カトリーナの全部全力!

30代以下は解読不能!アナタは読める?ポケベルのメッセージ

加藤里奈がパーソナリティを務める『カトリーナの全部全力』の「青春のおとも」コーナーでは、毎回「部活」や「文化祭」など、テーマに沿った青春の思い出に関するメッセージを紹介しています。

12月29日放送の年末スペシャルでは、特に加藤が印象に残ったテーマについて、ベスト10形式で発表。

ここでは第3位の「連絡手段」、彼氏や彼女に対する連絡手段について苦労したエピソードを取りあげます。

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ケータイの前といえばポケベル

ここで「今ならスマホ、昔でもケータイがあるから大丈夫なのでは?」と思った方は、おそらく30代以下の方でしょう。

スマホが当たり前の世代の方にとっては、「どうやって連絡を取ってたの?」という疑問がわくのも無理はありません。

40代男性のAさんからは、「高校時代はポケベルでした。いろいろな数字を組み合わせて、文字として読んでいました。休み時間になると、学校に1台しかない公衆電話にみんな並んで、自分の番が来る前に休みが終了になるほど、みんなポケベルを持ってました」とのおたより。

ポケベルは数字しか送れない携帯メール、SMSのようなものですが、ポケベルの本体からは直接メールを発信することができないため、公衆電話で相手の電話番号を押して、メッセージに使う数字のボタンを押すという仕組みになっています。

数字を組み合わせて文字として読むというのは、例えば「良い」なら「41」、「おはよう」なら「084」といったような数字の語呂合わせのこと。

ただ、すべての言葉でうまく語呂合わせができるとは限らないため、当時は苦労してメッセージを作っていました。
 

「101010」なんて読む?

ここで、ポケベルを使ったことがないというアラサー女子の加藤に対し、数字のメッセージはどんな意味なのかについて、クイズが出題されました。

まず1問目は「101010」。

加藤「もう、『ジュージュージュー』しかわからないですよね」

これは「ただいま」で、最初の10は「とお」で同じた行の「た」という説と、「田」の中に漢数字の「十」が入っているからという説があります。

次の10は「た」と同じ扱いで「だ」、そして「1」は「いち」なので「い」、「0」は丸ということで「ま」。

2問目は「10724106」。

さっきの10が「た」だったからといって、これも「た」で始まるとは限りません。

答えは「今、何してる?」です。

これは最後の方にある「10」が英語の「テン」で、「て」と読むのがポイント。

また、「17:307584649」だと、「17:30名古屋、よろしく」と、待ち合わせにも使われていました。
 

駅にあった伝言板

ポケベルを持っていない、あるいはポケベルよりも前の世代というと、直接相手の家に電話をかけるしかありません。

「連絡手段、高校までは家電(家の電話)、彼女の家に電話したらお母さんが出てドキドキしたな~。

大学時代はポケベル、会社4年目で携帯になりました。

駅の伝言板に『XYZ』と書いたこともあります。『シティーハンター』は出てきませんでした」(Bさん)

他にも交換日記や授業中に隠れて回す紙のメモ、ペンフレンドの募集など、いろんな連絡手段がありましたが、そう考えると今は本当に便利だなとつくづく考えさせられますね。
(岡本)
 
カトリーナの全部全力!
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2020年12月29日16時23分~抜粋

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