時事問題に対するリスナーのオピニオンを集約し、名古屋を代表するパーソナリティ、つボイノリオがアナライズしていく『つボイノリオの聞けば聞くほど』。
5/25にも数多くのおたよりが届きました。
つボイノリオでも語れない、史上最大の謎・バナナ事件
ご冥福をお祈りします。
「与謝野馨さんが亡くなりました。78歳です。第一次安倍晋三政権で官房長官、麻生太郎政権で財務大臣を務めました」(Aさん)。
与謝野さんは、現政権が掲げるアベノミクスには批判的なご意見を持っていたそうです。
「耳元で答弁を教わる大臣は珍しくないが、その必要が一切ない本物の大臣の死は残念です」(Bさん)
「(めまぐるしく所属を変えたことを)非難する向きもありますが、私は与謝野氏自身の政策実現に対する執念ではなかったかと思います」(Cさん)
「今まで病と闘いながら、国のため全力を尽くしていただき本当にありがとうございました」(Dさん)
多趣味で祖母は与謝野晶子!
この与謝野さんに対し「与謝野鉄幹、晶子のお孫さんですね!」と改めて驚いた方も多かったようです。
「私が高校生のとき放送されたTVドラマ『ドッキリ花嫁』が思い出されます。与謝野晶子さんの次男に嫁いだ道子さんの手記が原作で、長男馨さんの誕生の場面もありました」(Eさん)
「学生時代、与謝野晶子の『君死にたまふことなかれ』を何度読んだかわかりません。あれは姉が弟に語る形ですが、母親なら同じ気持ちになると思います」(Fさん)
「与謝野氏は趣味が多彩で、囲碁はアマ七段、カメラも玄人はだし、パソコンの自作という意外な趣味もあり、ニコニコ動画のイベントでその腕前を披露したときもありました」(Gさん)
与謝野さんの多趣味ぶりについて、つボイノリオが解説を加えます。
「カメラは本当に上手で、選挙ポスターは篠山さんクラスに撮ってもらうことが多いですが、与謝野さんに撮ってもらった写真で選挙ポスターを作った人もかなりいるそう。パソコンはハードもソフトにも詳しかった」
与謝野馨さんの人間的な一面が見えた気がしました。
与謝野鉄幹・晶子のバナナ事件??
「与謝野氏のおばあ様に与謝野晶子さんという方がいらっしゃって、学校では代表作『みだれ髪』『君死にたまふことなかれ』を習いましたが、長じてからは、与謝野鉄幹・晶子のバナナ事件の方が興味があります」(Hさん)
「バナナ事件って何ですか?」と、すかさず小高直子が尋ねます。
「これは学校では出てこない話でして、私も改めて放送でしゃべらないかんなと、朝ものすごい時間をかけて調べました。あと各自で」とお茶を濁そうとするつボイ。
もちろん小高も「えっウソ!しゃべらないの?!」と逃がしません。
「夫婦間のことでいろんなことがある。わしゃ、バナナをこうして、こうして、こうしました。それを聞いていた小倉清三郎という有名な性研究家が『そんなことは誰でもやっとる』と言った、ということらしい」
「わかるような、わからんような」と、もやもやする小高ですが、この話題はいったん終了します。
あっちもこっちも説明不足
しかし与謝野鉄幹・晶子のバナナ事件、このままでは終わりません。
この日は国会の答弁についての不満、中島みゆきの「糸」、忘れ傘への対策などの話題について、真剣にリスナーと語り合ったつボイと小高。そこへこんなおたよりが届きました。
「最近つボイさんの話が途中で途切れることが多いように思います。今日も何ですか、与謝野鉄幹とバナナの話。こんなこと公共の電波で話されたら聞いている私たちも早速調べました。え、え、結果ですか?言えるわけないじゃないですか!」(Iさん)
つボイは反論します。
「こういうことも比喩と象徴なんです。説明が不十分であったら、どんなに国民がイライラするかという。昨今の菅官房長官の説明の仕方やら、国会でのあり方、こういったものと、与謝野鉄幹バナナ事件と合わせて、皆さん方に訴えたかったことです!」
「合わせるの?」とあきれる小高。
『北野誠のズバリ』なら詳細に説明してくれるのではないかとか、花電車とは違うとか、話が行ったり来たり。そこへ、またおたより。
「いちラジオパーソナリティと政治家の説明不足を一緒にしないでください。つボイさんの説明不足は笑い話で済みますが、政府や政治家の説明不足は国民の不利益や政治不信に直結します!」(Jさん)
はい、大変申し訳ございません。本人になり代わり深くお詫び申し上げます。
(みず)
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