シンガーソングライターの崎山蒼志さんが、2月27日放送のＣＢＣラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
崎山さんは静岡県浜松市出身の19歳ですが、小堀は「俺の目に狂いなし」と注目していた才能あふれるアーティスト。
孫に接するように優しくインタビューする小堀でした。
思わず応援したくなる
「リモートゲスト、崎山蒼志君ですって？自分の息子よりずっと若いので、つい君付けにしてしまいました。
弱そうな雰囲気からじわじわ伝わる熱い思い。なにより歌声がたまらなく好きです」（Aさん）
リスナーの母性本能をくすぐる崎山さん。現在71歳の小堀とは歳の差が半世紀。
小堀も思わず「崎山さん」ではなく、「崎山くん」と言ってしまいそうだったんだとか。
弱そうな雰囲気からじわじわ伝わる熱い思い。なにより歌声がたまらなく好きです」（Aさん）
リスナーの母性本能をくすぐる崎山さん。現在71歳の小堀とは歳の差が半世紀。
小堀も思わず「崎山さん」ではなく、「崎山くん」と言ってしまいそうだったんだとか。
初めてのバンドツアー
崎山さんは、最新アルバム『Face To Time Case 』をリリース後、自身初のバンドツアーを終えたばかり。
このツアーは大阪、名古屋、東京を回るライブでした。バンドセットでのツアーの手応えを聞きました。
崎山「バンドの皆さんがめちゃくちゃカッコよくて、一緒に演奏できるのが純粋に嬉しいなと思いました。また、自分を見に来てくれたお客さんを見て、こちらも励まされる、そういったありがたみも感じました」
このツアーは大阪、名古屋、東京を回るライブでした。バンドセットでのツアーの手応えを聞きました。
崎山「バンドの皆さんがめちゃくちゃカッコよくて、一緒に演奏できるのが純粋に嬉しいなと思いました。また、自分を見に来てくれたお客さんを見て、こちらも励まされる、そういったありがたみも感じました」
一気にメジャーへ
崎山さんは、2018年、AbemaTV『バラエティ開拓バラエティ 日村がゆく』の「高校生フォークソングGP」のコーナーでグランプリを獲得。
その動画が拡散され、「天才少年現る」と注目を集めました。
この番組の影響はかなり大きかったそうです。
崎山「元々地元で活動しているような感じだったのですが、そこから全国の方に知って頂けました。そういった機会はめったになかったので、とんでもないことでした」
一気に認知度が上がり、昨年メジャーデビュー。ドラマ、アニメ、映画などタイアップも多数。歌だけでなくドラマの主演も務めました。
ラジオを聴いているお父さん、お母さんの世代の人には「日清のチキンラーメンのCMの人」というとわかると思います。
去年の夏頃から放送された河川敷でラーメンを食べるCMです。
「楽しかったですね。新鮮な経験でした」とCM撮影を振り返る崎山さん。
その動画が拡散され、「天才少年現る」と注目を集めました。
この番組の影響はかなり大きかったそうです。
崎山「元々地元で活動しているような感じだったのですが、そこから全国の方に知って頂けました。そういった機会はめったになかったので、とんでもないことでした」
一気に認知度が上がり、昨年メジャーデビュー。ドラマ、アニメ、映画などタイアップも多数。歌だけでなくドラマの主演も務めました。
ラジオを聴いているお父さん、お母さんの世代の人には「日清のチキンラーメンのCMの人」というとわかると思います。
去年の夏頃から放送された河川敷でラーメンを食べるCMです。
「楽しかったですね。新鮮な経験でした」とCM撮影を振り返る崎山さん。
一人暮らしを始める
小堀、ミュージシャンの息子を持った親の気持ちが気になるようで、音楽をやっていたという両親の感想を聞きました。
崎山「まず、僕が音楽活動を続けてるのがよかったねって感じです。作品自体に関しても結構言ってくれますね。
僕の音楽性は両親の趣味から形成されてる部分もあると思うんで、ポロっと出る発言で、『あ、そうだったな』と気づかされることはあります」
現在19歳の崎山さんに、上京した心境を尋ねると…。
崎山「上京したからこそ、ミュージシャンの方々とより連絡が取れるようになって、実際に会えるようになりました。親交が深まって音楽を教えてもらったりとか、いろんなものが広がっていく感じがします」
それが上京して一人暮らしをするようになってよかった点だそうです。
ファンだったという石崎ひゅーいさんとのコラボ曲、アルバム4曲目の「告白」ができたのも上京の成果なんだとか。
崎山「まず、僕が音楽活動を続けてるのがよかったねって感じです。作品自体に関しても結構言ってくれますね。
僕の音楽性は両親の趣味から形成されてる部分もあると思うんで、ポロっと出る発言で、『あ、そうだったな』と気づかされることはあります」
現在19歳の崎山さんに、上京した心境を尋ねると…。
崎山「上京したからこそ、ミュージシャンの方々とより連絡が取れるようになって、実際に会えるようになりました。親交が深まって音楽を教えてもらったりとか、いろんなものが広がっていく感じがします」
それが上京して一人暮らしをするようになってよかった点だそうです。
ファンだったという石崎ひゅーいさんとのコラボ曲、アルバム4曲目の「告白」ができたのも上京の成果なんだとか。
場踊り
小堀「『Face To Time Case 』は、舞踊家で俳優でもある田中泯さんの場踊りに影響されてるって知って、すごいところに触発されたんだなと思いました」
崎山「恐縮なんですけど、田中泯さん、滅茶苦茶大好きです」
田中泯さんの「場踊り」は、まず「場」ありき。その場の空気や、かつてそこにいた人たちを感じて踊る即興の踊り。田中さんは舞踏家の土方巽の影響も受けています。
麿赤児さんの主催する舞踏集団、大駱駝艦や渋さ知らずオーケストラとパフォーマンスしている大豆鼓ファームのようなタイプの踊りです。とはいえ田中さんは裸で白塗りではありません。衣装は着ています。
「その場所に、かつていた人と踊るみたいなフレーズとかから、すごくインスピレーションを受けました」と崎山さん。
場踊りに影響を受けて出来たこのアルバムも、ある意味、場踊り的。なんだか不思議な繋がりです。
崎山「恐縮なんですけど、田中泯さん、滅茶苦茶大好きです」
田中泯さんの「場踊り」は、まず「場」ありき。その場の空気や、かつてそこにいた人たちを感じて踊る即興の踊り。田中さんは舞踏家の土方巽の影響も受けています。
麿赤児さんの主催する舞踏集団、大駱駝艦や渋さ知らずオーケストラとパフォーマンスしている大豆鼓ファームのようなタイプの踊りです。とはいえ田中さんは裸で白塗りではありません。衣装は着ています。
「その場所に、かつていた人と踊るみたいなフレーズとかから、すごくインスピレーションを受けました」と崎山さん。
場踊りに影響を受けて出来たこのアルバムも、ある意味、場踊り的。なんだか不思議な繋がりです。
皮膚感覚のある作品
「場」について崎山さんは、例えば名古屋駅で降りると、すごく名古屋っぽい瞬間があると言います。また雑踏の中の神社を例に取りました。
崎山「人ごみの中から神社に入るとものすごく静か。神社が持ってる空気感がある。その場所が、流れてきた時間を保管してるって思えるんです。時間がケースみたいに思えて、タイムケースって言う言葉が浮かんだんです」
そこからアルバムタイトルが『Face To Time Case 』になったそうです。
崎山「『Face To Time Case 』はタイムケースに面するっていう意味なんですけど、その場所に訪れるっていう意味でもありますね」
小堀「バーチャルな世の中になって来て、皮膚感覚で考える人が少なくなっているような気がします。そんな中で、すごく皮膚感覚のある作品作りをされていると思います」
崎山「ありがとうございます」
まだ19歳の崎山蒼志さん。恐るべしです。
（尾関）
崎山「人ごみの中から神社に入るとものすごく静か。神社が持ってる空気感がある。その場所が、流れてきた時間を保管してるって思えるんです。時間がケースみたいに思えて、タイムケースって言う言葉が浮かんだんです」
そこからアルバムタイトルが『Face To Time Case 』になったそうです。
崎山「『Face To Time Case 』はタイムケースに面するっていう意味なんですけど、その場所に訪れるっていう意味でもありますね」
小堀「バーチャルな世の中になって来て、皮膚感覚で考える人が少なくなっているような気がします。そんな中で、すごく皮膚感覚のある作品作りをされていると思います」
崎山「ありがとうございます」
まだ19歳の崎山蒼志さん。恐るべしです。
（尾関）
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