つボイノリオの聞けば聞くほど

21日からの「お伊勢さん菓子博2017」につボイノリオ、名アン浮かぶ

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4年に一度開かれるお菓子の祭典「お伊勢さん菓子博2017」が、4月21日(金)から5月14日(日)まで、三重県伊勢市で開催されます。
全国から2,500点ものお菓子が集まり、60万人の入場者数が見込まれているほどのビッグイベントで、このRadiChubuでも4月17日の記事「らじお日本和菓子ばなし」で取りあげました。

正式には「全国菓子大博覧会」という名称で、今風のイベントのように見えるのですが、第1回はなんと1911年(明治44年)という、大変歴史のあるものなのです。
開催地は各県持ち回りとなっており、三重県では今回初めての開催となります。

昔から福島のお菓子と言えば「薄皮饅頭」


つボイノリオは、実は2008年に姫路で開催された菓子博に行くほどのお菓子好きで、今回も楽しみにしていますが、この博覧会の情報を教えてくれたのは加藤由香アナであり、今回は紹介のため番組に登場しました。

菓子博では毎日各県が担当するイベントステージ「いせ舞台」が開催されますが、初日の4月21日は福島県が担当です。
加藤アナは福島出身なので、特に今回菓子博を紹介したかったというわけです。

福島のお菓子と言えば今一番有名なのが「ままどおる」という、ミルク味のあんを包み込んだ焼き菓子だそうですが、昔からある和菓子で有名なのは、柏屋さんで作られている「薄皮饅頭」です。
この薄皮饅頭、実は日本三大饅頭の一つなのです。(ちなみに残り二つは、東京「志ほせ饅頭」と岡山「大手まんぢゅう」)

加藤アナは小さい頃からなじみがあったにも関わらず、最近三大饅頭に含まれていることを知ったのですが、一方で先輩の久野誠アナは前から知っていたそうです。
CBCのアナウンサーは、お菓子好きが多いのでしょうか。
つボイも「アナウンサーの部署にあるお菓子は、すぐなくなる」と漏らします。

また、加藤アナの祖父のいとこは柏屋の有名な職人だったそうで、実は薄皮饅頭と深い関係があったのです。

超巨大まんじゅうで気になること


福島と言えば東日本大震災によりお菓子屋さんも大打撃を受け、店が流されたり県外へ移転したりしました。
6年経って再び県内にお菓子屋さんが戻ってきている中、菓子博をきっかけにあらためて福島のお菓子をPRしたいと意気込んでいます。

いせ舞台での福島県のイベントは、お菓子をイメージしたファッションショー(薄皮で作った服を着ている訳ではありません)が行われたり、日本一巨大な饅頭による鏡開きならぬ「饅頭開き」が開かれます。巨大な饅頭はカットされて、お福分けとして会場に来た方々に配られるとのことです。

そこで小高直子アナがお福分けについて「心配なことがある」と切り出します。
それは「それだけ巨大な饅頭であれば、多くの人に配った時、アンコの固まりだけ当たる人がでてくるのではないか」という点です。

つボイは「アンコだけ当たった人には、別に用意した薄皮を載せるのではないか?もし思いついていなかったら、この案を提示すれば良いのでは?」と名案を出します。
期せずして餡と案がかかってしまいましたが……。

お菓子で福島を盛り上げたい!


福島はいまだに、お菓子だけではなく食品の安全は大丈夫かと言われてしまいます。
もちろん安全性への取り組みには力を入れられていて、柏屋さんでもすべてのラインで放射能の計測器を導入しており、国よりも厳しい安全基準でチェックされています。
福島県のブースは50社出店していますので、ぜひいろいろと食べて応援してください。

またお菓子だけではなく、トンテキや伊勢うどんなど三重県のグルメも楽しめるフードコートもあり、一日中楽しめますので、暖かくなった今、出かけてみてはいかがでしょうか。
(岡本)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2017年04月19日11時10分~抜粋

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