デビュー10周年目に入ったシンガーソングライターの家入レオさんが、9月25日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)にゲスト出演しました。
8月に新曲「レモンソーダ」をリリースしたばかりの家入さんに、小堀勝啓が作詞法などを尋ねます。
もし私が宇宙人・スパイだったら?家入レオの詞は妄想世界。
デビュー時のインタビュー
小堀「その目力で正面から見られると照れる。マスクしてると目力が際立ちますね」
家入「目がつってるだけだと思うんですが(笑)」
こんな感じで軽く始まったインタビュー。
家入さんは、デビュー当時の小堀とのやり取りをはっきり覚えているそうです。
高校生でデビューした家入さんに対して、10代目線で接するパーソナリティがいる中で、小堀は変にこども扱いしなかったんだとか。
家入「一人の人間としてお話してくださった印象がすごく強くて、嬉しかった記憶がありますね」
小堀「逆を言うと僕たちは、ほんとに10代?みたいに驚いたし、すごく興味深い人が出て来たなあって思ったんですよ」
家入「目がつってるだけだと思うんですが(笑)」
こんな感じで軽く始まったインタビュー。
家入さんは、デビュー当時の小堀とのやり取りをはっきり覚えているそうです。
高校生でデビューした家入さんに対して、10代目線で接するパーソナリティがいる中で、小堀は変にこども扱いしなかったんだとか。
家入「一人の人間としてお話してくださった印象がすごく強くて、嬉しかった記憶がありますね」
小堀「逆を言うと僕たちは、ほんとに10代?みたいに驚いたし、すごく興味深い人が出て来たなあって思ったんですよ」
寝る前にずっと空想
小堀も当時のインタビューが記憶に残っているようでこんな質問をします。
小堀「あの時、最初に詞を書いたのが5歳ぐらいだったって言ってなかったっけ?」
家入「そうです。詞と言うよりもポエム。ひとり遊びの延長で、自分の気持ちを綴ってました」
小堀「素晴らしい語り手、作り手、歌い手っていう人は、頭の中でいろんな物語を紡いで、空想のいろんな人が出て来たりするんでしょうね」
家入「小っちゃい頃から寝る前にずっと空想してました。もし私が宇宙人だったらとか、スパイだったらとか、そういうことばっかり考えてましたね」
花屋とかスポーツ選手ではなく、宇宙人やスパイというのが何とも言えません。
小堀「あの時、最初に詞を書いたのが5歳ぐらいだったって言ってなかったっけ?」
家入「そうです。詞と言うよりもポエム。ひとり遊びの延長で、自分の気持ちを綴ってました」
小堀「素晴らしい語り手、作り手、歌い手っていう人は、頭の中でいろんな物語を紡いで、空想のいろんな人が出て来たりするんでしょうね」
家入「小っちゃい頃から寝る前にずっと空想してました。もし私が宇宙人だったらとか、スパイだったらとか、そういうことばっかり考えてましたね」
花屋とかスポーツ選手ではなく、宇宙人やスパイというのが何とも言えません。
弾けたこともできる楽しさ
話題は8月にリリースされた曲「レモンソーダ」に移ります。
小堀「若くはじける家入レオがすごく素敵だなあと思った」
家入「10周年イヤーで、改めてお話させていただく方から『家入レオって歳を重ねるごとに若くなってってるよね』って言われることが多くて。自分でも少し納得できます」
「レモンソーダ」は、「青春に早いも遅いも関係ない、青春の捉え方は自分次第」というポジティブな思いを閉じ込めた曲なんだそうです。
家入「大人になるって知識が増えていくことだとも思うんですけど、同時にしがらみに縛られずに、自分自身の舵を取っていける。そんな弾けたこともできる楽しさもあるなあって、最近やっと思うようになりましたね」
小堀「若くはじける家入レオがすごく素敵だなあと思った」
家入「10周年イヤーで、改めてお話させていただく方から『家入レオって歳を重ねるごとに若くなってってるよね』って言われることが多くて。自分でも少し納得できます」
「レモンソーダ」は、「青春に早いも遅いも関係ない、青春の捉え方は自分次第」というポジティブな思いを閉じ込めた曲なんだそうです。
家入「大人になるって知識が増えていくことだとも思うんですけど、同時にしがらみに縛られずに、自分自身の舵を取っていける。そんな弾けたこともできる楽しさもあるなあって、最近やっと思うようになりましたね」
ソーダとコーヒーの共通点
小堀「こどもの時に、最初ソーダとかサイダーとか好きじゃなくて、美味しいと感じるようになった時には、こども心に大人になったなあって思った」
家入「私は、それをコーヒーで感じたんです」
家入さんは、初めてブラックコーヒーを飲んだ時に、「大人はなんていうものを飲んでるんだ」と思ったそうです。しかし、今は朝のブラックコーヒーで脳を覚醒させるのがルーティン。
家入「ちょっとずつ味わい深くなる瞬間が、炭酸水にもコーヒーにもありますよね」
家入「私は、それをコーヒーで感じたんです」
家入さんは、初めてブラックコーヒーを飲んだ時に、「大人はなんていうものを飲んでるんだ」と思ったそうです。しかし、今は朝のブラックコーヒーで脳を覚醒させるのがルーティン。
家入「ちょっとずつ味わい深くなる瞬間が、炭酸水にもコーヒーにもありますよね」
最近の作詞法を公開
9月28日には「Pain」を配信リリースする家入さん。
こちらは「レモンソーダ」と違い、デビュー曲「サブリナ」に原点回帰した楽曲といいます。
家入「今の私が、『サブリナ』みたいな心の叫びを歌うとどうなるんだろう?と作っていった曲です。これからも、私はいろんな気持ちを音楽に刻み付けて生きていくんだという覚悟を、みなさんに届けられたらと思います」
「詩を読むたびに、良い詞を書くねえ」という小堀の言葉に、家入さんは最近の作詞法を明かしました。
こちらは「レモンソーダ」と違い、デビュー曲「サブリナ」に原点回帰した楽曲といいます。
家入「今の私が、『サブリナ』みたいな心の叫びを歌うとどうなるんだろう?と作っていった曲です。これからも、私はいろんな気持ちを音楽に刻み付けて生きていくんだという覚悟を、みなさんに届けられたらと思います」
「詩を読むたびに、良い詞を書くねえ」という小堀の言葉に、家入さんは最近の作詞法を明かしました。
どっちも好き
その作詞法とは、まず短編小説を書いて、そこからフレーズを選んで、歌詞に落とし込むことだそうです。
家入「メロディーにはめてる歌詞は短編小説の10分の1ぐらい。でも、背景に小説文の濃度があるから、みなさんの心に刺さるんだって信じて歌っているんです。だから、そう歌詞を褒めていただけると、よし、もっと頑張ろうって思いますね」
行間に染み出てくるストーリーが、職業作詞家のものとは違い「家入レオ」の息遣いがわかると指摘する小堀。
家入「もちろん書いていただいた曲を歌わせていただくのは、歌い手冥利に尽きます。その道もちゃんとありつつ、自分でも作っていくうちに、両方好きなんだと思うようになりました」
家入「メロディーにはめてる歌詞は短編小説の10分の1ぐらい。でも、背景に小説文の濃度があるから、みなさんの心に刺さるんだって信じて歌っているんです。だから、そう歌詞を褒めていただけると、よし、もっと頑張ろうって思いますね」
行間に染み出てくるストーリーが、職業作詞家のものとは違い「家入レオ」の息遣いがわかると指摘する小堀。
家入「もちろん書いていただいた曲を歌わせていただくのは、歌い手冥利に尽きます。その道もちゃんとありつつ、自分でも作っていくうちに、両方好きなんだと思うようになりました」
ライブを勝手にひとりで構想
Webマガジンに隔週でエッセイを書いている家入さん。いつか本を出してみたい思いがあるそうです。
小堀「出版記念パーティー&ライブみたいなことやったりして」
家入「そういうのいいなあ。家入レオが紡ぐ言葉が好きって言って下さるファンの方が多いので、歌詞、エッセイに限らず。そういう活動もどんどんしていけたらと思います」
来月から全国ライブツアーが始まる家入さんですが、すでに先のことも考えているようです。
家入「自分としてはもっとお客さんの近くに行きたいと思っているんです。なので、今年の秋ツアーも始まっていないにも関わらず、来年のライブ企画を勝手にひとりで構想してます」
(尾関)
小堀「出版記念パーティー&ライブみたいなことやったりして」
家入「そういうのいいなあ。家入レオが紡ぐ言葉が好きって言って下さるファンの方が多いので、歌詞、エッセイに限らず。そういう活動もどんどんしていけたらと思います」
来月から全国ライブツアーが始まる家入さんですが、すでに先のことも考えているようです。
家入「自分としてはもっとお客さんの近くに行きたいと思っているんです。なので、今年の秋ツアーも始まっていないにも関わらず、来年のライブ企画を勝手にひとりで構想してます」
(尾関)
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