先月27日、英国ウェールズのラグビーチーム「オスプレイズ」のスコット・ボールドウィン選手が南アフリカの動物園でライオンの頭を撫でようとして手を噛まれました。
このニュースに対して、10/3の『つボイノリオの聞けば聞くほど』に寄せられたおたよりを、つボイノリオと小高直子アナが紹介します。
英ラグビー選手がライオンに襲われる。日本人が思い出すのは…
猫だってライオン並みに怖い
「猫でも、興奮して凶暴になったやつは、ちょっと近寄れませんよ。家に入れず、怯えていた飼い猫をバスタオルで包んで助けたけど、マックスに攻撃してきて、腕に深い引っかき傷や、噛みつき傷をつけられました。普通に遊んでいても、噛まれるとメチャメチャ痛いです。猫でもライオン並みですよ」(Aさん)
このおたよりから、京都に住んでいた頃を思い出すつボイノリオ。
行きつけのバイク屋さんで、野良猫が店の奥に入り込んで出てこなくなり、店員たちが、追い出しにかかってたそうです。
「片隅に追いやられた、野良猫はオゥエア~とか言って、口を開けた姿がメチャメチャ怖いなと思いました。化け猫みたいな、ああいう感じ。口の中が真っ赤でね。ウワアアアアとか言いながら。怖いなあと思いましたよ」
小高直子も「セキセイインコでも怖いですからね。突かれたら痛いよ」と、動物の恐ろしさを語ります。
ライオンの恐ろしさについて、こんなおたよりも寄せられました。
「ライオンを舐めたらいかんですよ。逆にライオンに舐められたら、ザラザラのベロで人間の表皮なんか簡単にめくれるそうです」(Bさん)
ライオンといえば松島トモ子
「ところでライオンに噛まれたという話で言えば、やっぱり松島トモ子さんを思い出してしまいます。あの人の場合、それだけでは物足らずにヒョウにも噛まれてましたね」(Cさん)
このおたよりにあるように、31年前の1986年(昭和61年)衝撃的なニュースが日本中を駆け抜けました。
歌手で女優の松島トモ子さんは、当時ドキュメンタリー番組の撮影で、ケニアでライオンと暮らすジョージ・アダムスンさんを訪ねました。
ライオン保護区で車から降りると、ジョージさんの元へ7頭のライオンが集まってきました。
松島さんがこどものライオンを見つめていると、その後ろにいたライオンが襲いかかって来ました。気絶した松島さんは頭を噛まれたまま10メートルほど引きずられました。
パックリ割れた頭からは大量出血。しかし近くに病院はなく、翌日、飛行機で病院へ。雑菌の侵入を懸念した医師は縫合せず10日の入院を指示しました。
ライオンの後にはヒョウまで…
ところが松島さんは治療はほどほどに、ジョージさんの元へ戻り撮影を再開しました。その後4メートル50センチのフェンスで囲まれた安全地帯で夕食をとっていました。片隅の暗闇に、フェンスを乗り越えたヒョウがうずくまっていたそうです。
目を合わせてしまった松島さんは、ヒョウに飛びかかられ首に噛みつかれます。血を吹き出しながらエサのように引きずられ、自分の首の骨がガリガリ音を立てるのを聞いた時には、さすがに自分は死んだと思ったそうです。
またも、翌日になってから病院へ運ばれた松島さんが受けた診断は第四頸椎粉砕骨折。そして、またもや懲りずにジョージさんの元へ戻り撮影完了。
実は当時、ライオンに噛まれた話しかされず、ヒョウの話をするようになるのは27年も経ってから。
その理由は「あまりに恐ろしすぎて自分の中でタブーだったから」とのことでした。
つボイノリオ、松島トモ子に出会う
「僕らの年代にとって、松島トモ子って子役からの大アイドル。永さんの番組に出演した時に、松島トモ子さんもいらっしゃって、初めて会えた。よかったー、永さんのお陰やなと思いました」
しみじみと語るつボイ。相当可愛かったようです。
「永さんの友だちはいろいろおられます。黒柳徹子さん、あの人はパンダが大好き。ということでパンダの話題。ライオンからパンダへいきますよ」
身長と体重が69
「新聞に、上野動物園のジャイアントパンダのシャンシャンがハイハイする写真と記事が載ってました。その記事の中に、大変、大事なことが書いてありました。シャンシャンの体重が10日前より900グラム増えて、体重がなんと!栄光の69キロになったんです。体調は68センチで栄光の69センチに1センチ足りず、上野動物園のパンダ担当職員は残念がっておりました」(Dさん)
この番組ではなぜか珍重される数字69ですが「残念がるのはリスナーだけ」と突っ込むつボイです。
つボイ、視覚と言葉がちぐはぐに…
「何より体重が6.9キロになりました」とEさんのおたよりを読み始めたつボイ。ここで小高が何かに気付いたようです。
小高「6.9キロ?さっき69キロって言ったよ。どっちですか?」
つボイ「6.9キロやと思います。ひょっとしたら読み間違えたと思います」
また別のおたよりでは「身体測定の結果が、体重が6.9キロ。体調が68センチ」とあり、つボイも読み間違いを認めます。が…。
つボイ「この頃、見た目と言葉で発するのとが全然違うんですよ。その証拠に…小高さん綺麗ですね」
小高「それ、そのまんまですからね。間違ってませんので。自分の失敗を私に擦り付けるのやめてください」
言われてみれば、その通り
身長と体重が69で揃う。こんな願いを持ってるのは、この中京エリアのごく一部だけでしょうね。
「シャンシャンがハイハイということですがね、あいつら、ずーっと(オトナになっても)ハイハイしてるじゃないですか」(Gさん)
核心を突いた意見に、思わず大笑いしてしまうふたりでした。
(尾関)
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