小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

「ショッピングモールの歌姫」半﨑美子が見つめるコロナ禍

シンガーソングライターの半﨑美子さんが、2月5日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。

インタビューは先月名古屋国際会議場 センチュリーホール(名古屋市)で 開催された『青春のグラフィティコンサート2023』での楽屋で行われました。

半﨑さんは、パーソナリティの小堀勝啓と同じ北海道出身ということで、和気あいあいとしたインタビューとなりました。

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初出場

小堀「おばあちゃんが利尻に住んでらっしゃるので、来るたびに利尻昆布を持ってきてくれます。おかげさまで小堀の髪の毛が維持されています」

「ショッピングモールの歌姫」として売り出した頃から、番組にはゲスト出演していた半﨑さん。
コロナ禍になってからは、その機会もなく、小堀と会うのは久しぶりとなります。

今回半﨑さんが出演した『青春のグラフィティコンサート2023』の顔ぶれは、南こうせつさん、海援隊、世良公則さん、イルカさん。
半﨑さんは今回が初めての出演でした。感想を聞くと?

半﨑「私、デビューが遅かったのもありますが6年目なんです。みなさん、45周年、50周年を迎えられてもパワフル。まさに青春がずっと続いてるんだと感じました」

大先輩に感心

半﨑「とてもありがたいお話だったので、お客様にこのまま聴いていただきたいなという感じでした」

武田鉄矢さんは、早く始めたいという舞台監督をそっちのけで、幕が上がるギリギリまで喋っていたそうです。大先輩のパワフルぶりに感心する半﨑さん。

小堀「前に鉄矢さん言ってたけど、ああやって(楽屋で)しゃべって、お客さんにウケるネタを試してるんですって。楽屋でウケたやつを本番でやってみるんですって」

海援隊のトークの面白さの秘密を公開する小堀でした。

お客さんに感激

半﨑「お客様もこの一年に一度のイベントをすごく楽しみにされている感じがオープニングから伝わってきました」

フォーク世代中心の『青春のグラフィティコンサート』。
ショッピングモールを中心に活動する半﨑さんには新鮮だったようです。

コンサートのオープニングは出演者全員で歌った「あの素晴らしい愛をもう一度」で始まったそうです。観客の中には、すでに涙している人もいたんだとか。

半﨑「みなさんの青春時代とリンクしてるというのと、みなさん、いろんな思いで会場に足を運ばれているんだなと感じました」

小堀「コロナ禍で思いがこみ上げてくるものもある上、涙腺も尿道も緩くなる年代なので大変なことになりました(笑)」

実はカウンセラー?

「ショッピングモールの歌姫」と言われる半﨑さんは、昨今のコロナ禍で、観客と生で会えないもどかしさを語りました。

半﨑「直接歌いに行って、そこで対話をするというのが自分自身の生き甲斐でもあったのですごく歯がゆかったですね」

半﨑さんは日本だけでなく、台湾やインドネシアのショッピングモールでも活躍していました。

コロナ禍でリモートライブが行われるようになりましたが、同じ空気を感じることはできません。
過去には30分間のライブに対し、その後のサイン会が3時間になることもあったんだとか。ショッピングモールという開かれた場だからこそ起こることです。

半﨑「一人一人お話させていただく時に、お互いに涙し合うことがあるんです。順番を待ってる人もそれを見ながら、いろんな思いを抱えているのは自分だけじゃないんだって。そういう連帯が生まれるのがあの場所だなって感じます」

小堀「半﨑さんはカウンセリングしてるみたいですね」

半﨑さんが「ショッピングモールの歌姫」として支持される理由の一つが、ここにありました。

おしゃべりなあの人も黙る

『青春のグラフィティコンサート』で半﨑さんの歌に思いを馳せたのは観客ばかりではありません。
実は出演者の武田鉄矢さんもそのひとり。
開演ギリギリまでしゃべっていた武田さんですが、半﨑さんの「母へ」をじっと聞いていたそうです。

小堀「う~んって静かになっちゃって。どうしたんだろう?死んじゃったのかしらと思った(笑)。んなことはないですけど。フレーズごとに頷いてました」

半﨑「本当に光栄ですね」

「母へ」は、半﨑さんが母親への感謝をつづったバラード。海援隊にも「母に捧げるバラード」という名曲がありました。

現在の半﨑さ、ツアー活動は再開したものの、ショッピングモールのライブはまだ行われないそうです。

半﨑「再開して、直接対話が出来たらなという思いがありますね」
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2023年02月05日10時35分~抜粋

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