5/17の「新生活フロッピー」では「セピアファイル」と題し、『つボイノリオの聞けば聞くほど』に寄せられて10年以上経ったおたよりを紹介します。
まずつボイノリオが紹介したのは、13年前の2004年4月26日に届いたメッセージです。
岐阜県七宗町のお菓子 「みずのみ」を探して13年?
なつかしいお菓子『みずのみ』
「どなたかご存知であれば教えてください。『みずのみ』というお菓子を探しています。
先日私のおじ76歳が他界して、その葬儀の後、その兄弟の間で、そういえば『みずのみ』って今あるかな、久しぶりに食べてみたいなという話が出ました。おじさんたちの幼い頃、もう60年も70年も前の話です。形はたんきり飴のような形。お菓子問屋を回りましたがわかりませんでした」(Aさん)
実は、当時つボイはこのことを調査しており、その資料が残っていました。
資料によれば、岐阜県加茂郡七宗町の有限会社 七宗町ふるさと開発が『七宗町ふるさとセット』という詰め合わせを作っていました。
その中には、七宗こんにゃく・地鶏卵・しいたけ・お茶せんべい・げんこつなどのお菓子の中に、その「みずのみ」が入っていたのです。
しかし、いま調べてみても「みずのみ」がどんなお菓子なのか、わからなかったそうです。
小高直子は「2004年販売なら、今でも存在しているか、知ってるという人がいるかもしれませんね」と推測します。
もし「みずのみ」の情報をご存知の方は『聞けば聞くほど』までお知らせ下さい。
遠足に麩菓子60本
次につボイが紹介したのは、2004年5月20日に届いた、遠足のおやつの話題。
「僕の友人に、1本5円の麩菓子を300円分、つまり60本買ってきたやつがいます。10本入りでリュックがいっぱいになります。残りの5袋を紙袋にいれて両手に下げて歩いていました。麩菓子だけに軽そうでした」(Bさん)
小高は「全部食べたのかな」と気になります。
つボイは「わたしだったら等価値交換はせえへん」と変なところで経済観念を発揮します。
遠足に値付のシール改ざん技
つボイの経済感覚は次のおたよりにも発揮されます。こちらも2004年5月20日に届いた遠足のおやつの話題。
「商売柄、家にあった、名札シール付け機を使って100円以上するお菓子を30円に改ざんして多めに持っていきました」(Cさん)。
つボイは「うらやましい話や!」
「うちなんか300円と決まっている中で、チョコは溶けるとか、ガムは長く口に残るからいろいろ食べられないとか、工夫しているうちに、遠足先であれこれ課題が出て、お菓子なんてほとんど手つかずで帰ってきてかわいそうですよ」(Dさん)。
「家に帰ってから食べられるよ」と現実的な小高。
遠足のお菓子の話は、それぞれに思い出があって、盛り上がりますね。
2017年もやっぱり同じようにみんな工夫しているのでしょうか。それともそれほど特別なものではなくなったのでしょうか。
以上、2004年のお菓子にまつわる話題でした。
(みず)
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