燃えよ!研究の志士たち

研究の志士たち!衣服が環境に負荷をかけている!驚愕の真実

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新栄トークジャンボリーでおなじみの小堀勝啓がアカデミックトークにチャレンジ!






研究者たちの個性が光ります

第74回 3月6日・3月13日
東京家政学院大学 准教授 花田朋美さん
ポリ乳酸繊維の活用で、衣服の環境負荷低減へ!


ァッション産業は、生産・流通・消費・廃棄の各段階において環境負荷に関する多くの問題を抱え、石油産業に次いで2番目に環境負荷が大きい産業であるといわれています。
 
生産→衣服の材料として使用されている合成繊維は、化石資源である石油を原料に作られています。製造から廃棄までの二酸化炭素排出量が多く、また、自然界での生分解が難しい繊維です。

さらに、洗濯により衣服からたくさんの微細な繊維が抜け落ち、合繊繊維のマイクロファイバーが洗濯排水と共に放出され、河川から海へ至り、マイクロプラスチックによる海洋汚染の一因になっていると指摘されています。





研究者たちの頭脳で生まれる、幾千億のインスピレーションの種。
やがて、その種がこの地球の未来を創る。


そこで花田先生たちは、衣服の環境負荷低減のために、生分解性ポリ乳酸繊維がポリエステルなどの汎用合成繊維の代替素材として活用できるのではないかと考えています。


ポリ乳酸繊維は、植物由来のでんぷんから作られる合成繊維で、通常の環境下では長期間の使用が可能ですが、コンポストや土の中では微生物によって最終的に水と二酸化炭素に生分解される繊維です。原料となる植物の育成中に大気中の二酸化炭素を吸収するため、トータルの二酸化炭素排出量は他の合成繊維に比べて少ないことから、カーボンニュートラルな素材で、持続可能な環境配慮型繊維として注目されています。

しかし、ポリ乳酸繊維は海洋では分解しづらく、マイクロプラスチックによる海洋汚染の問題は残ります。
そこで発案した、混合溶媒法とは!
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番組オリジナルTM曲は、ピアニスト清塚信也さんの書き下ろしです!

 
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