小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

平原綾香の心のテーマが「きっとうまくいく」になった理由

来年2月に通算で5回目の『平原綾香と開くクラシックの扉コンサート』を開催予定の平原綾香さんが、10月23日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)に出演しました。

パワフルに活動する平原さんが元気の秘密と「表現」について語ります。
聞き手は『平原綾香と開くクラシックの扉コンサート』でもMCを担当している小堀勝啓です。

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食べることが基本

情報発信、ミュージカル、コンサート、レコーディングとパワフルに活躍する平原さん。
そのバイタリティーの源は「食べること」だそうです。無理して減らさず、食べ過ぎず、バランスよく食べること。

この結論に達したのは過去の経験から。
平原さんは、糖質を減らしたり、炭水化物を抜いたりする食事を一時期やってみたことがあったそうです。

平原「確かに体調は良くなる感じはしたんですけど、歌声が細くなっちゃって。だから、バランスよく食べるって大事なんですね」

餃子とご飯

平原「この間餃子とご飯食べて、美味しかった」

小さい時から今まで、母親のオーガニックの手料理を食べているという平原さん。

平原「もうすぐデビュー20年ですけど、ここまで歌い続けてこられたのは、母のおかげだと思う反面、だからこそ、私が料理できないんだなっていうのがありますけどね」

小堀「豪快にご飯の上にタレもつけてガッと食べる女の人は嬉しくなる」

平原「ちょっとポン酢が沁みたのが美味しいですよね」

ちなみに平原さんは餃子についてはポン酢派。

小堀「ポン酢に、ポンと餃子をつけて、ギラッと油が浮く瞬間、幸せを感じるからね」

ポン酢の落とし穴は、あっさりしているからいくらでも食べられるところ、と注意喚起もフォローする小堀。

小堀「アーヤが餃子と聞いただけで、心を掴まれた人がいっぱいいると思います」

平原「美味しいですよねえ」

心を掴まれた皆さん、クラシックを聴きながら、餃子とご飯をがっつりいってみては?

大事な人への歌

6月にはニューアルバム『思い出がラブレター』をリリース。
1曲目の「キミへ」は、カリフォルニアプルーン製の健康食品「ミキプルーン」50周年を記念して平原さんが書き下ろした曲。

曲の依頼があったのは、平原さんの父でマルチサックスプレイヤーの平原まことさんが、がん闘病中の時。

平原「父のこともあったので、ちょうど私にとっても、家族にとっても大変な時期だったんです。
まさにそんな状況の中で作ってたので、私にとっては思い出がたくさんある曲なんです。『キミへ』という曲は、聴く人にとっての大事な人への歌だと思って聞いて欲しいですね」

平原さんは「大切な人の夢がかなうのを応援する」というミキプルーンの理念に共感して歌を作ったそうです。
なお、父のまことさんは2021年11月に逝去されました。

きっとうまくいく

ミキプルーンのCMで、中井貴一さんが「きっとうまくいく」と言っている部分があります。

平原「実は1年前ぐらいから、『きっとうまくいく』がテーマだったんですよ。でも、そのCMを撮った方は、私がそれを言い続けてるって全く知らない。こういう思いって引き寄せるんだなと思いました」

平原さんの中で、「きっとうまくいく」がテーマになったのは映画がきっかけ。
その映画とは2009年にインドで大ヒットしたコメディ映画『きっと、うまくいく』(監督:ラージクマール・ヒラーニ)。

平原「それを見てから、ハマった言葉なんです。『きっとうまくいく』って、いつも思ってるんですけどね」

自分らしい表現

小堀「『きっとうまくいく』ってなんていい言葉でしょうね。コロナ禍で、みんなもう駄目だと思うような瞬間がいっぱいあったと思うんですよ」

平原「私は、短い人生の中で、どれだけ愛を持って人と接することができるかなと思うようになったんですよね。死を通して」

平原さんは、相手の反応を気にして落ち込んだり、相手に合わせて自分を偽ることはないと思うようになったと言います。

平原「自分らしく愛を表現し続けることが、必ず自分も周りも救うって感じたんですよね。だから、この短い中で自分らしく生きたいと思います」

心に刺さる、平原さんのお話でした。
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2022年10月23日10時32分~抜粋

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