多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

パラリンピック開幕。注目の競技は車いすマラソン!

いよいよ東京2020パラリンピックが始まりました。
といっても、どの競技をみていいかわからない、という人も多いかもしれません。

そこで、8月24日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』「江田亮のスポーツの小枝」では、注目の競技として「車いすマラソン」を取り上げました。

CBCスポーツアナウンサーの江田亮が解説します。

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三輪タイプの車いす

車いすマラソンの距離は本家と同じ42.195kmです。
競技に使われる車いすは、日常生活で使用されるものとは違います。
普通は二輪ですが、競技用の車いすは、レーサーと呼ばれるもの。三輪タイプで、横に二輪あり、前にパイプでつながったひとつの車輪があります。

多田「映像で見た範囲では、上から見ると二等辺三角形のようで尖った先にひとつ車輪がありますね」

後輪は70cm以内、前輪が50cm以内という規定があるそうです。
 

とにかく速い!

車いすマラソンは、マラソンというより自転車のレースに近く、かなりスピードが出ます。
実は車いすマラソンの世界記録は1時間20分14秒。通常のマラソンが2時間を超えることを思えば、いかに速いかがわかります。

特にスピードが出るのは下り坂。逆に上り坂は腕で回すので過酷だそうです。
ちなみに最高時速はなんと70km/h。平均が30km/hくらいで、下り坂になると50km/hくらいまで出ます。

多田「ある意味危険も伴いますね」
江田「倒れた時は自転車レースで倒れるような威力があります」

思ったより激しい競技のようです。
 

曲がるのが大変

こんなに速く走る車いすですが、カーブを曲がる時はどうするのでしょうか。

通常の車いすは、片方の車輪のスピードをゆるめて外側の車輪を漕ぐことで曲がります。
一方、競技用の車いすは三輪のため、前の車輪の向きを変えることでスピードをあまり落とさずに曲がります。

ハンドルのようなものがついていますが、これを1回叩くと右に固定される、もう一回叩くと戻るとか。こういったハンマータイプにしないと、手が留守になるので、手で漕げなくなる。曲がり方は特殊です。
 

はじまりは…

車いすマラソンは1950年代から存在していましたが、正式な競技として認知されたのは1975年、アメリカで開催されたボストンマラソンからだとか。

これは健常者向けのマラソンですが、そこにボブホールさんという当時24歳のアメリカ人が「健常者しか参加できないのはおかしい。車いすでも参加できるようにして欲しい」と訴えを起こしました。

この訴えが認められて、通常の車いすで完走したことによって、世界中で認知されるようになりました。

多田「そこから独立して、今は健常者のマラソンとはまったく別の次元の種目になりましたね」
 

スピード感が魅力

今回は9月5日に行われる車いすマラソン。

見どころは、普通のマラソンとは別物。
戦略も違っていて、車体があってスピード感もあるので、位置取りとか、カーブでどのポジショニングからインに入るかとか、自動車レースのような感じです。

風除けになるので、縦1列になることが多いです。時間もそれほど長くもなく、スピード感をもって見られます。

多田は「車いすマラソンのレベルのすごさを改めて感じました」と締めました。

車いすマラソンの認識が変わりました。ぜひ競技を見届けたいですね。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年08月24日07時38分~抜粋

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