燃えよ!研究の志士たち

研究の志士たち!世界首長誓約に奔走する!

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新栄トークジャンボリーでおなじみの小堀勝啓がアカデミックトークにチャレンジ!






研究者たちの個性が光ります

第68回 12月12日・12月19日
名古屋大学大学院環境学研究科 附属持続的共発展教育研究センター 特任准教授 
杉山範子さん!

「世界首長誓約で、気候変動に強い持続可能な地域づくりを目指す!!」

  日本気象協会を経て、在名大学やベルリン自由大学で学び、2012年から名古屋大学大学院の特任准教授として、気候変動、環境問題から、人材の育成まで、幅広くご活躍です。


 ■世界首長誓約とは・・・
  「世界気候エネルギー首長誓約」はブリュッセルに世界事務局があり、世界で11,700を超える自治体が参加。その人口は約10億人。世界各地域に事務局があり、日本事務局は名古屋大学が担当。
気候変動に地域から立ち向かうため。
もとは欧州委員会が立ち上げた政策で、EU内で爆発的に広がった。2017年から「世界首長誓約」が立ち上がり、日本では2018年から登録を始めた。
国の温室効果ガスの削減目標を上回る削減を目指すこと、
❷持続可能なエネルギーを地域で推進すること、
気候変動の適応(悪影響に予め備えること)、
を誓って、具体的なアクションプランを作り、2年毎にモニタリングしながら取り組む。
今現在、日本国内では29の自治体が誓約している。

 ■首長の役割、立ち位置。
リーダーシップ!
気候変動の取組みはもはや「環境部」だけではなく、全ての部局で取組まないといけない。しかし、縦割りの壁がある。部局横断で取組めるようにするためにも、首長の役割は重要。
 自治体で取り組む重要性
気候変動への対策は、システムチェンジが必要。エネルギーの地産地消など、脱炭素の時代のための仕組みづくりを地域から。
気候危機の被害を最前線で受けるのは地域。その備え(適応策)は地域ごとにしなければならない。
 首長どうしの横の意識


CO2排出量のデータ提供、計画づくりのサポート、再生可能エネルギー導入の実現可能性調査、職員研修、住民ワークショップなど。




研究者たちの頭脳で生まれる、幾千億のインスピレーションの種。
やがて、その種がこの地球の未来を創る。


現在、日本国内では29の自治体が誓約!
でも、実は、名古屋はまだなんです・・・立ち止まってはいられない温暖化、未来のために
今一緒に動いてください!!



研究者のためのクラウドファンディングサイト
扉を開ければ、あなたも研究者のサポーター。一緒に未来を創造するクエストへ踏み出そう!
https://academist-cf.com/?lang=ja

番組オリジナルTM曲は、ピアニスト清塚信也さんの書き下ろしです!

 
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