4/12に届いたAさんからのこんなメールが紹介されました。
「朝PON水曜アシスタントでマラソン初心者の小倉理恵さんが、マラソンすると胸が旋回すると話してました。胸が旋回?どういう状態?ひとつ思い出したのは子供の頃見た漫画の『ゲームセンターあらし』で、垂れ乳のお母さんが、乳を振り回してゲームをするという凄いキャラがいて、その乳を振り回してる姿が出てきました」
おっぱいにデリカシーのない赤ちゃん。男性がとるべき態度とは?
旋回するオッパイを想像してみる
パーソナリティのつボイノリオも読んだという『ゲームセンターあらし』は、1979年から1983年まで小学館の『コロコロコミック』に連載されていた漫画です。主人公あらしが様々な秘技を使い、対戦者とゲーム対決をするという内容。
あらしの母はインベーダーウーマンとして登場し、秘技は「ノーブラボイン打ち」です。
朝PONの小倉さんの胸はノーブラボイン打ち状態だったのでしょうか。
ちなみにつボイは当時、京都で深夜放送をしており「あらしに似ている」と言われていたそうです。また原作者のすがやみつるさんとも旧知の間柄です。
少女が思い描く授乳の図とは?
つボイは、この件にちなんでBさんからのメールを紹介します。
「高校生だった16歳の時から『聞けば』を聞き続けていた私も、もう28となり、現在は7カ月の娘を育てる母です。ありがたいことに母乳が出る体質だったので、離乳食開始まで、左右二つのオッパイで、娘を育ててきました。ところで子どもを産むまで、私には母乳育児に対してこんなイメージがありました」
少女が抱く、母乳の育児とはどういうイメージだったのでしょうか。Bさんのおたよりは続きます。
「母乳とは、赤ちゃんがオッパイをパクっとくわえたら出るものであり、一生懸命お乳を飲む赤ちゃんを優しく微笑みながら、見守る。それがいわゆる授乳の図だと思っていました」
絵画でもよくあるように、それが母性愛の典型的な姿でしょう、と、つボイも小高も頷きます。
理想の親子像への憧れでしょうか。ニッコリ微笑みながら、よく飲んでるな、早く大きくなってね、と想像しますよね。
乳首をそんなに噛まないで
Bさんのメールはまだまだ続きます。
「ところが、実際のところそんなイメージとはかけ離れた母乳育児でした。まず、産まれたての赤ちゃんは、そんなうまいこと乳首をくわえてくれず、小さい口で必死に食らいつこうとするので、まあ乳首の痛いこと、痛いこと。さらにうまく飲めない。そしてお腹が空くこともありギャーギャー泣くし。こっちは痛い痛い痛い。泣くわ、痛いわ。泣くわ痛いわ」
さっきのイメージにあった「ニッコリ笑って、早く大きくなってね」とは大違いです。
小高曰く、授乳は格闘技
さらにBさんのメールは過酷な現実を描き出します。
「新生児を落っことさないように、がっちりホールドして、自分のオッパイをむんずと掴んで、乳首を赤ちゃんの口にぐーっと持っていくのに必死でした。そして出産から3日ほど経った日のことでありました。娘の顔を見たら、なんと襟もとに真っ赤な血がついているではありませんか。ふと自分の乳首を見おろしてみると、まあ見事に乳首が切れて血があふれ出ていました。連日3時間おきの授乳に耐えた乳首は擦り切れて傷ができてしまっていたのです。それからも授乳の度に、文字通り涙を流しながら乳首を吸わせておりました」
小高曰く「授乳は格闘」だそうです。
デリカシーを持ちオッパイに接すべし
Bさんの苦痛はまだまだ終わりません。
「その後も、母乳の分泌過多で乳腺炎になり、熱が39度まで上がってふらふらになったり、温泉に行ってお風呂から上がり着替えをしていたら、血行が良くなって母乳が垂れ流し状態になっていたり」
白糸の滝とでもいいましょうか。男には分からない苦労です。
「ホントにオッパイに関してはいろいろありました。が、なんとかここまで育ってくれた娘に感謝であります。男性リスナーの方もくれぐれも奥さん(もしくは彼女)のオッパイは大切にしてくださいね」
男性に対するメッセージでBさんのメールは締められていました。
読み終わった後は神妙な面持ちで「大切にさせていただきます。大切にする機会をいただきましょう」と声を大にして言うつボイでした。
さらにつボイは「赤ちゃんは本当にデリカシーがないくわえ方をしますので、オッパイに対しては、旦那さんの方がデリカシーを持って接してあげてください」と男性リスナーにアドバイスを送りました。
(尾関)
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