小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

あれから8年…大瀧詠一さんを偲ぶ

8年前の2013年12月30日、シンガーソングライターの大瀧詠一さんが亡くなりました。

日本語のロックの先駆けとなったロックバンド"はっぴいえんど"からソロ活動で「君は天然色」「恋するふたり』など、今なお愛される名曲を生み出した大瀧さんでが、12月30日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー 年忘れスペシャル』では、大瀧さんを特集しました。

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8年前の年末に

大瀧さんが亡くなられた日、小堀は今も鮮明に覚えていて、ショックを受けたそうです。

小堀「年末で休みを取ってたので、びっくりしてディレクターにメールを打ったら、ライブに行ってて。

期せずしてそのライブのアーティストが『いまステージでそのことを言いました』って(返信が)。それが佐野元春さん、ナイアガラトライアングルのメンバーですわ」

そのナイアガラトライアングルといえば、こんなお話が。

「来年の3月31日には、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40周年記念盤』が発売されますね」(Aさん)

テレビ番組にはほとんど出演していない大瀧さんですが、インタビューでは多方面においてマニアとしての顔も覗かせていました。

小堀「大瀧さんは楽しい人でした。インタビューそっちのけで、B級映画の話をすると止まらないっていう感じでしたね」
 

たくさんの方がカバー

リスナーからはリクエストも届きました。

「大瀧詠一さんの『夢で逢えたら』をお願いします。大瀧詠一が亡くなって8年。大瀧さんはいないけれど、私に素敵な思い出と歌を残してくれました」(Bさん)

『夢で逢えたら』は今から40年以上前に作られた曲ですが、カヴァー曲がCMに使用されるなど、今なお色あせない名曲です。

小堀「稀代の名盤『A LONG VACATION』を出しましたけど、ここからは本当に名曲を色んな人がカバーしました。

これはシリア・ポール、吉田美奈子さん、原田知世さん、あと鈴木雅之さんがゴスペラーズと一緒にやってたりとか」

ここで、大瀧さんが自ら歌唱した「夢で逢えたら」を放送しました。
 

新たな世代の「君は天然色」

カバーといえば、大瀧さんの別の曲のカヴァーに関するリクエストも届きました。

「期待の若手ソングライター、藤原さくらさん。1995年生まれで、今日で満26歳になります。

リクエストは『君は天然色』をお願いします。奇しくも今日は大瀧先生の命日、自分は某大手自動車メーカーのCMソングで藤原さくらさんバージョンを知りました」(Cさん)

「少し脱力感のあるボーカルが、僕も大好きです」とコメントする小堀、このように藤原さんを絶賛します。

「弾き語りの時は、普通この手の人はエレアコとかアコースティックギターとか。この人は徹頭徹尾クラシックギターで、いわゆるフィンガーで、ピックを使わないで弾くのが印象的だなというイメージがありますが、まだ26歳、恐るべし藤原さくら。ハッピーバースデー!」

奇しくもこの日が誕生日の藤原さくらさんが大瀧さんをカヴァーすることに何かの縁を感じます。
(岡本)
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2021年12月30日09時16分~抜粋

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