シンガーソングライターの森山直太朗さんが、3月20日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』にリモート出演しました。
16日にリリースされたばかりのニューアルバム『素晴らしい世界』について、そして新型コロナウイルスに感染して考えたことを熱く語ります。
森山直太朗、新型コロナ感染を経て生まれた新譜『素晴らしい世界』を語る
MVの衝撃
『素晴らしい世界』の収録曲「愛してるって言ってみな」のMVで、森山さんは寺の住職を演じています。
小堀「本当に頭を剃ったかとか思ってる人がいるかもしれません。フサフサですけど、それはヅラですか?」
森山「ちょっと待ってください(笑)。僕の頭は普通にフサフサです」
坊主頭は特殊メイクだったようです。
小堀「すごく似合ってた!」
森山「ある程度似合うんじゃないかと踏んでたんですけど、まさかあそこまでハマるとは思わなかった」
自身でもお気に入りのようです。
小堀「本当に頭を剃ったかとか思ってる人がいるかもしれません。フサフサですけど、それはヅラですか?」
森山「ちょっと待ってください(笑)。僕の頭は普通にフサフサです」
坊主頭は特殊メイクだったようです。
小堀「すごく似合ってた!」
森山「ある程度似合うんじゃないかと踏んでたんですけど、まさかあそこまでハマるとは思わなかった」
自身でもお気に入りのようです。
機会があれば、是非どうぞ
特殊メイクとは言え、坊主頭にすると、心がシャキッと清められる感覚になったそうです。
森山「背筋がシュッと伸びるような、視界が開けて行くような感覚になったんです。
これからの人生で機会があったら本当に刈り込んでみたいぐらい。小堀さんにもぜひお勧めです」
小堀「私は怖くてできないです。この年で一回剃ったら、もう生えてこないと思うんですよ」
森山「それはないですよ。なんて自虐的なんですか(笑)」
剃毛は若いうちがいいのかもしれません。
森山「背筋がシュッと伸びるような、視界が開けて行くような感覚になったんです。
これからの人生で機会があったら本当に刈り込んでみたいぐらい。小堀さんにもぜひお勧めです」
小堀「私は怖くてできないです。この年で一回剃ったら、もう生えてこないと思うんですよ」
森山「それはないですよ。なんて自虐的なんですか(笑)」
剃毛は若いうちがいいのかもしれません。
コロナで得たもの
話題はアルバムの制作背景について。
小堀「このコロナ禍で、何年間もみんな鬱々として暮らしてる中で、何て素敵なタイトル、楽曲たちだろうと思いました。
森山「コロナになって、社会的にもいろんなことが垣間見え出したりしました」
昨年の夏、コロナウイルスに感染した森山さん。
療養のため動けない間に、自分と向き合うことができたと語ります。
森山「価値や幸福というものを、知らない間に自分の外に求めていたんですけど、まぎれもなく自分の中に、内側にあるものなんだなってことを感じました」
もともと自分の中にあった、「本当に大切な価値のあるものって何なんだろう?」という問いと向き合うことが、コロナによって促進されたのではないかと推測します。
その結果生まれたのが本作だといいます。
小堀「このコロナ禍で、何年間もみんな鬱々として暮らしてる中で、何て素敵なタイトル、楽曲たちだろうと思いました。
森山「コロナになって、社会的にもいろんなことが垣間見え出したりしました」
昨年の夏、コロナウイルスに感染した森山さん。
療養のため動けない間に、自分と向き合うことができたと語ります。
森山「価値や幸福というものを、知らない間に自分の外に求めていたんですけど、まぎれもなく自分の中に、内側にあるものなんだなってことを感じました」
もともと自分の中にあった、「本当に大切な価値のあるものって何なんだろう?」という問いと向き合うことが、コロナによって促進されたのではないかと推測します。
その結果生まれたのが本作だといいます。
和尚、宇宙を飛ぶ
小堀「MVも話題の『愛してるって言ってみな』。悩める若き僧を導くがごとく宇宙を飛ぶ和尚。カッコいいですね」
森山「あれは圧巻でしたね。その後いきなり踊り出すっていう非常にカオスな内容になっています」
このMVが作られたきっかけは、「愛してるって言ってみな」というタイトルが、お寺の門の掲示板に貼ってある言葉に似ているというところから始まったそうです。
森山「言葉の座りとか響きがお寺の言葉に似てるよね、みたいなところから着想して、じゃあ丸刈りしてみる?が入り口で、最後は宇宙まで行けた(笑)。
合成ではあるんですけど、和尚さんや修行僧の格好をした人が宇宙にいるのは、なかなか天晴な映像でしたね」
MVにはそのお寺の掲示板に「愛してるって言ってみな」と書かれた半紙を貼るシーンもあります。
小堀「どっかのお寺の若い住職で、これ書く人が出て来るんじゃないですか?」
森山「(笑)」
森山「あれは圧巻でしたね。その後いきなり踊り出すっていう非常にカオスな内容になっています」
このMVが作られたきっかけは、「愛してるって言ってみな」というタイトルが、お寺の門の掲示板に貼ってある言葉に似ているというところから始まったそうです。
森山「言葉の座りとか響きがお寺の言葉に似てるよね、みたいなところから着想して、じゃあ丸刈りしてみる?が入り口で、最後は宇宙まで行けた(笑)。
合成ではあるんですけど、和尚さんや修行僧の格好をした人が宇宙にいるのは、なかなか天晴な映像でしたね」
MVにはそのお寺の掲示板に「愛してるって言ってみな」と書かれた半紙を貼るシーンもあります。
小堀「どっかのお寺の若い住職で、これ書く人が出て来るんじゃないですか?」
森山「(笑)」
免疫力を高めよう
コロナ感染による後遺症は幸いないそうですが、回復まではそれなりの時間を要したという森山さん。
森山「髪の毛の話ばかりですが、少し髪の毛が抜け落ちたり、割と熱が出たりとか。やっぱり生きてるんだなあって言う感じでした」
普段から食べる物や睡眠に気をつかい、免疫を高めることの大切さを実感したという森山さん。
コロナに感染した時は、体調を崩していた時だったそうです。
森山「自分の身体の内側を見つめ直すっていう意味では、これもいい契機なのかなと思いました。皆さんには日頃から注意していただきたいと思います」
森山「髪の毛の話ばかりですが、少し髪の毛が抜け落ちたり、割と熱が出たりとか。やっぱり生きてるんだなあって言う感じでした」
普段から食べる物や睡眠に気をつかい、免疫を高めることの大切さを実感したという森山さん。
コロナに感染した時は、体調を崩していた時だったそうです。
森山「自分の身体の内側を見つめ直すっていう意味では、これもいい契機なのかなと思いました。皆さんには日頃から注意していただきたいと思います」
光と闇は一体
アルバムの表題曲でもある「素晴らしい世界」は、7分30秒を超える大作です。
森山「コロナを通して、大きな闇と光は表裏一体なものなんだなあと感じたんですね。それを描く上で、やっぱりこれぐらいの重みと尺(時間)が必要だったんです」
音楽を出来るだけ多くの人に聞いてもらうためには、技術的な工夫がいろいろありますが、この曲に関しては「一切なし」と断言する森山さん。
森山「しっかり自分の感覚として経験したものを、ゆっくり時間をかけて歌っています。
ゆっくり聴いて下さいっていう意味では、この歌の時間を皆さんから拝借しようという気持ちです」
身をもってコロナ禍を乗り越えた先の本作。
これまでにはない、新たな森山さんの世界が見えてくるはずです。
(尾関)
森山「コロナを通して、大きな闇と光は表裏一体なものなんだなあと感じたんですね。それを描く上で、やっぱりこれぐらいの重みと尺(時間)が必要だったんです」
音楽を出来るだけ多くの人に聞いてもらうためには、技術的な工夫がいろいろありますが、この曲に関しては「一切なし」と断言する森山さん。
森山「しっかり自分の感覚として経験したものを、ゆっくり時間をかけて歌っています。
ゆっくり聴いて下さいっていう意味では、この歌の時間を皆さんから拝借しようという気持ちです」
身をもってコロナ禍を乗り越えた先の本作。
これまでにはない、新たな森山さんの世界が見えてくるはずです。
(尾関)
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