シンガーソングライターの渡辺美里さんが、10月24日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』にリモート出演しました。
27日にカバーアルバム『うたの木 彼のすきな歌』をリリースする渡辺が、カバーの魅力について熱く語りました。
『うたの木 彼のすきな歌』の渡辺美里、カバーの魅力を熱く語る
コロナ禍への戸惑い
デビュー以来、アルバムをリリースし、コンサート活動を続けてきた渡辺さん。
しかしコロナ禍によってそのサイクルが大きく変わってしまいました。
渡辺「動いている中でエネルギーを回して、自分らしさや次にやりたいことを見つけていたので、パタッと動きが止まってしまうと、どうしていいのやら?っていう感じでしたね」
何もできなくなってしまった戸惑いがあるようです。
渡辺「ましてや昨年、2020年が35周年のアニバーサリーだったので、全国各地練り歩いて、そして次に向かうぞっていう思いでいたので、何か本調子じゃないなっていう感じでした」
しかしコロナ禍によってそのサイクルが大きく変わってしまいました。
渡辺「動いている中でエネルギーを回して、自分らしさや次にやりたいことを見つけていたので、パタッと動きが止まってしまうと、どうしていいのやら?っていう感じでしたね」
何もできなくなってしまった戸惑いがあるようです。
渡辺「ましてや昨年、2020年が35周年のアニバーサリーだったので、全国各地練り歩いて、そして次に向かうぞっていう思いでいたので、何か本調子じゃないなっていう感じでした」
歌い継いでいきたい楽曲
そんな中、10月27日に渡辺さんがリリースするのが『うたの木 彼のすきな歌』。
本作は男性アーティストの曲に特化したカバーアルバムです。
収録曲は「将来へ歌い継いでいきたい曲を集めた」とのこと。
現在71歳の小堀勝啓が青春時代に親しんだ曲もあれば、渡辺さんの世代が楽しんだ楽曲、さらに若い世代の曲など、バラエティに富んだ選曲です。
例えば、渡辺さんがこどもの頃から好きだという原田真二さんのデビューシングル「てぃーんず ぶるーす」。コンサートで一緒になった時に、いつかは歌いたいと思っていたというスターダストレビューの「木蓮の涙」。
大江千里さんの「Rain」については、「たくさんの男性アーティストがカバーされていますが、友達代表として女性シンガー代表として、この曲は歌っておきたいなって思いました」と語ります。
本作は男性アーティストの曲に特化したカバーアルバムです。
収録曲は「将来へ歌い継いでいきたい曲を集めた」とのこと。
現在71歳の小堀勝啓が青春時代に親しんだ曲もあれば、渡辺さんの世代が楽しんだ楽曲、さらに若い世代の曲など、バラエティに富んだ選曲です。
例えば、渡辺さんがこどもの頃から好きだという原田真二さんのデビューシングル「てぃーんず ぶるーす」。コンサートで一緒になった時に、いつかは歌いたいと思っていたというスターダストレビューの「木蓮の涙」。
大江千里さんの「Rain」については、「たくさんの男性アーティストがカバーされていますが、友達代表として女性シンガー代表として、この曲は歌っておきたいなって思いました」と語ります。
選曲の仕方は?
今回のカバーアルバムの選曲は、渡辺さんとマネージャー、それに現在制作に携わっている2人のスタッフで選んだそうです。
カバー曲をやるならどんな曲が良いか?で、まず4人で出したのが60曲。
アレンジはツアーに関わっている奥野真哉さん、服部隆之さん、本間昭光さん、島田昌典など豪華な作家陣が参加。
渡辺さんがそれぞれの楽曲の予想図を当てはめてオーダーしていったそうです。
カバー曲をやるならどんな曲が良いか?で、まず4人で出したのが60曲。
アレンジはツアーに関わっている奥野真哉さん、服部隆之さん、本間昭光さん、島田昌典など豪華な作家陣が参加。
渡辺さんがそれぞれの楽曲の予想図を当てはめてオーダーしていったそうです。
本人も参加「歩いて帰ろう」
選曲の中で、渡辺さんがスタッフから薦められたのが斉藤和義さんの「歩いて帰ろう」だったそうです。
小堀「これは美里さんの持ってるモータウンっぽいイメージとぴったり合って、もう一回りして帰ろうかな、と思うぐらいすごく元気になる曲です」
渡辺「奥野真哉さんが、足取りが軽くなるよう雰囲気にしてくれて、贅沢にもご本人、斉藤和義さんにギターソロを弾いていただいてゴキゲンな仕上がりになりました」
小堀「これは美里さんの持ってるモータウンっぽいイメージとぴったり合って、もう一回りして帰ろうかな、と思うぐらいすごく元気になる曲です」
渡辺「奥野真哉さんが、足取りが軽くなるよう雰囲気にしてくれて、贅沢にもご本人、斉藤和義さんにギターソロを弾いていただいてゴキゲンな仕上がりになりました」
ベテラン歌手の渋い選曲
アルバムには堺正章さんの「街の灯り」、植木等さんの「花とおじさん」などの昭和から活躍するベテラン歌手の楽曲も収録。
特に小堀が驚いたのは水原弘さんの「黄昏のビギン」。
1959年(昭和34年)10月にリリースされたシングル「黒い落葉」のB面に収録された曲で、小堀もこのシングルを持っていたとのこと。
渡辺「永六輔さんと中村八大さんの名曲中の名曲。削ぎ落とされたメロディーの中に、誰でもわかる美しい言葉があって、その中で歌い手が泳ぐことができる本当にロマンチックです。私もちょっと大人になったので歌ってみたいと思いました」
日々の生活の中、眠る前に聞いてゆったりして欲しいそうです。
特に小堀が驚いたのは水原弘さんの「黄昏のビギン」。
1959年(昭和34年)10月にリリースされたシングル「黒い落葉」のB面に収録された曲で、小堀もこのシングルを持っていたとのこと。
渡辺「永六輔さんと中村八大さんの名曲中の名曲。削ぎ落とされたメロディーの中に、誰でもわかる美しい言葉があって、その中で歌い手が泳ぐことができる本当にロマンチックです。私もちょっと大人になったので歌ってみたいと思いました」
日々の生活の中、眠る前に聞いてゆったりして欲しいそうです。
カバーソングの魅力
1999年から「うたの木」コンサートが始まり、カバーアルバム「うたの木」シリーズもかなり長く続いています。
渡辺「そこを心の真ん中にやってきました。それぞれのアーティストが大事に歌ってこられた曲を私なりに解釈して、これ、美里さんの曲?って思ってもらえるぐらいになったらいいと思っています」
実は渡辺さん、大好きだというロック歌手、ジャニス・ジョプリンが歌っている「サマー・タイム」をオリジナル曲だと思っていたそうです。
「サマー・タイム」はジャニスが生まれる9年前、1935年にオペラ『ポーギーとベス』のために書かれた曲です。ジャズのスタンダードナンバーです。
渡辺「カバーは歌う人によって全然違うものになる面白さがあるし、私が歌うとこんな味付けになるんだ、と思ってもらえたらいいなと思ってます」
渡辺「そこを心の真ん中にやってきました。それぞれのアーティストが大事に歌ってこられた曲を私なりに解釈して、これ、美里さんの曲?って思ってもらえるぐらいになったらいいと思っています」
実は渡辺さん、大好きだというロック歌手、ジャニス・ジョプリンが歌っている「サマー・タイム」をオリジナル曲だと思っていたそうです。
「サマー・タイム」はジャニスが生まれる9年前、1935年にオペラ『ポーギーとベス』のために書かれた曲です。ジャズのスタンダードナンバーです。
渡辺「カバーは歌う人によって全然違うものになる面白さがあるし、私が歌うとこんな味付けになるんだ、と思ってもらえたらいいなと思ってます」
オリジナルと並走したい
小堀「初期のビートルズが徹底的にいろんなものをカバーしてたじゃないですか。初期のアルバムの半分ぐらいはカバーだった」
ビートルズのイメージが強い「ツイスト・アンド・シャウト」も「プリーズ・ミスター・ポストマン」も、実はカバー曲です。
小堀「みんなビートルズの曲だと思って聞いてて。それと同じように名カバーはオリジナルを超えるね」
渡辺「超えられなくても、せめて並走していたいです。いい曲って誰が歌ってもいいと感じてもらえたらいいですね」
(尾関)
ビートルズのイメージが強い「ツイスト・アンド・シャウト」も「プリーズ・ミスター・ポストマン」も、実はカバー曲です。
小堀「みんなビートルズの曲だと思って聞いてて。それと同じように名カバーはオリジナルを超えるね」
渡辺「超えられなくても、せめて並走していたいです。いい曲って誰が歌ってもいいと感じてもらえたらいいですね」
(尾関)
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