NHK朝ドラ『ブギウギ』の主題歌「ハッピーブギ」で知られる、シンガーソングライターのさかいゆうさんが、2月25日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)に出演しました。
実はこの番組には何度も出演しているさかいさん、パーソナリティの小堀勝啓とは息の合ったトークを繰り広げています。
土佐に音楽文化を。さかいゆうが郷土愛を熱く語る
まるで親戚のおじちゃん
さかい「小堀さんに育ててもらったようなもんです」
小堀「全然育ててない(笑)。わたくし小堀、さかいゆうさんが出た頃、これは異才だぞと言って歩いていました」
ファンキーな芸風に惚れていた小堀。
さかい「ね?なんか親戚のおじちゃんみたいなこと言いますね(笑)」
小堀「最初からすごいと思ってたんだよ、という親戚のおじさんね」
ふたりの会話はゆるく始まりました。
小堀「全然育ててない(笑)。わたくし小堀、さかいゆうさんが出た頃、これは異才だぞと言って歩いていました」
ファンキーな芸風に惚れていた小堀。
さかい「ね?なんか親戚のおじちゃんみたいなこと言いますね(笑)」
小堀「最初からすごいと思ってたんだよ、という親戚のおじさんね」
ふたりの会話はゆるく始まりました。
テンポ&ハート
さかい「小堀さんのトークのBPMっていうんですか、独特の感覚のテンポ感があるんですよ」
BPMはテンポの単位。1分間に何拍打つかをBPM60とかBPM130などと表します。
小堀は意識していないものの、さかいさんによると、その人の声色だけでなく、テンポも様々なんだそうです。
さかい「人気があって喋り手の仕事をずっと続けている人は、リスナーにとって喋るテンポとか声の調子がちょうどいいんでしょうね。テンポだけじゃないからね、小堀さんは」
小堀「僕はテンポ&ハートです」
さかい「それ頂きました(笑)」
BPMはテンポの単位。1分間に何拍打つかをBPM60とかBPM130などと表します。
小堀は意識していないものの、さかいさんによると、その人の声色だけでなく、テンポも様々なんだそうです。
さかい「人気があって喋り手の仕事をずっと続けている人は、リスナーにとって喋るテンポとか声の調子がちょうどいいんでしょうね。テンポだけじゃないからね、小堀さんは」
小堀「僕はテンポ&ハートです」
さかい「それ頂きました(笑)」
よっちょれよ
昨年12月、さかいさんにとって初のベストアルバムで2枚組の『さかいゆうのプレイリスト[白と黒]』がリリースされました。
小堀「これは、また自慢するけど、これを聞くと小堀はエライものが出たよと言いました」
さかい「育ての親。小堀勝啓プロデュース!…このぐらいで、ふざけるの止めましょうか(笑)」
小堀「聞いてる人がどこが本当かわかんなくなっちゃうからね(笑)」
スタジオでは黒盤に入っている「よさこい鳴子踊り」を紹介。「よさこい鳴子踊り」は「よっちょれよ」という掛け声の入る高知県の民謡です。
「よっちょれよ」という意味は、今から踊り子が通るから、「道を避けちょれよ」という意味だそうです。さかいさん独特の「よさこい鳴子踊り」に仕上がっています。
さかい「ゴスペルシンガーズバージョンの『よっちょれよ』を聞きたくて、そのためだけにニューヨークレコーディングしました」
小堀「これは、また自慢するけど、これを聞くと小堀はエライものが出たよと言いました」
さかい「育ての親。小堀勝啓プロデュース!…このぐらいで、ふざけるの止めましょうか(笑)」
小堀「聞いてる人がどこが本当かわかんなくなっちゃうからね(笑)」
スタジオでは黒盤に入っている「よさこい鳴子踊り」を紹介。「よさこい鳴子踊り」は「よっちょれよ」という掛け声の入る高知県の民謡です。
「よっちょれよ」という意味は、今から踊り子が通るから、「道を避けちょれよ」という意味だそうです。さかいさん独特の「よさこい鳴子踊り」に仕上がっています。
さかい「ゴスペルシンガーズバージョンの『よっちょれよ』を聞きたくて、そのためだけにニューヨークレコーディングしました」
民謡meetsジャズ
高知県土佐清水市生まれのさかいさんは、郷土愛が強いそうで、コロナ禍を機に東京から故郷に戻り、スタジオを作ってレコーディング活動をしているそうです。
さかい「『よさこい鳴子踊り』の節回しって、リズムの取り上げ方によってはソウルミュージックのR&Bにもなるなと思ったんです」
ビートをジャズファンクに、ハーモニーをニューヨークをイメージして、ニューヨークでレコーディング。そこに意味を感じたそうです。
さかい「まさに日本の民謡meets西洋、ニューヨークのジャズとかファンクです」
さかい「『よさこい鳴子踊り』の節回しって、リズムの取り上げ方によってはソウルミュージックのR&Bにもなるなと思ったんです」
ビートをジャズファンクに、ハーモニーをニューヨークをイメージして、ニューヨークでレコーディング。そこに意味を感じたそうです。
さかい「まさに日本の民謡meets西洋、ニューヨークのジャズとかファンクです」
音楽探検家の挑戦
故郷でこどもの頃いつも聞いていた「よさこい鳴子踊り」と、さかいさんを育てたブラックミュージックの出会いは実験だったと語ります。
さかい「僕は音楽探検家なんで、自分なりにすごく新しい挑戦でしたね」
小堀「見事に融和しましたね。向こうのミュージシャンも楽しそうでしたよね」
「よさこい鳴子踊り ~“Story” from New York~」という動画で録音風景を見ることができます。
さかいさん自身も「気持ち良かった」とレコーディングを振り返ります。演歌や民謡のこぶしとソウルミュージックのこぶしとの中間のような歌い方をしているんだとか。
「何を歌ってもさかいゆう」ではなく、曲に合わせて歌い方を変えるスタイルだそうです。
さかい「あの曲だけは普段の自分の歌い方とちょっと違うんですよね。そういう意味では全然違う自分が聞けて楽しかったです」
さかい「僕は音楽探検家なんで、自分なりにすごく新しい挑戦でしたね」
小堀「見事に融和しましたね。向こうのミュージシャンも楽しそうでしたよね」
「よさこい鳴子踊り ~“Story” from New York~」という動画で録音風景を見ることができます。
さかいさん自身も「気持ち良かった」とレコーディングを振り返ります。演歌や民謡のこぶしとソウルミュージックのこぶしとの中間のような歌い方をしているんだとか。
「何を歌ってもさかいゆう」ではなく、曲に合わせて歌い方を変えるスタイルだそうです。
さかい「あの曲だけは普段の自分の歌い方とちょっと違うんですよね。そういう意味では全然違う自分が聞けて楽しかったです」
土佐に音楽を
郷土愛が強いさかいさんには、地元の高知県に音楽文化を根付かせたいという思いがあります。
さかい「愛知とか名古屋って独特の音楽の混ざり合いがあるじゃないですか。高知ってそういうのが意外とないんで、これから育てていきたいと思ってます」
高知県は坂本龍馬に代表されるように、常に外に気持ちが向いている土地柄。それが音楽に向いてくれることを期待するさかいさんです。
また、さかいさんの歌う「よさこい鳴子踊り」がプロモーションになって、他府県だけでなく海外の人にも故郷を知ってもらうきっかけになれば、とのこと。
そして話題は高知の旨いものへ。
「この時期は土佐分担が最強ですね。鯖は刺身で食べられますし、2~3月頃はハガツオが美味いんです。四万十川に行ったら鮎とか鰻もありますし、山から海から美味しいですよ」と言うさかいゆうさんでした。
3月14日、名古屋を皮切りに、全国4都市を回るホールツアーが始まります。ぜひ生で聞きたいものです。
(尾関)
さかい「愛知とか名古屋って独特の音楽の混ざり合いがあるじゃないですか。高知ってそういうのが意外とないんで、これから育てていきたいと思ってます」
高知県は坂本龍馬に代表されるように、常に外に気持ちが向いている土地柄。それが音楽に向いてくれることを期待するさかいさんです。
また、さかいさんの歌う「よさこい鳴子踊り」がプロモーションになって、他府県だけでなく海外の人にも故郷を知ってもらうきっかけになれば、とのこと。
そして話題は高知の旨いものへ。
「この時期は土佐分担が最強ですね。鯖は刺身で食べられますし、2~3月頃はハガツオが美味いんです。四万十川に行ったら鮎とか鰻もありますし、山から海から美味しいですよ」と言うさかいゆうさんでした。
3月14日、名古屋を皮切りに、全国4都市を回るホールツアーが始まります。ぜひ生で聞きたいものです。
(尾関)
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