音楽を起点にニュースや情報をお届けする「トーマスの箱」、5/19はヘビメタの音楽で始まりました。
心がザワザワするような激しいビート、不気味に響く低音の声。ギターソロがとてつもなくかっこいいこの楽曲は、一体誰のなんという曲なのでしょうか。
リクエストのおたよりで明らかとなります。
最初から「世界」の山ちゃん
「ヘビメタルバンドの『メガデス』のボーカル・ギターのデイブ・ムステインが『世界の山ちゃん』を訪れて『死ぬほどウマイ!』と名物の手羽先を絶賛しているとのことです」(Aさん)
「世界の山ちゃんって」と、激しいヘビメタと聞きなれた庶民的な言葉とのギャップに思わず苦笑するつボイノリオ。
「『世界の』だからいいじゃない」と擁護する小高アナの発言も「1軒しかない時から『世界の』山ちゃんだった」と茶化します。
ご存じない方に説明すると、「世界の山ちゃん」は、名古屋発祥として知られる手羽先のから揚げをメインに提供する飲食チェーン店です。
CBC本社のある名古屋市中区新栄は、山ちゃん創業の地でもあります。
名古屋中の人が自慢せなあかん!
Aさんのおたよりは続きます。
「デイブさんはTwitterで『皿に描かれているこの男が創業者だ。俺はこのビジネスをアメリカに持って帰りたい!』とも絶賛。
世界の山ちゃんの名物料理『幻の手羽先』と共に、創業者の山本重雄さんをモデルにしたキャラクター『鳥男』が描かれた小皿も紹介しています」
「私が食べに行った時もこの皿でしたよ」となぜか自信満々の小高アナ。
つボイは「アンタ、何の自慢?満願全席の今なかなか予約取れへんところやったら(わかるけど)、アンタの自慢やったら名古屋中の人が自慢せなあかん!」と突っ込みます。
それほど名古屋ではあの「鳥男」キャラが浸透しています。
名古屋メシは名古屋で
「一応デイブのツイッターには『いいね!』しておきましたが、メガデスの名古屋公演はありませんね。しかし、デイブが世界の山ちゃんの手羽先を絶賛するとは!
名古屋メシと言われるものは名古屋に来ないと食べられない方が価値的にはいいと思うのです。デイブは『風来坊』の手羽先は食べたことがあるんでしょうか。ぜひ名古屋に来て他の名古屋メシにもチャレンジしてほしい、ついでですから名古屋公演も行ってもらいたい」
Aさんはこのような思いから、冒頭のメガデスの楽曲「Wake Up Dead」をリクエストしたそうです。
今回メガデスの名古屋公演がないということは、東京にある「世界の山ちゃん」を訪れたのであろうと推測する小高アナ。
「デイブさんは、この手羽先が名古屋メシであることを知らないかもしれない」と危惧します。
「みなさん!是非とも教えていただいて!」と必死の呼びかけです。
ちなみにAさんのおたよりにあった『風来坊』は、この手羽先のから揚げを開発した元祖とも言うべきチェーン店で、人気を『世界の山ちゃん』と二分しています。
機会があれば、デイブにも食べ比べてもらって大いに悩んでいただきたいものです。
名古屋メシ、海外セレブも御用達?
名古屋メシは竹を割ったような味の濃さを持つ者が多く、好きな人と嫌いな人が極端に分かれるという話がよく出ます。
「名古屋メシって海外の芸能人で好きな人が結構いますよ。ひつまぶしも外国のアーティストさんが大好きになって、オフの時にひつまぶしを食べるためだけに名古屋に来るとか」と小高アナ。
つボイは「ひつまぶしもいいですが、デイブの名前を『テン』とした方がいいと思いますね。その方がもっと名古屋メシということになると思いますよ!」と提案します。
デイブ・ムステイン、テン・ムステイン、テンムス・テイン、天ムステイン…天むすテイン!

おあとがよろしいようで。
(minto)
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