小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

ビートルズファンもクリスマスには聞きたくなるバンド「ビートマス」とは?

12月24日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)では、「ビートマス」なるグループを紹介しました。

実はビートマスはビートルズマニアの間でも知る人ぞ知る一流のカバーバンド。
パーソナリティの小堀勝啓がその魅力を語ります。

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季節限定の一流バンド

今年は新譜をリリースするなど、再び世界を賑わせたビートルズ。

小堀「『おい、またビートルズかい』と思われたでしょうが、半分当たって半分外れですね。今日は小堀家のクリスマスに流れる定番アルバム、ビートマスの『クリスマス』の話をします」


2003年に発売されたこのアルバムを、ビートルズフリークの小堀は各番組でかけていたそうです。しかしバンドの正体は小堀も詳細は不明。

ビートマスは「スカンジナビア半島一のビートルズコピーバンド」と豪語するバンドで、クリスマスシーズンだけ活動しています。

『クリスマス』のジャケットには、サンタクロース調のロングコートを着た4人が写っているのですが、サンタの帽子に、長い髭も付けてサングラスまでかけているので顔がわかりません。
ライナーには実の名は「ラバーバンド」というバンド名と書かれています。

小堀「ラバーバンドって訳すと『ゴムバンド』ですよ。ダジャレかい?っていう感じですが演奏は超一流です」

まるでビートルズ

ビートマスの『クリスマス』は、有名なクリスマスソングとビートルズの有名な曲を上手く合体させ、アレンジを加えて録音して一枚のアルバムとして制作。
ビートルズ好きな人は『おーすごい』と思うし、そうでない人もなるほどと思うほどの出来だそうです。


小堀「ギターのカッティング、弾き方。ベースの音色。ドラミングのスタイル。どれもこれもビートルズのメンバーそのものという感じで、思わずニヤッとするほどのビートルズなりきりサウンドです」

毎年日本で開催されているビートルズトリビュートコンサート「Dear BEATLES」の出演メンバーももちろん知っていて、悔しがるほどのビートルズ感を出しているそうです。

あれとこれを合体

例えば「プリーズ・ミスター・ポストマン」とワム!の「ラスト・クリスマス」が合体。しかし演奏は「プリーズ・ミスター・ポストマン」のスタイル。

他にも「涙の乗車券(チケット・トゥ・ライド)」と、ビング・クロスビーやフランク・シナトラで有名な「ホワイトクリスマス」を合わせた曲も。
『クリスマス』には、こうした楽曲が全部で12曲入っているそうです。


小堀「真剣に考えて、真剣にリハして、真剣に作っているアルバムです。エライもんだなあと思いました」

ビートルズファンも絶賛

『クリスマス』の中から聞いたのは、小堀の大好きなビートルズのナンバー「オール・マイ・ラヴィング」と「ママがサンタにキスをした」の合体曲。

「ママがサンタにキスをした」はジミー・ボイドから始まり、ザ・ロネッツやエイミー・ワインハウスなど様々なアーティストにカバーされていますが、小堀はジャクソン5のバージョンが好きなんだとか。12歳の誕生日を迎える直前のマイケル・ジャクソンがまだこどもの声で歌っています。

ビートマスの「オール・マイ・ラヴィング」と「ママがサンタにキスをした」の合体曲は、いかにもビートルズが続いていたら、こんな音になるだろうという仕上がりです。


小堀「めちゃくちゃカッコいい!悔しいぐらいうまいですね。完全コピーもありますが、どのクリスマスソングに、どのビートルズソングが合うかを見つけて、アレンジしていくってことは、なかなかすごいことだなあと思いました」
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2023年12月24日11時03分~抜粋

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