多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

シーズン到来!知って得するフィギュアスケートの豆知識

フィギュアスケートのシーズンが始まりました。
先週のフィギュアNHK杯では、男女とも日本人選手が優勝しました。そんな時ルールや歴史などを知っていると、より面白く観られます。

11月16日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「スポーツの小枝」では、フィギュアスケートにまつわる知識をCBCのスポーツアナウンサー江田亮が解説します。

[この番組の画像一覧を見る]

スケートのはじまり

スケートの起源は、なんと石器時代。
当時は現代より気温が低く、川が凍ってしまって物が運べないことから、動物のすねの骨などの長くて曲がったものを、縄で足に縛り付けて氷の上を滑っていたそうです。これがスケート靴の起源でもあります。

それが娯楽や競技となったのは、中世ヨーロッパ。
運河が多いところで、川を滑るという娯楽が始まり、本格的に競技会が開催されたのは、19世紀の産業革命後のヨーロッパです。
 

フィギュアとは?

スケートの競技は二つに大別されます。
ひとつはスピードスケート、ひとつはフィギュアスケート。

多田「演技をする方のスケートをフィギュアスケートと言いますが、フィギュアとはどういう意味ですか?」

江田「今はバレエのように音楽でやる競技になりましたが、昔は、氷上にスケートで滑ると跡がつきますが、その跡で正確に図形を描いていくという競技でした。
英語で図形のことをフィギュアといいます。それでフィギュアスケートと言います」

多田「もともとはきれいに図形を描けるかという競技で、今もその名前が残っているのですね」
 

跳び方の名前の由来

多田「ジャンプする時、解説の人がサルコウ、ルッツ、アクセルなどと言いますが、それぞれで跳び方は違うんですね。その由来はどこから来ていますか」

江田「ほとんどが最初にそのジャンプを跳んだ人の名前が付けられています。
例えばアクセルはアクセル・パウルゼンさん、サルコウはウルリッヒ・サルコウさん、ルッツもアロイス・ルッツさんが最初に跳んだからです」

多田「そのジャンプを編み出した人の名前をつけて、その跳び方を言っているんですね」
 

アクセルは難しい

気になるけど、見てもわからないのがその違いです。

多田「アクセル、サルコウ、ルッツ、どう違うの?」

江田「基本的にジャンプする時は後ろ向きに入ってきます。踏み切りも後ろ向きです」

それで回転して、着氷も後ろ、これが基本です。

江田「よく難しいと呼ばれるアクセルジャンプは、唯一前向きに滑ってきて、前向きに踏み切って、かかとで着氷するので、1回転半になります。半回転多くなります。

100年前にアクセルさんが跳んだ時は1回転半でした。100年の間にどんどん回転数が増えています」

現在は羽生結弦選手をはじめ、4回転アクセルを目指す選手が出てくるまでになっています。
 

目は回らないの?

多田「リンクでぐるぐる回るのがありますが、あれは目が回らないんですか?」

江田「目は回ってないです。結論から言うと、訓練のたまものです。
人間は回転椅子とかくるくるバットをすると、三半規管が異常を感じて、興奮して目が動いて目が回ります。
しかし、これだけ訓練すると、異常な状態を脳が日常だと判断して、興奮を抑えるホルモンを出すそうです」

多田「つまり鍛錬で、ぐるぐる回っても脳が驚かない」

江田「いつも右回転する人は右だと回りませんが、スケーターでもいつもと逆回転すると目が回るそうです。
どんどんレベルが上がっているので、これから楽しみですね」

2022年2月には北京冬季オリンピックも控えています。
一見華やかなフィギュアスケートですが、その裏には選手たちの努力と鍛錬があるのですね。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
この記事をで聴く

2021年11月16日07時39分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報