小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

ラジカセにレコード…竹内アンナの新作は80年代ポップスへのオマージュ

シンガーソングライターでギタリストの竹内アンナさんが、8月28日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)に出演。

デビュー5周年の竹内さん、「5周年の一番最初のお仕事が小堀さんのラジオで、めちゃくちゃ嬉しいです。心強いです」と語り出します。

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誕生日にもらったラジカセ

リアルでは2020年4月以来の再会となるふたり。
その頃の竹内さんはまだ大学生で京都と東京を行ったり来たり。長かった黒髪はバッサリとカット、しかも金髪になっています。

7月にリリースしたシングル「泡沫 SUMMER」(うたかたサマー)は、日本が元気だった80年代のポップスをイメージさせる楽曲。歌の中にも「ラジカセ」が登場します。

竹内「誕生日プレゼントに、マネージャーさんにラジカセを貰ったんです。
どうやって使うのが全然わからなかったんですけど、使ってみると音質とか、カセットをセットする一手間が愛おしくて、今も使って聞いてます」

80年代を経験している人たちには、「泡沫 SUMMER」で自分たちの青春を思い出せるかもしれません。

アナログが新しい

そんな竹内さんは当然80年代を知りません。「泡沫 SUMMER」を作った経緯を語ります。

竹内「ただ空が青いだけなんだけども、その当時の曲を聞きながら歩くと、空の青さがより解像度を増す感じがします。せっかく夏だし、そのキラキラ感を取り入れられたらと、80年代のシティポップをオマージュして作りました」

今は簡単にサブスクで当時の音楽を聴くことができます。
さらにリバイバルブームでレコードプレーヤーやラジカセも人気でます。
竹内さんもセカンドアルバム『TICKETS』のアナログレコード盤をリリースしました。

竹内「今は可愛いプレーヤーが多くて。見た目から入っても全然いいと思う」

小堀「僕も、誕生日にボックスタイプのビビッドなオレンジ色のを貰ってね。それで聴くアルバムはひとしおです。一曲終わると、何周り目かで次の曲のイントロが出てくる、それがすごく好きな感じ」

ライブハウスじゃないライブツアー

昨年開催された『弾き語り TOUR atelier -アトリエ-』が今年も開催されます。
これはライブハウスではなく、全国各地の重要文化財や近代建築でライブをするのがコンセプトのツアーです。

竹内「すごく建築物が好きで、去年からスタートして楽しかったので、この秋も無事開催が決定しました」

小堀「それぞれの思いがある空間には独特の気が満ちているというのがありますよね。音が違って聴こえるような」

竹内「会場ごとに全然違いましたね」

ちなみに名古屋では昨年も使用した千種文化小劇場(ちくさ座)が再び会場となります。360度から見られる特徴的な舞台です。

竹内「360度って初めてで、不思議な感じでした。どうやって360度に届けるか考えたし、お客さん側からも普段見れない私の後頭部を見続けていただいたり。なかなか面白い体験で、今年もすごく楽しみです」

ジェットコースター気分

小堀「弾き語りっていうと、我々おじさんのフォーク世代の人が思うのと全然違います。スラップとかやって、ホントに一人で弾いてますか?というくらい賑やかです」

竹内「ギターをシバいたりしています」

スラップとはおじさん世代にわかりやすく言うと、ベースでやるチョッパーです。さらに竹内さんはギターを打楽器のように使います。
弾き語りだけでなく、いろんな形態でライブの予定があるそうです。

さらにライブだけでなく曲のリリースも精力的。9月から3カ月連続新曲をリリースするんだとか。

竹内「全然違うサウンド間の曲を立て続けにリリースするので、ジェットコースターに乗っている気分で3カ月楽しんでいただけたらなと思います」

世の中はコロナが明けきらない雰囲気がありますが、一足先にパワー全開の竹内アンナさんでした。 
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2022年08月28日10時31分~抜粋

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