4人組ヴォーカルグループ、ル・ヴェルヴェッツからバリトンの宮原浩暢さんとテノールの佐藤隆紀さんが、4月23日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演。
宮原さんと佐藤さんに、リモート画面越しに対面した小堀勝啓曰く、画面越しでも十分イケメンぶりがわかるそうです。
昔の名前は?
ル・ヴェルヴェッツのメンバーは、バリトンの宮原浩暢さんと、テノールの佐藤隆紀さん、佐賀龍彦さん、日野真一郎さんの4人。それぞれがミュージカルなどでも活躍中です。
実はグループ結成の時のオーディション条件が「音楽大学を卒業していて、身長180センチ以上あること」だったそうです。
音楽大学の声楽科でクラシックを学んでいる実力派です。
グループ名「ル・ヴェルヴェッツ」の名付け親は音楽評論家の湯川れい子さん。
当初は違う名前だったそうですが、湯川さんに、「もう少し色っぽい名前」とリクエストして付けてもらったとか。
小堀「色っぽいですよね。同じ布でも光沢感のあるぬめっとした感じでね。ちなみに昔の名前は何だったの?」
佐藤「カメラードって名前で少しの間やってました」
小堀「やっぱりル・ヴェルヴェッツの方がいいですね。ぴったりです」
クラシックをベースに幅広く
クラシックはもちろん、ミュージカルナンバー、ロック、ポップス、ジャズや日本の民謡も歌い、ジャンルが広いル・ヴェルヴェッツ。
小堀「皆さんでイメージするのがイル・ディーヴォっていうグループ。ああいう感じの人たちなんだなって思います」
イル・ディーヴォはイギリスの4人組ボーカルグループ。クラシックを基礎にポピュラー音楽を歌っています。
4人それぞれ出身国が違い、自分たちの音楽を、ポップ+オペラでポペラと呼んでいます。
佐藤「イル・ディーヴォさんが歌ってるような楽曲も歌いますし、あと日本語の曲であったり。最近はミュージカルの曲も。本当にいろんな曲を歌わせてもらってますね」
トラブルを乗り越え15周年
ル・ヴェルヴェッツは今年で結成が15周年。記念の全国ライブツアーも開催されます。コロナ禍を乗り越えた感想を聞きました。
宮原「コンサートが出来なくなって、ファンと会場でお会いすることが出来なくなってしまって、改めてファンの存在、お客様の存在を実感しましたね」
ル・ヴェルヴェッツには衝撃的なニュースもありました。2021年、テナーの佐賀さんが脳梗塞を発症してしまいました。活動を止めることまで考えたそうです。
佐藤「残りの3人で活動していって、帰ってくる場所をちゃんと準備しておくことが僕らのやれることなのかなと考えて、1年間は3人で活動してましたね」
佐賀さんは2022年に活動を再開。ステージにも立っているんだとか。
佐藤「普通のようなんですけど、まだ記憶の方がちゃんとうまくいかない部分もあって。でも自分なりに一生懸命歌っているので、そんな姿も見に来ていただきたいですね」
見てよし聞いてよし
15周年ツアーに合わせて発売されるライブ映像を観た小堀の感想です。
小堀「ご本人たちとしては『俺たちめちゃくちゃカッコいいだろう』って言いづらいと思いますが、圧倒的にカッコいいです。こういうグループが日本にもいるんだと嬉しくなります」
身長180センチ以上のイケメン4人。音楽的にはもちろん、ビジュアル的にも楽しめるそうです。
最後は、15周年ツアーを来月に控えた宮原さんと佐藤さんからリスナーへメッセージ。
宮原「僕たちは、思いを込めてコンサートを作っております。初めての方も、何度もいらしてる方も、ぜひ僕たちに会いに会場にお越しください」
佐藤「クラシックのコンサートのようで敷居が高いと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことはなくて。様々な音楽を、一緒の空間で楽しみたい、そんなコンサートを目指しております」
ヴォーカルグループ、ル・ヴェルヴェッツの宮原浩暢さんと佐藤隆紀さんでした。敷居は低いが背は高い。コンサートで生の歌声を堪能しましょう。
(尾関)
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
この記事をで聴く
2023年04月23日10時31分~抜粋