11月1日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』のコーナー「トーマスの箱」では、ある話題にちなんだ曲が流れてスタートしますが、今回かかった曲は氷川きよしさんの『ハロウィン音頭』。
「西洋のお祭りハロウィンと日本独自の音頭は合うのか?ハロウィンで盆踊りが渋谷のスクランブル交差点で踊られるようなことはあるのか?」という疑問が沸きますが、放送前日はハロウィンだったということで、この曲が選ばれました。
音頭になるほど数年前からすっかり日本で定着したハロウィン、番組にはさまざまなおたよりが届きました。
日本式ハロウィンはここまで変わってきた!
オバケからかけ離れていく仮装
「我が家ではハロウィンを感じるようなイベントは特になく、ひっそりと過ごしました。息子の通う幼稚園では、10月30日に園全体で仮装を楽しんだようで、黒装束の忍者に変装して出かけたと聞きました」(Aさん)
今や日本では単なる仮装パーティーとして広まっているため、「本来は悪霊とか忌まわしいものでしょ。忍者はオバケと違うし。ゾンビ忍者(なら良いけど)」と力説するつボイ。
さらに続きがあり、「私が唯一仮装を目撃したのは10月31日早朝、名古屋の桜通を栄から高岳方面に向かって自転車を押して歩いていた、ミニスカポリスです。『ありがとうございます』、もとい『お疲れ様です』と声を掛けそうになりました」
前日に騒いだ宴の後で、寂しさをより感じそうですね。
タレントよりも目立った仮装
「一昨日と昨日、夜は栄に沖田艦長の仮装で行きました。ガイコツのヘルメットをかぶった人や全身ガイコツがプリントされた服を着た人、さらには女性用のスクール水着を着た男性もいました。ビックリするのは普段着で顔にケガのメイクをした人を暗がりで見た時で、後ずさりしてしまいます」(Bさん)
メイクがリアルであればあるほど、驚いてしまいますね。
つボイは「毎回言ってますが、悪霊とか顔がこうなっていたり(ただれている状態)するのに一番近いのは、キャプテンハーロックです。ちょっと傷が付いているので、あれが良い」と言い、小高直子アナも「パイレーツ系はハロウィンではアリかもしれないですね」と同意しました。
ちなみにこの方はその日、『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)のイベント「マコ酒RUN」を『宇宙戦艦ヤマト』沖田艦長の格好で参加され、北野が「俺よりもその仮装の写真を撮る人の方が多かった。俺の立場は……」とボヤくほど目立っていました。
仮装の意味が薄い!新型ハロウィン
「娘が教えてくれたのですが、『地味ハロウィン』というのが面白いので、検索してみてください。駅前でアンケートを取る人、飛行機誘導員、会社で徹夜したプログラマーなど、『これ、ハロウィンなの?』と思えて面白かったです」(Cさん)
「銀行のイベントで、七夕の日に浴衣を着て銀行員が仕事をする」ようなものとは違って、わざと地味な格好をするそうで、仮装かどうか判別するのが特徴なのですが、果たして仮装をする意味があるのでしょうか……。
クリスマスなど、日本では形を変えて定着していく外国のイベントが多いですが、日本のハロウィンは今後も意外な形に変わっていきそうですね。
(岡本)
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