多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

日本の小・中学校の体育は他の国とどう違う?

オリンピック・パラリンピックが終わり、今、スポーツの力が見直されています。新しくスポーツを始めた人もいるのではないでしょうか。

9月7日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「江田亮のスポーツの小枝」では、「義務教育における体育」を取り上げました。スポーツにまつわるひとくち知識をスポーツアナウンサー江田亮が解説するコーナーです。

「体育」は国によって同じではなく、その国のスポーツに対する見方が反映されているようです。

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日本の体育

「日本では、小学校、中学校でどういうスポーツをやってますか?」と尋ねる多田。

江田「日本では、小学校、中学校でだいたいのスポーツやっています」

陸上に始まり、野球、サッカー、バレーボール、バスケットボールなど球技も多彩。
そこに近年、表現ということでダンスも行われてます。また、中学になると武道も入ってきます。

この方針には、生涯スポーツに親しんで欲しいという思いがあるそうです。
小中と毎日のようにスポーツに親しむことで、将来健康のために身体を動かそうという時に、周りにあるスポーツに親しみがないと取り組みにくいです。

多田「だから義務教育の段階で、ちょっとでもいいから親しんでおこうということですね」
 

ルールを簡略化

ただ、学校教育においては、スポーツをやる子とやらない子と二極化していることが問題になっています。
やらない子にどうしてかと聞くと、「うまくやれないから」ということです。
野球は道具を使いますし、ネット型競技はラリーが続かないと面白くありません。
そのためルールの簡略化も図られているようです。

例えば、野球なら人数を少なくした「三角ベース」、バレーボールもワンバウンドしてもいいなど、誰でもある程度楽しめるようにということが、特に小学校では大切にされているのだそうです。
 

体育は遊び感覚?

外国の体育ではかなり異なるようです。
日本の場合は、体育の中に身体作りの基礎とか戦略性を学んで欲しいという意図があります。

しかし、アメリカはそもそも体操着がなく私服。体育は親しむ、遊び感覚のものという要素が強いようです。

またシンガポールでも東アジアでは、勉強の息抜き的なものと解釈されているそう。
フィンランドでは基礎体力をつけるのは家庭に委ねられているとか。
さらに中国では、スポーツは選抜された人がやるもので、オリンピックやプロを目指す人以外はやらなくてもいいという考え方のようです。

多田「それで弊害はないんですか?」

フィンランドは各家庭でスポーツを習いごととしてやらせるので、余裕がある家庭とない家庭では運動能力の差が出てきます。各家庭で任せるというわりに、ある学年になると、体力テストを行い、そこで貧富の差が出てしまう懸念があります。

そもそもスポーツを義務化していない中国では、肥満問題などが発生しています。

日本の学校行事には欠かせない運動会にあたるものは海外にはありません。海外の方から見ると運動会は不思議なイベントに見えるそうです。
 

間口を広げる

多田「今の日本の義務教育におけるスポーツのあり方、江田さんはどう思いますか?」

江田「身体を動かすことはいいものだと思います。それを最初の段階でやらなくていいと可能性を摘むのはどうかと思います。日本のようにとりあえず間口を広げる。親しんでみて、そこからやるやらないは大きくなってから決めてね、と最初の基礎段階をきっちりやらせるのはとても大切なことだと思います」

多田「いろんな種目をちょっとでもやったことがあると、親しみ度合いが違う。間口を広げるって大きいね」

諸外国に比べ、日本の体育教育は恵まれているようです。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年09月07日07時40分~抜粋

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