つボイノリオの聞けば聞くほど

今年の将棋界は藤井四段で始まり、時々ひふみん、そして終わりは羽生永世七冠。

12月6日の『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、前日に将棋棋士の羽生善治さんが史上初の「永世七冠」達成を祝福するメッセージがたくさん寄せられました。

今年は、地元愛知県瀬戸市の藤井聡太四段の話題もあり、番組でも将棋の話題が多く取り上げられました。が…

パーソナリティのつボイノリオも、アシスタント小高直子アナウンサーも、おそらく多くのリスナーも「正直将棋のことはよくわからないが、羽生さんが偉業を達成したことはとりあえずうれしい」という中、どうトークが進められたのでしょうか。

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「ハブ」のこだわったBGM


BGMは西野カナの「Have a nice day」。羽生さんとは何の関係ないように思えますが…。

小高「羽生さんはナイスデイですね」と苦笑。
つボイ「こんなぴったりな曲はないですよ」と、選曲に自信たっぷり。

"Have=ハブ"が入っていることが大事ということでしょうか。

小高「それこそ将棋なら『王将』とかあるじゃないですか」
つボイは「『王将』に"ハブ"なんか一個も出てこうへん。『波浮(はぶ)の港』でもいいですよ」と、曲の内容より、あくまでも「ハブ」にこだわります。

羽生さん、おめでとうございます!


「今日は将棋の羽生さんが永世7冠の話で盛り上がるでしょうね。若い藤井四段との対戦楽しみです」(Aさん)

つボイ「地元意識もあります。羽生さんのようなすごい人、若手のすごい人は藤井君ですから、どうしても対比したくなります」

BGMで大喜利?


祝福メッセージを紹介しているうちに、BGMが変わりました。
荘厳なイントロのあとに「セブン、セブン、セブン…」、「ウルトラセブンの歌」です。
七冠だから「セブン」というわかりやすさ。

つボイ「こんなウルトラ的な七冠はないですよ、というリクエストをたくさんいただきましたが、みんな今日は単なるダジャレに終わってないですね」
小高「いや、ダジャレだわ!」と、バッサリ。

つボイは「ピコ太郎の『PPAP』をお願いします、というリクエストもあります」とめげません。
小高「なんで?」
つボイ「アイ・ハブ・ア・ペン、どんだけハブが出てくる」
小高「却下です」
大喜利の様相を呈します。

つボイ「なんで羽生さんの時に、曲で時間をとるんだろう」

それは、将棋のこと、羽生さんの偉業の素晴らしさを語り合いたいが、それが難しいからなのです。

来年はタイトル獲得100期達成も?


羽生さんのすごさを表すこんなおたよりが。

「これで羽生さんはタイトルの獲得数が通算99期となりました。来年には、前人未到の通算タイトル100期の記録を達成するかどうかです」(Bさん)

羽生さんは、現在、名人、竜王、棋聖などのタイトルをすでに99期も獲っていて、故大山康晴永世名人の80期を上回り、記録更新中だそうです。

羽生さんも最初は弱かった


「羽生さんが将棋の存在を知ったのは小学一年生の友人の家。それも最初は回り将棋とかはさみ将棋だったとか」(Cさん)

つボイ「積み将棋もやったかもしれんね。羽生さん、積み将棋下手やと思いますよ」
小高「意外に弱いかもしれないですね」

つボイ「羽生さんは最初将棋を習いはじめ、あまりにも弱くて、本来なら8級からスタートするところを15級からしたそうですよ」
天才も15級からというエピソード、ちょっと親近感がわきます。

素晴らしい将棋界の一年


そして今年の夏にはやや不調もありました。

「今年の夏に若手の棋士に連続してタイトルを奪われるなど、羽生も終わったね、藤井君のような人が将棋界を背負って立つんだと言う人もいました。天才は凡人の予想をはるかに超越していますね」(Dさん)

つボイは「僕ら将棋するのも下手やけど、予測するのも下手や」と反省。

「今年、将棋界は藤井聡太で始まり、羽生さんの永世七冠で終わる、将棋界史上まれにみる素晴らしい年でしたね」(Eさん)

そういえば「ひふみん」(加藤一二三さん)も話題になりましたね。

「幸せ一定量の法則」発動か?


「羽生さんは永世七冠となりました。フィギュアスケートの羽生君は今回グランプリファイナルに出られません。これは『幸せ一定量の法則』ではないですか」(Fさん)

「幸せ一定量の法則」とはつボイノリオが以前から提唱している法則。
これは「幸せの量は一定で決まっているため、誰かが活躍すると他の誰かの幸せが持っていかれる」というものです。

つボイ「ひとりの羽生が栄光をつかむと、もう一方の羽生が不調になる。『羽生、幸せ一定量の法則』ですね」
小高「ないです!」

つボイはコーナー最後、「うれしいニュースはホントにいいですね。来年もこういうニュースばかりになって欲しいですね」と心からコメントしました。

積み将棋で対決!?


コーナー放送後のリアクションです。

「羽生さんはチェスも日本代表に選ばれるほどの実力です。世界大会にも出場しています。羽生さんこそ本当の二刀流です。つボイさんの『幸せ一定量の法則』はここでは成立してないですね」(Gさん)

つボイ「いや違います。チェスも将棋も含めて、あとは積み将棋は下手やと思います」
小高「上手だと思いますよ。あれだけ将棋の駒を触っていたら」
つボイ「『つボイVS羽生の積み将棋対戦』はどうですか?」
小高「いらん。将棋に専念して欲しい」

戯言はさておき、羽生さんへの祝福にわいたこの日の『聞けば聞くほど』でした。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2017年12月06日09時11分~抜粋

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