デビュー50周年を迎えたシンガーソングライターのイルカさんが、8月21日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に電話出演。
24日にニューアルバム『うたのこども』をリリースするイルカさんに、小堀勝啓が尋ねます。
デビュー50周年のイルカ、新作『うたのこども』を語る
歌手生活が50歳
イルカさんは1970年(昭和45年)、20歳の時にフォークグループ、シュリークスのメンバーとしてデビュー。そして1974年(昭和49年)にソロデビューを飾ります。
イルカ「50周年。それだけいっちゃってますからね」
小堀「50歳になったかと思ったら歌手生活が50歳ですよ。すごいですね」
イルカ「20歳そこそこじゃ、何年先って言うことが、全然、想像できませんでしたからねえ」
小堀「しかも、その時代の70歳って、とてつもなくお年寄りっていうイメージがあったじゃないですか」
2020年から50周年企画として、立て続けにアルバムをリリースしてきたイルカさん。
その締めくくりとなるのが、24日発売のアルバム『うたのこども』です。
イルカ「50周年。それだけいっちゃってますからね」
小堀「50歳になったかと思ったら歌手生活が50歳ですよ。すごいですね」
イルカ「20歳そこそこじゃ、何年先って言うことが、全然、想像できませんでしたからねえ」
小堀「しかも、その時代の70歳って、とてつもなくお年寄りっていうイメージがあったじゃないですか」
2020年から50周年企画として、立て続けにアルバムをリリースしてきたイルカさん。
その締めくくりとなるのが、24日発売のアルバム『うたのこども』です。
サミーちゃんを偲ぶ
小堀「楽曲に愛が溢れてますね」
イルカ「今までに、CDになってないのも入ってるんですよね」
『うたのこども』にはイルカさんゆかりのミュージシャンが参加。未発表曲やライブ音源、もちろんオリジナル曲も収録されています。
「君へのかぞえうた」「わんわん日記~ひなたぼっこ」は神戸冬馬さん作詞、イルカさん作曲の親子共作です。
特に犬好きの小堀が気に入ったのが「わんわん日記~ひなたぼっこ」。
イルカ「うちにサミーちゃんっていう犬がいたんですけど、おととし17歳で死んじゃったんですよ。とってもいい子でね、ホントに謙虚な子なの。恥ずかしがり屋でね。その犬のことを、冬馬が詞を書いてきたんです」
冬馬さんが詞を書いた時のタイトルは「ひなたぼっこ」。イルカさんが「わんわん日記」という言葉を提案したそうです。
イルカ「今までに、CDになってないのも入ってるんですよね」
『うたのこども』にはイルカさんゆかりのミュージシャンが参加。未発表曲やライブ音源、もちろんオリジナル曲も収録されています。
「君へのかぞえうた」「わんわん日記~ひなたぼっこ」は神戸冬馬さん作詞、イルカさん作曲の親子共作です。
特に犬好きの小堀が気に入ったのが「わんわん日記~ひなたぼっこ」。
イルカ「うちにサミーちゃんっていう犬がいたんですけど、おととし17歳で死んじゃったんですよ。とってもいい子でね、ホントに謙虚な子なの。恥ずかしがり屋でね。その犬のことを、冬馬が詞を書いてきたんです」
冬馬さんが詞を書いた時のタイトルは「ひなたぼっこ」。イルカさんが「わんわん日記」という言葉を提案したそうです。
あいつが来た
小堀「わんこが窓の外を見てて、自由人の猫がうろうろと来るっていう情景、よくありますよね」
イルカさんの家の庭には、いろんな猫が何代にも渡って遊びに来て、昼寝をして帰るそうです。その時のサミーの気持ちは?
イルカ「羨ましくもあり、大丈夫なのかな?ってのもあり。いろんなこと思ってたんでしょうね。ガラス一枚隔てて、お互いに顔をジーッと見合ったりなんかしてね」
サミーちゃんは特定の猫が来ると、ササササッと窓辺に行ったそうです。「あいつが来た」とわかっていたようです。
イルカ「吠えたりは絶対にしなかったですね。尻尾振って、ただジーッと見てた」
アルバムのブックレットには、その時にイルカさんが写した写真が掲載されているそうです。
イルカさんの家の庭には、いろんな猫が何代にも渡って遊びに来て、昼寝をして帰るそうです。その時のサミーの気持ちは?
イルカ「羨ましくもあり、大丈夫なのかな?ってのもあり。いろんなこと思ってたんでしょうね。ガラス一枚隔てて、お互いに顔をジーッと見合ったりなんかしてね」
サミーちゃんは特定の猫が来ると、ササササッと窓辺に行ったそうです。「あいつが来た」とわかっていたようです。
イルカ「吠えたりは絶対にしなかったですね。尻尾振って、ただジーッと見てた」
アルバムのブックレットには、その時にイルカさんが写した写真が掲載されているそうです。
感動してガツガツ言う
そして『うたのこども』にアレンジャーとして参加しているのが、伝説のバンドはっぴいえんどのギタリスト、鈴木茂さん。イルカさんが一緒に仕事をするのは18年ぶりだそうです。
イルカ「あの方も相変わらずでね、自分のやり方、信念を絶対曲げない人でね、今回もまた本当に感動しましたよ、ホント素晴らしくて」
アルバム『うたのこども』の1曲目は、作詞作曲がイルカさん、鈴木さんがアレンジを担当した「時の枝折り」。
小堀「50年になるイルカさんのキャリアのオープニングにふさわしい曲だと思いました」
イルカ「イントロを聞いた時にね、新曲なんだけど、私は懐かしい気持ちにあふれちゃってね、ああ茂さんのサウンドなんだって。それを茂さんにガツガツ言いましたけどね」
イルカ「あの方も相変わらずでね、自分のやり方、信念を絶対曲げない人でね、今回もまた本当に感動しましたよ、ホント素晴らしくて」
アルバム『うたのこども』の1曲目は、作詞作曲がイルカさん、鈴木さんがアレンジを担当した「時の枝折り」。
小堀「50年になるイルカさんのキャリアのオープニングにふさわしい曲だと思いました」
イルカ「イントロを聞いた時にね、新曲なんだけど、私は懐かしい気持ちにあふれちゃってね、ああ茂さんのサウンドなんだって。それを茂さんにガツガツ言いましたけどね」
入れたかったコーラス
イルカ「いつもギター1本でしょぼいデモテープをみんなに渡すんですけど、茂さんが『いい曲だねえ』って言ってくれたんですよ。
まずはアレンジャーにのって頂くのを目標に作るので、すごく大きな勇気をもらいましたね」
イルカさんが手応えを感じた「時の枝折り」のアレンジには鈴木さんもこだわっていた様子。ほぼ完成と思っていたところ「やっぱりコーラスを入れたい」と連絡があったそうです。
イルカ「それも『冬馬君と僕とでコーラス入れたいんだ』って言ってくれてね。入れたら声がすごく似てて不思議でしたね」
鈴木さんがアレンジを手掛けた80年代のアルバム『FOLLOW ME』『JULIA』は、ロサンゼルスやハワイでレコーディングしたそうです。
イルカさんが連れて行っていた当時の冬馬さんは3歳ぐらい。合間には鈴木さんが、抱っこしたり、遊んだりしていたそうです。
イルカ「その2人がね、考えてみたら40年ぶりぐらいの仲で、一緒にコーラスをやってくれる日が来るとはすごいなと思いました。
茂さんが『どうしても冬馬君とやりたい』って言ってくれたこともね、すごく嬉しい愛を感じましたね」
まずはアレンジャーにのって頂くのを目標に作るので、すごく大きな勇気をもらいましたね」
イルカさんが手応えを感じた「時の枝折り」のアレンジには鈴木さんもこだわっていた様子。ほぼ完成と思っていたところ「やっぱりコーラスを入れたい」と連絡があったそうです。
イルカ「それも『冬馬君と僕とでコーラス入れたいんだ』って言ってくれてね。入れたら声がすごく似てて不思議でしたね」
鈴木さんがアレンジを手掛けた80年代のアルバム『FOLLOW ME』『JULIA』は、ロサンゼルスやハワイでレコーディングしたそうです。
イルカさんが連れて行っていた当時の冬馬さんは3歳ぐらい。合間には鈴木さんが、抱っこしたり、遊んだりしていたそうです。
イルカ「その2人がね、考えてみたら40年ぶりぐらいの仲で、一緒にコーラスをやってくれる日が来るとはすごいなと思いました。
茂さんが『どうしても冬馬君とやりたい』って言ってくれたこともね、すごく嬉しい愛を感じましたね」
コンサートにはラスボス登場
3年ぶりに「イルカwithフレンズ」コンサートが復活。
神戸冬馬さんはもちろん、太田裕美さん、ばんばひろふみさん、そして友情出演で演歌歌手の小林幸子さんが出演します。
このコンサートは、イルカさんが2004年から親善大使をしているIUCN(国際自然保護連合)の活動を広く知ってもらおうと始めたコンサート。
IUCNはその名の通り国際的な自然保護の団体です。
イルカさんは以前、小林さんの着物のデザインをしたことがあり、その時からのお付き合い。
イルカ「『イルカちゃんには着物のお礼がしたいから、何かあったら必ず声かけてね』っていつも言って下さるんですよ。
じゃあ、ラスボス来て欲しいということで、昨日もメールやり取りしてたんですけどね」
ラスボスと何か一緒に歌うことが決まっているそうです。
アルバムの話、コンサートの話を元気に話すイルカさんでした。
(尾関)
神戸冬馬さんはもちろん、太田裕美さん、ばんばひろふみさん、そして友情出演で演歌歌手の小林幸子さんが出演します。
このコンサートは、イルカさんが2004年から親善大使をしているIUCN(国際自然保護連合)の活動を広く知ってもらおうと始めたコンサート。
IUCNはその名の通り国際的な自然保護の団体です。
イルカさんは以前、小林さんの着物のデザインをしたことがあり、その時からのお付き合い。
イルカ「『イルカちゃんには着物のお礼がしたいから、何かあったら必ず声かけてね』っていつも言って下さるんですよ。
じゃあ、ラスボス来て欲しいということで、昨日もメールやり取りしてたんですけどね」
ラスボスと何か一緒に歌うことが決まっているそうです。
アルバムの話、コンサートの話を元気に話すイルカさんでした。
(尾関)
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