つボイノリオの聞けば聞くほど

1勝9敗でも資産は1兆8,200億円!ユニクロ柳井正氏の名言

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さまざまな社長の名言・格言を取り上げる「歴史の知恵袋」。
今日の名言は「今まで僕はずっと失敗してきた。勝ち負けで言えば1勝9敗ぐらい」

人間は完ぺきではない。だから失敗はつきものであり、大切なのは失敗から何をつかめるかという意味ですね。
これは、ユニクロやGUで有名なファーストリテイリングの会長、柳井正さんの言葉です。

いきなり「柳井さんは私が育てた」と豪語するつボイですが、なんてことはない、ユニクロの衣服をよく買っているということなのですが、今日の衣服はつボイだけでなく小高アナも共に3点ユニクロの製品を着ているほどで、言わば国民全員が育てているといっても過言ではありませんね。

世界の長者番付で60位


公に発表されている個人保有資産額が164億ドル、なんと1兆8,200億円であり「端数の200億円だけでもちょうだい!」と言うつボイ。
世界の長者番付では60位、日本では2位とのことですが「200億円をもらうと、柳井さんの順位が69位になるかと思って」と続けます。

会社の規模拡大と共に、今や世界経済のレベルでも発言の影響が大きくなっています。
先日、アメリカのトランプ大統領が外国の企業に対して個別に「アメリカ国内で生産しろ!」と発言していることが問題となりましたが、柳井さんはこの発言に猛反発。
「直接大統領から言われたら、アメリカ市場から撤退する」との強気な発言でも話題になりました。

ユニクロはアメリカ国内に50店舗展開しており、今後も年20~30店の出店計画があるため、どのように動くかが注目されています。

父の会社を立て直しユニクロで発展


柳井さんは、つボイと同じ1949年生まれで山口県宇部市出身、実家は紳士服の販売と土建業を営んでおり、小さい頃から商売に慣れ親しんでいました。
早稲田大学政治経済学部を卒業後、父親の勧めでジャスコに入社。

ちなみにつボイノリオは愛知大学法経学部を卒業後、父親の勧めで名鉄に就職できませんでした…

ジャスコを9ヶ月で退社し、父の会社を手伝った後、服の製造から販売までを一貫して行う形態として、ユニクロを開店しました。その後の快進撃は、皆さんもご存知の通りです。
2017年2月末現在で、国内に832店舗、海外に1,029店舗の計1,861店舗を展開するまでに至りました。

初めて経営した会社での失敗


順風満帆のように見えますが、ジャスコを辞めて父の会社を継いだ時は、大変苦労したそうです。
父の会社を継いだ時、紳士服が売れなかった状態でしたが、それを従業員に厳しく言ったところ、従業員がほとんど辞めてしまい、すべての作業を1人でやらなければならなくなってしまいました。

そこで人が居ないといって諦めることなく、自分でいろんな役割を経験してみて、初めて分かったことがあり、後に経営の勉強になったと語ります。

失敗を失敗としてとらえず、次に生かすための経験として利用したところに、柳井さんが大きい1勝を獲る秘訣があったのかもしれませんね。
(岡本)
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2017年05月01日10時32分~抜粋

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