つボイノリオの聞けば聞くほど

世界陸上 メダル獲得で何より。

今週の『つボイノリオの聞けば聞くほど』は、メインパーソナリティのつボイノリオが夏休みのため、塩見啓一アナウンサーが代わりに登場しました。

番組はいつもと違い不安定な「みなさ~ん」からスタートしましたが、リスナーの関心が高かったのは、やっぱり世界陸上の話題。
ベテランスポーツアナの塩見啓一にとっては、まさに面目躍如…でしょうか。

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世界陸上では、初のメダル


「やりましたよ!ロンドンで開催中の陸上の世界選手権男子、400mリレー(4×100mリレー)。多田、飯塚、桐生、藤光の4選手で臨んだ日本が、38秒04で世界選手権では初のメダルを獲得しました」(Aさん)

「オリンピックでメダル獲ってますから、世界選手権でも獲ってるんじゃないかと思ったんですけど、獲ってなかったんですね」と塩見。

オリンピックでは、2008年に北京で、塚原、末續、高平、朝原の4人が銀メダル。去年(2016年)のリオデジャネイロでも山県、飯塚、桐生、ケンブリッジと繋いで銀メダルを獲得しています。
世界陸上においては、初のメダル獲得です。

関西学院大の陸上部は地味なのか?


「多田選手は、小高さんがコーチをしていた関西学院大出身で、小高さんが仕込んだおかげだと思います。多田選手、小高コーチ、おめでとう」(Bさん)

なぜかコーチ扱いされた小高直子アナウンサー。

塩見「小高さんは相撲は教えますけれども、陸上は教えません」
小高「陸上も相撲も教えません」

そんな関西学院大出身の小高、「ビックリしました。ぶっちゃけ陸上部なんてあったっけ?ぐらいの認識。どうしてそんな選手が、いきなり現れた?」と語ります。

人種問題を考える


「サニブラウン君、ケンブリッジ飛鳥君など、どこから見ても日本人らしくない日本人が活躍してますが、アメリカ、西ヨーロッパの国々、南アフリカなどでは当たり前のことで、いろいろな人種がいます。例えば、中国や韓国、ロシア、アフリカの国だとそういうことはない気がします。国際結婚をして国籍を置くのは良い国の方だということですよね」(Cさん)

このおたよりに対して小高が発言します。

「ぜひうちに来てって、外国の選手を呼び寄せて、日本の選手にしたわけではなくて、サニブラウン選手もブリッジ飛鳥選手も、日本で育ってるわけですよ」と小高。
過去には逆のパターンで、猫ひろしさんが話題になりました。

サニブラウン選手はお父さんがガーナ人で、お母さんが日本人。ケンブリッジ飛鳥選手は、お父さんがジャマイカ人で、お母さんが日本人です。

小高「あんだけ日本語を駆使できるのに、見た目で日本人ぽくない、なんて言われたら、うちの息子の方が日本語下手くそですよ」
塩見「それは、お子さんの教育を考え直した方がいいかもしれません」

やっぱりボルトを惜しむ声も


「ボルト、ラストランは残念でしたね。まさか、こんな結果(棄権)になるとは誰も思ってなかったでしょうし、そのおかげで日本が銅メダルだったので、複雑な心境です」(Dさん)

この大会での引退を表明していたウサイン・ボルト。
そのラストランは、左太もも裏を痛めたことにより、まさかの途中棄権で終わりました。

ボルトのあのポーズ「ライトニング・ボルト」が見られなかったのは残念でした。

塩見アナの娘は「3位になったと喜んでるけれどもー、あれはジャマイカがー、棄権したからであってー、そんなことで喜んでる方がおかしいと思う」と力説していたそうです。

競歩では銀、銅を獲得


一方、男子50km競歩では、リオデジャネイロ五輪で銅メダルの荒井選手が今大会でも銀メダル。小林選手が銅メダルを獲得しました。

競歩のルールは「どちらかの足が地面についてなければならない」と「接地した脚は、地面と垂直になるまで、膝を伸ばさなければならない」です。

そのルール違反に対して2段階の措置があります。
「ルール違反の恐れがある場合」に出される注意。これは何度、受けても大丈夫。
次に「明らかにルール違反」の時に出る警告。これを3回受けると資格になります。

「競歩は、違反になるんじゃないかという不安が常にあって、観てると疲れますよね」(Eさん)

確かにルールを頭に入れてしまうと、気になって仕方ない競技です。
ちなみに、競歩は「最も過酷な陸上競技」とも言われ、見た目以上に膝への負担があるそうです。

ともあれ、ようやく日本もメダル獲得。めでたいことでございます。
(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2017年08月14日09時15分~抜粋

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