとしているのに、あんたも容赦ない話をしとるやないか。びらびら、何の?」
小高「"ひらひら"って言ったの!」
つボイ「"ひらひら"より"びらびら"がいいです。なぜなら濁点がついているから」
つボイ言うところの「濁点の法則」です。濁点のあるものの方がないものより強い、優れているというつボイの新説です。根拠はないです。
ただ、確かに「ひらひら」より「びらびら」の方が印象的ですね、何となく。
何も訴えない
しかし、こんな話ばかりしていていいのでしょうか。
つボイ「ここから聴いた人はどういう趣旨の何を訴える番組だと思うでしょうね」
小高「何も訴えてないです」
つボイ「そんな、公共の電波は何も訴えないことでこんなに時間とっていいですか!?」
小高は「はーい」と、あきらめ気味。
お別れのテーマ、オリビア・ニュートン・ジョンの「ジョリーン」がかかってきたので、今日は「毛のコーナー」は終わりです。
訴えることはなくても、笑っていただければ幸いです。
(みず)
関連記事