小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

ドラマー脱退と再加入は必然だった?25周年のSkoop On Somebody

Skoop On Somebody(スクープ・オン・サムバディ)の3人が、7月3日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。

デビュー25周年イヤーを迎えた3人に、小堀勝啓がその足跡を尋ねます。

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浮気した奥さんが帰宅

前回の出演は20周年の時でした。

小堀「以前はすごメンバーが集まってスペシャルコラボみたいでしたが、そこから5年経ったら、浮気した奥さんが家に帰ってきたみたいですね」

この例えにメンバーが爆笑。

「12年半ほどおりませんでしたので、その間、ご心配と寂しい思いをさせたファンの方々もたくさんいたと思います」とドラムのKO-HEYさん。

KO-HEYさんは2009年に活動休止。2011年に正式に脱退。
昨年12月に再加入しましたが、改めて3人でリハーサルをした時に、身体の中に残っているモノがあって驚いたそうです。

KO-HEY「ありがたいことに、2人が本当に温かく迎えてくれてますので、今は甘えて、楽しい思いだけで過ごさせていただいております」

キーボードのKO-ICHIROさんはこう語ります。

「KO-HEYの一番の役割はグルーブだと思うんですよね。彼が戻って来てくれて、僕らもよりグルーブを取り戻せて、ちょっと調子に乗ってる感じがある」

KO-ICHIROさんのキーボードプレイもより自由になったそうです。

再加入は必然だった

KO-HEYさんのドラム、KO-ICHIROさんのキーボード、その上に乗っかるのがTAKEさんのボーカル。

TAKE「KO-HEYは、心から音楽楽しめない、申し訳ないと思うみたいな話をしたんです。それで、勇気のある決断してくれたなあって思います」

平井堅さん、ゴスペラーズらと共に、日本にR&B、ソウルというジャンルを根付かせたSkoop On Somebody。

ヒットを飛ばし、武道館でライブを開催する夢が叶い、さて次は?となった時に、作曲やセールス面など、いろんなことがうまくいかなくなったそうです。
KO-HEYさんが辞めたのはこのタイミング。

TAKE「逆にあの時、KO-HEYが抜けてくれなかったら、いま25周年を迎えて、3人でこんなに音楽を楽しめてなかったって間違いなく感じるんです。
あれは必然だったんだなと最近、本当に思えるようになりましたね」

曲は生き物

小堀「KO-HEYさん見て、お帰りなさいって思わず言ってしまった。俺は宿の番頭か(笑)」

ファンにもこんな気分の人が多いのではないでしょうか。

KO-ICHIRO「2人の時代に作った曲を、今、KO-HEY君が加わって演奏することで、新たな発見とか新たな曲の育ちがあるのでおもしろいです」

曲は生き物だそうです。メンバーが育てる場合もあれば、ファンと一緒に育てることも。また、人が歌ってくれることで勝手に育つ場合もあるんだそうです。

KO-HEY「最近3人で『sha la la』を歌うのが凄く楽しくて」

「sha la la」は2001年の曲。CMに起用されヒットしました。
当時は、テレビ、ラジオ、ライブで歌う。先輩の役者に飲みに誘われると、そこでも歌わされるという状況だったそうです。

KO-HEY「なんか、歌わないといけないみたいに思ってた部分があるんですけど、いま『sha la la』をすごく新鮮に楽しく歌えてるんです。勝手に曲が育っていってくれたんですよね」

それぞれの「GOOD TIME」

25周年イヤーを迎えて、全国10都市63公演のツアー中。5月18日には25周年イヤーの第二弾シングルがリリースになってます。そのタイトルは「GOOD  TIME」。

小堀「みなさんの、それぞれの『GOOD  TIME』はどんな時ですか?」

TAKE「ツアー回っててね、ホテルに帰ってのお風呂ですね。以前は入浴剤とかめんどくさくて入れなかったんです。でも、最近は選ぶのが好きになった」

いろんな種類を試して、さらに混ぜたりしているそうです。最近の発見は老舗の品。

TAKE「昔はそんなに思ってなかったけど、バスクリンってすごいなと思います。バスクリン効きますね。『GOOD  TIME』ですね」

グラス片手に見つめるものは?

次はKO-HEYさんの「GOOD  TIME」。

KO-HEY「昔はライブ終わった後の一杯を楽しみにしてたんですけども、このご時世できませんので、一人で食べる禁断のご飯が楽しみです」

ちょっと軽いものにしておこうか。いやいや、ビール一杯で済ませるならば、他にも選択肢があるな、とライブ後はメニューとにらめっこなんだとか。

KO-HEY「チャーハンを頼むか頼まないかで、20分ぐらいビールのグラス持ったまま、じーっとメニューを眺めてたんですけど、つい食べてしまいました。一口、口の中に入れた時に、うわ~『GOOD  TIME』と思いました」

すべて流れてスッキリ

KO-ICHIRO「KO-HEYはてっきりサウナの話をすると思ったんです。彼、資格を持ってるぐらいサウナーなので。だからTAKEがお風呂。KO-HEYがサウナと来ると思ったから、僕の『GOOD  TIME』は岩盤浴にしようと思ったんだけど」

小堀の観察によると、KO-ICHIROさんの肌はツルツル。その理由は岩盤浴にあるようです。

「あんなに長いこと寝そべってられるって、岩盤浴ぐらいだと思うんですけど。日々のいろんなものがどんどん流れていって、スッキリしますね」と言うKO-ICHIROさんでした。

Skoop On Somebodyの3人、一流ミュージシャンだからどんな凄い答えが出てくるのかと思ったら、完全に普通のオッサン? 
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2022年07月03日10時30分~抜粋

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