多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N

改めて知っておきたい"e-スポーツ"の基礎知識

オリンピック・パラリンピックが間近に迫り、なにかとスポーツが話題にのぼることが多くなりました。

6月1日放送の『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』の「江田亮のスポーツの小枝」ではe-スポーツを取り上げました。オリンピックへの採用されるかも、という話もあります。

多田しげおがCBCの江田亮アナウンサーへ質問する形で進められました。

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どんな競技?

――まず、e-スポーツとはどんな競技ですか?

もともとはエレクトロニックスポーツ。要するにビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉えている名称です。

――具体的にはどんなゲームがありますか。

大きく分けて7つあります。
代表的なものを挙げると、格闘ゲーム、スポーツゲーム(野球、サッカーなど)、MOBA(マルチオンラインバトルアリーナ)。複数人でオンラインでつないで、対戦をするものです。

あとシューターとよばれる、イメージとしては戦場で武器をもって戦う、敵を撃つというもの。DCG(デジタルカードゲーム)などがあります。

本当にスポーツ?

――本当にスポーツと言えますか?

スポーツの定義までさかのぼって考えると非常に難しいですが、たぶん皆さんのスポーツかどうかというのは、身体を使って肉体的に負荷をかけてするのがスポーツでしょう。
ゲームなんて椅子に座って手を動かしているだけで、だからスポーツとはいえないというのはわかります。

たぶん、e-スポーツのアスリートは我々のレベルではない高次元でゲームを行っています。

ドイツの体育大学が実際にe-スポーツのアスリートを研究していて、どういう身体の状態になっているか調査しました。
e-スポーツは基本的にパソコンのマウスとキーボードを使ってプレイをします。

まず、キーボードを扱うスピードは普通の人の4倍の速さ。さらに脈拍数は160~180になるそうです。この数字だとマラソン選手並みの心拍数になります。

限られた零コンマ何秒という勝負をしているので瞬間的にかかるストレスが高いのと、反射神経が大事なので、20代半ばで限界がくるそうです。

多田「それくらい肉体的な負荷が高い、これはスポーツですという解釈ですね」
 

さかんな国は?

――いつごろから始まったんですか?

「e-スポーツ」という言葉が広まってきたのは日本では2000年代。
e-スポーツはゲームの歴史でもあります。だから、1972年スタンフォード大学で行われた、「スペースウォー」という大会が最初と言われています。

――現在e-スポーツがさかんに行われている国はどこですか?

世界ではアメリカ、デジタルが進んでいる中国が二大大国と言われています。韓国も結構強いです。
 

プロとは?

なぜこの二つ(アメリカ・中国)の国が抜けているのか。
やはりプロスポーツとしてのe-スポーツが盛んな国だからです。

――賞金がたくさん出る大会があって、e-スポーツのアスリートはそこで勝って賞金を稼ぐという意味でプロですね?

世界最大規模の大会は優勝賞金がひとりでもらえる賞金が37億円と言われています。アメリカや中国だと賞金だけで何億と稼ぐプレイヤーがいます。その他パソコンをプロデュースしたり、いろいろな稼ぎ方があるようです。

――アマチュアスポーツとして、日本でもだいぶ来ていますか。

日本でこれだけe-スポーツという言葉が聞かれるようになったのは国体で正式種目として取り入れられて行われているからです。
さらにアジア大会でもすでに公式種目として行われています。
2,000近い高校で活動としてやっているようです。
 

新しいスポーツ

――e-スポーツの良さは何ですか。

世界的にちょっとでもゲームを遊んだことのある人は30億人くらいいます。
いざ大会を見ようと思った時に、オンラインでどこからでも見られますし、プレイもオンラインでできます。

さらには全身を使うわけではないので、障害がある人でも健常者と互角に戦えるものもありますし、男女の差別を乗り越えていくものになるかもしれません。多様な可能性を含んでいる気がします。

多田は「みんなができるスポーツという意味では新しいものですね」と認識を新たにしました。

江田は最後に、「『ゲームなんかしないで勉強しなさい』という言葉が適切ではない時代に入ってきているのではないか、将来その子がオリンピックでメダルを取るかもしれないという風に時代は変わってきています」と、まとめました。
(みず)
 
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
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2021年06月01日07時40分~抜粋

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