8月2日の番組では、「大村愛知県知事が、中部国際空港セントレアにカジノの整備を検討すると表明した」というニュースを紹介しました。
国際会議や見本市を愛知県に誘致するため、カジノを始めとするIR(統合型リゾート)を整備する計画が持ち上がっていて、すでに2019年に国際展示場が完成することが予定されています。
愛知にカジノができるという話題に対して、番組には賛否両論、様々な意見が寄せられました。
愛知の空港にカジノ誘致予定、つボイノリオが必勝法を伝授!?
空港にカジノ客が殺到?
IR構想はすでに大阪や神奈川など5か所が名乗りを上げていますが、愛知の特徴としては、空港島に作ることで住民へ影響はなく、警備しやすいという点を挙げています。
「カジノを誘致するには空港島は狭いのでは?」(Aさん)
「今でもLCC向けターミナルの新設工事をしていて、駐車場が不足していると言われているのに、さらに場所が足りなくなるのではないか」(Bさん)
空港島自体はそんなに広くなさそうですし、そもそも空港島へ行く交通手段は限られるため、カジノ客が殺到すると空港の利用客だけでなく、日常で道路や電車を利用する客にも影響があるかもしれません。
パーソナリティのつボイノリオは「今でも通勤通学で空港に行く電車が混んでいる」と指摘しました。
カジノは夜のイメージがありますが、24時間営業するのであれば、朝にセントレアに到着してから、ずーっとカジノをする人も出てくるかもしれませんね。
ギャンブル依存症の問題は?
カジノ誘致で最も問題となるのは、ギャンブル依存症です。
「カジノを利用時にマイナンバーカードを使って、前年度の年収のうち何割までの金額までしか使えないなどの制約を設けたら良いのではないか」(Cさん)
「ギャンブル依存症の問題はないか?パチンコは議論にならないが、カジノの時だけ議論になるのはなぜ?」(Dさん)
競馬・競輪などの公営ギャンブルや、パチンコは今まですでに存在しているものであり、実は日本人にギャンブル依存症は多いと言われています。
特別にカジノだけが依存症になりやすいわけではないのに、カジノだけが依存症の問題を取り上げられるというのも妙な話です。
つボイは、「今の時点でギャンブル依存症の対策をあまりしていないのに、新たにカジノが加わるという点で反対が多い。それだと、順番の問題だけではないのか?」と問題を提起します。
小高直子アナは、「ギャンブル依存症などへの対策など環境を整えてくれる前提で、大人の遊びとして楽しかったと済ませられるような賭け方であれば、良いと思う」と意見を述べました。
カジノで必ず勝つ方法!?
さらにつボイは、かつてカジノで大負けしましたが、「カジノに負けて人生に勝った」と豪語しました。
「カジノでは飲み物無料というルールさえあれば勝てる」のだそうで、持ち金はすっからかんになりましたが、コーラなどを飲みまくり、水だけは部屋に持って帰れたので「元を取った」と言い張っています。
最後には「カジノは胴元が必ず儲かるものであり、利用者に対して愛がないのに、IR(愛あーる)とはこれいかに」(Dさん)と、キレイにまとめる投稿が。
カジノの功罪は別として、初めて行うことに対しては、やはり抵抗は強いものかもしれませんね。
(岡本)
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