7月16日、歌手の五木ひろしさんがCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
この日、五木さんが小堀勝啓からインタニューを受けたのは、リモート用の小さなブース。
お互い1メートルあるかどうかという至近距離で、文字通り顔を突き合わせてトークとなりました。
五木ひろし、初体験に「いい思い出になります」
来年60周年
この日、スタジオの都合で、最近作られたブースでの対談となったふたり。
小堀「昔の汽車の個室みたいな感じのところで五木さんをお迎えするのは心苦しいです(笑)」
五木「私もいろんなスタジオを経験しておりますけども、こういう小部屋に閉じ込められたような感じは、逆に話が弾むじゃないですか」?
小堀「五木さんとはいろんなシチュエーションでご一緒してますね」
五木「お互いに長いね」
五木さんは来年芸能生活60周年を迎えます。
1964年(昭和39年)東京オリンピックの年に上京し、コロムビア全国歌謡コンクールで優勝して、コロムビアレコードと専属契約したことを振り返る五木さん。
五木「17歳でレコードデビューしたわけですけどもね、今から考えれば、音響一つ、照明一つ、会場一つとっても全然恵まれてないですよ。でもね、そんなとこが楽しかったです」
小堀「昔の汽車の個室みたいな感じのところで五木さんをお迎えするのは心苦しいです(笑)」
五木「私もいろんなスタジオを経験しておりますけども、こういう小部屋に閉じ込められたような感じは、逆に話が弾むじゃないですか」?
小堀「五木さんとはいろんなシチュエーションでご一緒してますね」
五木「お互いに長いね」
五木さんは来年芸能生活60周年を迎えます。
1964年(昭和39年)東京オリンピックの年に上京し、コロムビア全国歌謡コンクールで優勝して、コロムビアレコードと専属契約したことを振り返る五木さん。
五木「17歳でレコードデビューしたわけですけどもね、今から考えれば、音響一つ、照明一つ、会場一つとっても全然恵まれてないですよ。でもね、そんなとこが楽しかったです」
ライブが一番好き
小堀「五木さんを拝見してると、ずっと次のことに努力するじゃないですか。これがすごい」
五木「ここまで来たとか、何かをやり遂げたとか、そんな思いは全くないですよ。僕が本当に、自分の人生やり遂げたと言えるのは歌をやめた時ですよね。だからやめない間はどこまでもチャレンジです」
歌い続けて60年。最新シングル「だけどYOKOHAMA」は通算174枚目となります。
さらにアルバムはなんと220枚以上。アルバムの半分以上はカバーだそうです。
演歌だけでなく洋楽もあり、歌っていないジャンルはないと語る五木さんですが、自身のアルバムの中で好きなのは、意外にもライブ盤だそうです。
五木「レコーディングしてる時より遥かに気持ちがいいですね。会場の雰囲気がそのまま伝わってきますから。自分が現役でやってる以上はライブをどんどんやる。それが僕らの原点であり命ですからね」
五木「ここまで来たとか、何かをやり遂げたとか、そんな思いは全くないですよ。僕が本当に、自分の人生やり遂げたと言えるのは歌をやめた時ですよね。だからやめない間はどこまでもチャレンジです」
歌い続けて60年。最新シングル「だけどYOKOHAMA」は通算174枚目となります。
さらにアルバムはなんと220枚以上。アルバムの半分以上はカバーだそうです。
演歌だけでなく洋楽もあり、歌っていないジャンルはないと語る五木さんですが、自身のアルバムの中で好きなのは、意外にもライブ盤だそうです。
五木「レコーディングしてる時より遥かに気持ちがいいですね。会場の雰囲気がそのまま伝わってきますから。自分が現役でやってる以上はライブをどんどんやる。それが僕らの原点であり命ですからね」
新曲はダブル五木
最新シングルの「だけどYOKOHAMA」は作家の五木寛之さんが詞を手掛け、作曲は五木ひろしさんという「ダブル五木」です。
「雨のヨコハマ」「よこはま・たそがれ」「逢えて…横浜」、そして今回の「だけどYOKOHAMA」で、横浜4部作は完結だそうです。
「カタカナから始まってひらがな、漢字。今回、初めて横文字。どの字にしても似合うのが横浜の魅力。これを五木寛之先生は考えて、ローマ字にしたんだと思いますね」
五木さんの歌でも札幌や長崎の歌は漢字しかありません。「恋の町札幌」しかり「長崎から船に乗って」しかり。
試しに札幌をカタカナに変えてみると「恋の町サッポロ」。非常に軽い感じがして、スナック菓子の名前みたいです。長崎をローマ字にすると「NAGASAKIから船に乗って」。こちらは外国人観光客への案内板みたいで曲名としては無理があります。
五木「それぐらい横浜っていうのは、幅の広い素敵な街なんですよね」
「雨のヨコハマ」「よこはま・たそがれ」「逢えて…横浜」、そして今回の「だけどYOKOHAMA」で、横浜4部作は完結だそうです。
「カタカナから始まってひらがな、漢字。今回、初めて横文字。どの字にしても似合うのが横浜の魅力。これを五木寛之先生は考えて、ローマ字にしたんだと思いますね」
五木さんの歌でも札幌や長崎の歌は漢字しかありません。「恋の町札幌」しかり「長崎から船に乗って」しかり。
試しに札幌をカタカナに変えてみると「恋の町サッポロ」。非常に軽い感じがして、スナック菓子の名前みたいです。長崎をローマ字にすると「NAGASAKIから船に乗って」。こちらは外国人観光客への案内板みたいで曲名としては無理があります。
五木「それぐらい横浜っていうのは、幅の広い素敵な街なんですよね」
名古屋も歌って欲しい
札幌や長崎のご当地ソングへのリクエストもあるそうです。
そこで小堀が推したのは名古屋。残念ながら名古屋の付く歌で全国的に大ヒット曲はありません。
五木さん曰く、日本全国でご当地ヒット曲がないのは名古屋(愛知県)と埼玉県です。
五木「昔ね、60年近く前に『名古屋駅前』っていう歌があったの知りませんか?『かしまいちろう』という歌手のデビュー曲が『名古屋駅前』だったんですよ。大ヒットしなかったんですけど」
B級歌謡に詳しい小堀も知らなかった「名古屋駅前」。
「十代のふるさと」「十代の夢」などをリリースした鹿島一朗さんという歌手がいましたが、「名古屋駅前」については不明です。
五木「名古屋城もあるし。だから誰か歌にすればいいと思うんです。そういう詞ができたら曲は作りますよ。だって僕、隣の岐阜を歌ってるんですから」
そこで小堀が推したのは名古屋。残念ながら名古屋の付く歌で全国的に大ヒット曲はありません。
五木さん曰く、日本全国でご当地ヒット曲がないのは名古屋(愛知県)と埼玉県です。
五木「昔ね、60年近く前に『名古屋駅前』っていう歌があったの知りませんか?『かしまいちろう』という歌手のデビュー曲が『名古屋駅前』だったんですよ。大ヒットしなかったんですけど」
B級歌謡に詳しい小堀も知らなかった「名古屋駅前」。
「十代のふるさと」「十代の夢」などをリリースした鹿島一朗さんという歌手がいましたが、「名古屋駅前」については不明です。
五木「名古屋城もあるし。だから誰か歌にすればいいと思うんです。そういう詞ができたら曲は作りますよ。だって僕、隣の岐阜を歌ってるんですから」
ベストテンの想い出
岐阜県のご当地ソングと言えば、大ヒットした「長良川艶歌」があります。
小堀「『ザ・ベストテン』(TBSテレビ)で、鵜飼い船の上から五木さんの中継しましたもん」
五木「やりましたねえ。昭和59年、1984年ですから40年近く前ですよ。時の流れるのは早いですよ」
『ザ・ベストテン』の中継は「どこへでも行く」がウリで、小堀はホテルのベッドルームまでお邪魔したこともあったそうです。
舞台の合間に開いたボウリング大会からの中継では、奇跡が起きました。
歌い終わった五木さんがボールを投げて終わるところで中継終了、という段取りで…。
小堀「投げたらなんとストライク!あれ、すごかったですね(笑)」
五木「なんでもそうなんですけど、失敗するの嫌いなんですよ。やる以上は絶対成功させたいっていう思いがいつもあるんで、きっと願いが叶ったんでしょうね」
小堀「パーフェクトでした」
小堀「『ザ・ベストテン』(TBSテレビ)で、鵜飼い船の上から五木さんの中継しましたもん」
五木「やりましたねえ。昭和59年、1984年ですから40年近く前ですよ。時の流れるのは早いですよ」
『ザ・ベストテン』の中継は「どこへでも行く」がウリで、小堀はホテルのベッドルームまでお邪魔したこともあったそうです。
舞台の合間に開いたボウリング大会からの中継では、奇跡が起きました。
歌い終わった五木さんがボールを投げて終わるところで中継終了、という段取りで…。
小堀「投げたらなんとストライク!あれ、すごかったですね(笑)」
五木「なんでもそうなんですけど、失敗するの嫌いなんですよ。やる以上は絶対成功させたいっていう思いがいつもあるんで、きっと願いが叶ったんでしょうね」
小堀「パーフェクトでした」
常にチャレンジ
昔話に花が咲いたところで終了。この日は畳半分ぐらいのスペース、変わったシチュエーションでのインタビューでした。
五木「こういう狭い部屋は初めてです。いい思い出になります(笑)」
小堀「次はどっかの風呂で」
五木「温泉とかサウナいいですね。汗かきながらマイクに向かってしゃべります(笑)」
常にチャレンジ。どんなことにも前向きな五木ひろしさんでした。
(尾関)
五木「こういう狭い部屋は初めてです。いい思い出になります(笑)」
小堀「次はどっかの風呂で」
五木「温泉とかサウナいいですね。汗かきながらマイクに向かってしゃべります(笑)」
常にチャレンジ。どんなことにも前向きな五木ひろしさんでした。
(尾関)
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