55年イヤーに突入した歌手の野口五郎さんが、5月25日放送のＣＢＣラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演されました。
5月6日、ゴローの日にNHK交響楽団のメンバーとのコラボしたセルフカバーアルバム『GOROes by myself 3』をリリースしました。
マルチプレイヤー
1970年代に、郷ひろみさん、西城秀樹さんと共にアイドル新御三家と呼ばれた野口さんも来年は古希。
野口「歌っててイップスの時期があったんですけど、ここ最近は一番リラックスして歌えています。今、コンサートしてるのが楽しいですね」
『GOROes by myself 3』のドラム、ベース、ギターは野口さん自身がアレンジして演奏しているんだとか。ストリングスはNHK交響楽団の皆さんとのコラボ。
いろんな楽器を演奏する野口さんをポール・マッカートニーやギルバート・オサリバンに例える小堀でした。
小堀「3枚目となると、ファンも思わずニヤッとする渋めの曲も入っていますね」
野口「そう思っていただけるとありがたいです」
野口「歌っててイップスの時期があったんですけど、ここ最近は一番リラックスして歌えています。今、コンサートしてるのが楽しいですね」
『GOROes by myself 3』のドラム、ベース、ギターは野口さん自身がアレンジして演奏しているんだとか。ストリングスはNHK交響楽団の皆さんとのコラボ。
いろんな楽器を演奏する野口さんをポール・マッカートニーやギルバート・オサリバンに例える小堀でした。
小堀「3枚目となると、ファンも思わずニヤッとする渋めの曲も入っていますね」
野口「そう思っていただけるとありがたいです」
アイドルから研究家へ
野口さんの時代、歌手が音作りに関わることはありませんでした。しかし野口さんは音作りに興味を持ちました。しかもオタクレベルにです。
野口「僕がデビューした時はレコーディングするのも同録かカラオケだけ録って、そのカラオケを聞きながらもうひとつのカラオケに入れるという時代でした」
その1年後に8チャンネルになり、すぐに16チャンネルになったそうです。
15歳でデビューした野口さんは17歳の時にミキサーに興味を持ち、18歳で設計をし始めたそうです。ミキサーとは多数の音のバランスを整える音響機器です。
野口「既製品がないんで、欲しかったら自分で設計しなきゃいけない時代だったんですよね」
小堀「今や音楽研究家としての顔もあります」
野口「ヘルツとか、そんなことばっかりやってたんです」
野口「僕がデビューした時はレコーディングするのも同録かカラオケだけ録って、そのカラオケを聞きながらもうひとつのカラオケに入れるという時代でした」
その1年後に8チャンネルになり、すぐに16チャンネルになったそうです。
15歳でデビューした野口さんは17歳の時にミキサーに興味を持ち、18歳で設計をし始めたそうです。ミキサーとは多数の音のバランスを整える音響機器です。
野口「既製品がないんで、欲しかったら自分で設計しなきゃいけない時代だったんですよね」
小堀「今や音楽研究家としての顔もあります」
野口「ヘルツとか、そんなことばっかりやってたんです」
学会で発表
野口さんがやっていたと言う「そんなことばっかり」とは何か？
1982年、音楽はレコードからCDになりました。記録方法がアナログからデジタルに変わることで、音がクリアになると言われています。
今ではさらにデジタル情報を圧縮して配信する時代になりました。
野口「クリアになったのに、なんだか響きも倍音もないスカスカな音になったんですよね。ってことは何かが削除されてるってことです」
人類は、20万年前アフリカで誕生した時から響きのある音を聞いて来たのに、いきなり響きを遮断された音を聞くようになったと持論を展開しました。
野口「これは人間にとって絶対によくないだろうって、30年ぐらいずっとそんなことを考えていました」
今、野口さんは、デジタルになって削除された人の耳には聞こえない音「非可聴音」を秋田大学と共に研究していて、来月、非可聴音が認知症に及ぼす効果を学会で発表するそうです。
小堀「我々も認知症がすぐ手の届くところに来ている年齢なので、頼りになります」
1982年、音楽はレコードからCDになりました。記録方法がアナログからデジタルに変わることで、音がクリアになると言われています。
今ではさらにデジタル情報を圧縮して配信する時代になりました。
野口「クリアになったのに、なんだか響きも倍音もないスカスカな音になったんですよね。ってことは何かが削除されてるってことです」
人類は、20万年前アフリカで誕生した時から響きのある音を聞いて来たのに、いきなり響きを遮断された音を聞くようになったと持論を展開しました。
野口「これは人間にとって絶対によくないだろうって、30年ぐらいずっとそんなことを考えていました」
今、野口さんは、デジタルになって削除された人の耳には聞こえない音「非可聴音」を秋田大学と共に研究していて、来月、非可聴音が認知症に及ぼす効果を学会で発表するそうです。
小堀「我々も認知症がすぐ手の届くところに来ている年齢なので、頼りになります」
野口さんと小堀の共通点
野口さんと小堀には共通点がありました。ふたりとも愛犬家。しかもつい先年、長く連れ添った愛犬を失くし、また犬を迎えたことも同じ。
野口「14年飼ってたんですけど、たまたま故郷の岐阜へ連れて行って、ちょっと出かけて帰ってきたら、座ったまま他界しちゃったんですよ」
川が大好きな犬で、朝、川まで一緒に散歩に行った後のことだそうです。
野口「亡くなる場所を自分で探して、大好きな場所で逝っちゃったのかなと思うともう悲しくて」
小堀「立ち直れないですよね」
野口「本当にダメ」
野口「14年飼ってたんですけど、たまたま故郷の岐阜へ連れて行って、ちょっと出かけて帰ってきたら、座ったまま他界しちゃったんですよ」
川が大好きな犬で、朝、川まで一緒に散歩に行った後のことだそうです。
野口「亡くなる場所を自分で探して、大好きな場所で逝っちゃったのかなと思うともう悲しくて」
小堀「立ち直れないですよね」
野口「本当にダメ」
うちの子がふたりに
神社に参拝した帰り、すぐに新たな出会いがあったそう。
里親探しをしている2匹の犬に遭遇。2匹とも野口さんに寄って来たそうです。
小堀「これ、どっちかってもんじゃないですもんね」
野口「突然うちの子がふたりになっちゃった」
野口さん、犬を2匹飼うのは初めてとのこと。ちなみに犬のことは「うちの子」と呼ぶんだとか。
小堀「うちの子と言えばお嬢さんはピアノで今度のコンサートも一緒ですね」
野口「うちの子にうちの子元気？って聞いたりするんです」
里親探しをしている2匹の犬に遭遇。2匹とも野口さんに寄って来たそうです。
小堀「これ、どっちかってもんじゃないですもんね」
野口「突然うちの子がふたりになっちゃった」
野口さん、犬を2匹飼うのは初めてとのこと。ちなみに犬のことは「うちの子」と呼ぶんだとか。
小堀「うちの子と言えばお嬢さんはピアノで今度のコンサートも一緒ですね」
野口「うちの子にうちの子元気？って聞いたりするんです」
うちの子と共演
6月から55周年を記念したフルオーケストラとのコンサートツアーを開催。ピアニストのお嬢さんとの共演もあるそうです。
野口「今が歌えてる喜びっていうか、楽しさっていうのが、一番感じられてるので、この瞬間瞬間を大切にしていきたいと思っています」
小堀「ミュージックも音の研究の方も期待しています」
野口「全部頑張ります（笑）」
アイドルデビューして今では研究者の顔を持つ野口五郎さんでした。お近くのコンサートへぜひ足を運んでみて下さい。
（尾関）
野口「今が歌えてる喜びっていうか、楽しさっていうのが、一番感じられてるので、この瞬間瞬間を大切にしていきたいと思っています」
小堀「ミュージックも音の研究の方も期待しています」
野口「全部頑張ります（笑）」
アイドルデビューして今では研究者の顔を持つ野口五郎さんでした。お近くのコンサートへぜひ足を運んでみて下さい。
（尾関）
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