多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

強い力士はこんなに稼ぐ!相撲には夢がある。

CBCラジオのある名古屋市では、7月4日から大相撲名古屋場所が始まっています。

スポーツアナウンサーの江田亮がスポーツにまつわるこぼれ話などを紹介する『多田しげおの気分爽快!!朝からP•O•N』のコーナー「スポーツの小枝」。
7月6日放送分のテーマは「力士の給料」です。

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力士の給料は二階建て

「お相撲さんが八日目以降で勝ち越すと『給金を直しました』とか言うじゃないですか。あの給金が給料ね」

コーナーの最初でこう確認するパーソナリティの多田しげお。

興行としての大相撲には江戸時代からの歴史があります。

元々は勧進相撲として寺社の建立や改築のためのお金を集める名目で開催されていましたが、やがてその名目が薄れ、プロスポーツとしての側面が強くなってきました。

江田「このお給金(給料)は日本相撲協会から支払われるお金なんですけども、簡単に言うと二階建ての構造になってます。一階が月給。二階が力士褒賞金というものです」

給料がもらえるのは番付の十両以上、関取と呼ばれる力士。

ちなみに十両に届かない力士は無給ですが、場所ごとに力士養成金というお金が、気持ち程度貰えるそうです。
 

これぐらい貰ってます

十両は月給110万円から始まり、幕内になると140万。三役(大関、関脇、小結)になれば180万。大関250万。横綱は月給300万円になるそうです。

月給300万円なら横綱の年収は3,600万円ということになります。
同じプロスポーツプロ野球だと、一億円プレーヤーもいる時代に、安いと思いませんか?ここに先ほど江田アナが説明した、二階建ての二階部分「力士報奨金」が加わります。

江田「これは場所ごとに支払われるお金です。成績に応じた、その力士の持ち給金というのがあるんですね。自分のポイントみたいなもの。
これが、例えば勝ち越したら(8勝以上)、持ち給金50銭プラスとか加算されていきます」

強くなるほど加算されて行くのが、力士ポイントのような持ち給金なのです。
 

史上最高の持ち給金

「この持ち給金が、さっきの『給金直しました』なんですね。『給金を50銭プラスにしました』とかね」と納得する多田。

力士の持ち給金は、金星だと10円プラスなど、優勝したり番付ごとに、持ち給金はどんどん加算されていき、基本的に減ることはないそうです。

幕下でも持ち給金は加算はされているそうで、十両から下に落ちて、その場所ごとの月給がなくなっても、この持ち給金だけはちゃんと加算されていくんだとか。

例えば、史上最高と言われている白鵬の持ち給金は2,092円だそうです。
これに4,000をかけるので、836万円を超えます。年6場所あるので、そうすると5,000万以上。

最初に横綱の月給は300万。かける12で年3,600万円と言っていたのですが、白鵬の場合は報奨金が年、5,000万円以上。これだけでもう8,600万円になりますが、実は…
 

優勝一回、1,000万円

力士にはさらに細かい手当がつきます。
例えば名古屋場所とか出張に行きますので、出張手当も出ますし、あと優勝すると1,000万円の優勝賞金が出ます。照ノ富士は二場所連続優勝。

多田「辞めずにやって良かったね。さっきから出てる白鵬ですが、過去に何回ぐらい優勝してるの?」

白鵬は過去44回幕内優勝しています。1回に1,000万ですから、それだけで4億4000万を貰っているということになります。
 

懸賞金はいくら?

多田「我々でもよく知ってる懸賞金ってありますやん。取り組みに勝ったら、ちゃっちゃっと手刀切って、ものすごい分厚いご祝儀袋を貰う。あれ一袋いくら?」

懸賞金は一袋7万円。そのうち3万円が力士に直接渡されるそうです。

多田「土俵でもらえるあれ、お金入ってるんですか?」
江田「どうなんですか…入ってると思いますよ」

7万円の内、事務手数料として1万円を相撲協会に取られるそうです。残りの3万円は?

江田「さきほどの月給は給与所得ですけど、優勝賞金とか懸賞金は一時所得なんですね。一時所得ですから、確定申告を行わなければいけない。その時の税金に使うでしょ?ということで、予め協会側が預かっておくんです」

懸賞金は番付が上がるごとに増えていきます。
ちなみに2019年には、白鵬関が年間1,000本の懸賞金を取ったそうです。

多田「その場で3万円でしょ?つまり3,000万。白鵬は特別な強い力士だから特別だとしても、プロ野球の1億円プレーヤーどころじゃないですね」
 

さらに退職金もある

江田「十両以上が引退をした場合は、これも二階建てなんですけども、力士養老金と勤続加算金というものが支払われます」

勤続加算金は名前の通り。通算の場所数によっても違いはありますが、長くやっていれば、どんどん増えていくお金。
一場所あたり5万円から50万円の幅で貰えるんだとか。

力士養老金は番付ごとに貰えるお金。横綱だと1,500万円。十両だと475万だそうです。

多田「結構夢のあるプロスポーツですね」
江田「ちょっと見方が変わりますよね」

お相撲さんは十両以上になって、長く続けていれば、多額の給金をもらえるというプロスポーツでした。 
(尾関)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年07月06日07時40分~抜粋

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