シンガーソングライターの南こうせつさんが、2月26日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
1月に名古屋市内で行われた『青春のグラフィティコンサート2023』の楽屋で行われたインタビューですが、新型コロナウイルスに感染し、休養から復帰したばかり。
自身の感染を通じて考えたことを語ります。
高齢者は完治しても要注意!南こうせつが語るコロナのしつこさ
元気なフォーク世代
20年に渡り続いている『青春のグラフィティコンサート』。
南さんはその中心メンバーでもあります。
南「コロナ禍の中で、このコンサートは休みなく続いたんですよね。これはかなり珍しいことですね」
客層は1970年代のフォークブームに青春を送った世代。現在では60~70代のシニア世代です。
南「こうやってお正月に集まってくれるのはすごく嬉しいんですね。ご夫婦でジーンズを穿いて来てたりね。この世代は元気ですよ」
南さんはその中心メンバーでもあります。
南「コロナ禍の中で、このコンサートは休みなく続いたんですよね。これはかなり珍しいことですね」
客層は1970年代のフォークブームに青春を送った世代。現在では60~70代のシニア世代です。
南「こうやってお正月に集まってくれるのはすごく嬉しいんですね。ご夫婦でジーンズを穿いて来てたりね。この世代は元気ですよ」
まさかのコロナ感染
コロナ禍真っ只中の2021年9月、南さんは「夜明けの風」というメッセージソングでファンに元気を届けました。
その南さんが昨年の暮れにコロナに感染してしまいました。11月の終わりから12月の頭にかけての出来事で、その期間のコンサートは延期となりました。
復帰は12月17日の名古屋市公会堂でのコンサートからでした。
南「平気ですよって人もいたんですけど、65歳以上は甘く見てはいけないですね」
生々しくコロナにかかった体験談を話し始める南さん。水が飲めないほど、激しいのどの痛みが3日間続いたそうです。
南「歌う職業だから、このまま行っちゃったら引退か、みたいなことを考えると身体に良くないですよね」
その南さんが昨年の暮れにコロナに感染してしまいました。11月の終わりから12月の頭にかけての出来事で、その期間のコンサートは延期となりました。
復帰は12月17日の名古屋市公会堂でのコンサートからでした。
南「平気ですよって人もいたんですけど、65歳以上は甘く見てはいけないですね」
生々しくコロナにかかった体験談を話し始める南さん。水が飲めないほど、激しいのどの痛みが3日間続いたそうです。
南「歌う職業だから、このまま行っちゃったら引退か、みたいなことを考えると身体に良くないですよね」
頭の中に霧がかかる
のどの痛みが治まっても、すぐ復帰というわけにいかなかったという南さん。
南「頭の中に霧がかかったようなブレインフォグという状態が続きます。本を読むと3ページぐらいで主人公の名前誰だっけ?って前に戻ったりして、集中できないんですよね」
小堀「かからなくても、最近そういうことがあります。ここまでにして明日読むじゃないですか。何の話だったかな?って(苦笑)」
寝不足のようなだるい感じが続き、いつもの状態に戻るまで時間がかかりました。
南「頭の中に霧がかかったようなブレインフォグという状態が続きます。本を読むと3ページぐらいで主人公の名前誰だっけ?って前に戻ったりして、集中できないんですよね」
小堀「かからなくても、最近そういうことがあります。ここまでにして明日読むじゃないですか。何の話だったかな?って(苦笑)」
寝不足のようなだるい感じが続き、いつもの状態に戻るまで時間がかかりました。
「神田川」より有名になった曲
小堀「「歌うたいのブルース」めちゃくちゃいいですね」
『夜明けの風』の5曲目。南さんの妻・育代さんが作詞、南さんが作曲しています。
南「僕がちょうどデビュー50年を過ぎた時。1970年に東京に出て来て、アマチュアからプロになってヒットするまでを、ちょっと頭の中で整理して作った歌ですね」
この曲は、南さんがぼんやりとできているものを歌って、育代さんがまとめてくれたそうです。
南さんは大分県出身で、別府市の明豊中学校・高等学校の校歌も手掛けていますが、この作品も育代さん作詞、南さん作曲。
杵築市の市立山香中学校の校歌も手掛けており、こちらは南さんが作詞作曲です。
南「大分の明豊高校は甲子園によく出てくる。は~る~か…っていう歌ですね。『神田川』よりあっちの方が有名になっちゃった(笑)」
『夜明けの風』の5曲目。南さんの妻・育代さんが作詞、南さんが作曲しています。
南「僕がちょうどデビュー50年を過ぎた時。1970年に東京に出て来て、アマチュアからプロになってヒットするまでを、ちょっと頭の中で整理して作った歌ですね」
この曲は、南さんがぼんやりとできているものを歌って、育代さんがまとめてくれたそうです。
南さんは大分県出身で、別府市の明豊中学校・高等学校の校歌も手掛けていますが、この作品も育代さん作詞、南さん作曲。
杵築市の市立山香中学校の校歌も手掛けており、こちらは南さんが作詞作曲です。
南「大分の明豊高校は甲子園によく出てくる。は~る~か…っていう歌ですね。『神田川』よりあっちの方が有名になっちゃった(笑)」
コンサートの新しい顔
最後はインタビューが行われた『青春のグラフィティコンサート2023』の裏話。
このコンサートは、毎回南さんが声を掛けて、必ず新しいメンバーが入っています。
今回新たに参加したのはシンガーソングライター半﨑美子さんと、ロックミュージシャン世良公則さんでした。
半﨑さんの「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」が2017年5~7月にNHK『みんなのうた』で放送されていました。この頃から、南さんは半﨑さんが気になっていたそうです。
それからNHKの縁で、コンサートで一緒になった時に「聞いてますよ」と声を掛けた南さん。その後、2回ぐらい野外イベントで一緒になって…。
南「出るか?みたいな感じで声を掛けたんですよ。そしたら、すごく喜んでいただいたんです」
このコンサートは、毎回南さんが声を掛けて、必ず新しいメンバーが入っています。
今回新たに参加したのはシンガーソングライター半﨑美子さんと、ロックミュージシャン世良公則さんでした。
半﨑さんの「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」が2017年5~7月にNHK『みんなのうた』で放送されていました。この頃から、南さんは半﨑さんが気になっていたそうです。
それからNHKの縁で、コンサートで一緒になった時に「聞いてますよ」と声を掛けた南さん。その後、2回ぐらい野外イベントで一緒になって…。
南「出るか?みたいな感じで声を掛けたんですよ。そしたら、すごく喜んでいただいたんです」
ジャンル、世代を超える喜び
世良さんに声をかけたのは、三波さんが『青春のグラフィティコンサート』に、ジャンル、世代の違う人も入れたいと考えたからです。
南「心地よく『喜んで』って受けていただいて、本当に嬉しいですよね」
世良さんは世良公則&ツイストで1977年11月にレコードデビューしました。「あんたのバラード」「宿無し」銃爪」「燃えろいい女」などで大ヒットを連発。
当時はフォーク勢とステージをともにするとは考えられませんでした。
小堀「リハーサルで、『あの素晴らしい愛をもう一度』とか嬉しそうに歌ってる世良さんを見て、やっぱり歳とるのいいなあって思いました」
南「フォークは軟弱だからって意見も昔ありましたけど、こうやって年齢を超えて、『いいよ』って生ギター1本で出てくれる。本当にありがたいですよね」
(尾関)
南「心地よく『喜んで』って受けていただいて、本当に嬉しいですよね」
世良さんは世良公則&ツイストで1977年11月にレコードデビューしました。「あんたのバラード」「宿無し」銃爪」「燃えろいい女」などで大ヒットを連発。
当時はフォーク勢とステージをともにするとは考えられませんでした。
小堀「リハーサルで、『あの素晴らしい愛をもう一度』とか嬉しそうに歌ってる世良さんを見て、やっぱり歳とるのいいなあって思いました」
南「フォークは軟弱だからって意見も昔ありましたけど、こうやって年齢を超えて、『いいよ』って生ギター1本で出てくれる。本当にありがたいですよね」
(尾関)
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