デビュー45周年を迎えた岩崎宏美さんが、11月22日『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』(CBCラジオ)に電話で出演しました。
小堀勝啓とは5年半ぶり。岩崎さんのデビュー時から多数の曲を手掛け、10月に亡くなった作曲家、筒美京平さんの思い出話も語られました。
スポーツクラブでは普通のおじさん?岩崎宏美が語る筒美京平秘話
デビュー記念でチャンネル開設
岩崎「5年会ってないと、私の顔が変わってるように思われるんだろうなぁ」
小堀「変わってないと思いますよ。普通に動画で観てたら変わってなかったです」
今年の4月25日でデビュー45周年を迎えた岩崎さん。その日には記念のコンサートがある予定でしたが、コロナ禍で中止になってしまいました。
岩崎「でも4月25日という記念日は、何かしたいということで、自分のYouTubeチャンネルを立ち上げました。みなさんの前には行かれないんですけど、私はまだここで頑張ってるよってお知らせしたくて作り始めました」
自宅での撮影で、ちょっとしたものが映っても「家丸出し」感が出てしまうので、結局撮れる場所はカーテンの前になってしまったそうです。
岩崎「もちろんカメラマンとかヘアメイクの人は呼べないので、私の夫が私の携帯で撮ってオール手作りですよ」
動画では素に近い岩崎さんが見られます。
小堀「変わってないと思いますよ。普通に動画で観てたら変わってなかったです」
今年の4月25日でデビュー45周年を迎えた岩崎さん。その日には記念のコンサートがある予定でしたが、コロナ禍で中止になってしまいました。
岩崎「でも4月25日という記念日は、何かしたいということで、自分のYouTubeチャンネルを立ち上げました。みなさんの前には行かれないんですけど、私はまだここで頑張ってるよってお知らせしたくて作り始めました」
自宅での撮影で、ちょっとしたものが映っても「家丸出し」感が出てしまうので、結局撮れる場所はカーテンの前になってしまったそうです。
岩崎「もちろんカメラマンとかヘアメイクの人は呼べないので、私の夫が私の携帯で撮ってオール手作りですよ」
動画では素に近い岩崎さんが見られます。
コロナ禍ですっきり
コロナ禍での過ごし方は引っ越しの整理という岩崎さん
岩崎「3月にお引越ししまして、ずーっとお部屋を片付けなければいけないっていう任務があったんです」
今まで見て見ないふりをしていたという自分の写真や、カセットテープで残していたデビューの頃の音源に加え、母親の家の整理も合わせて2トン車一台分ぐらい捨てたそうです。
岩崎「半年以上かかりましたけれども、おかげで凄い分かりやすい、とっても快適な家になりました。もし私がここで急にいなくなったら、これ、誰がやるのかなと思ったら、ずいぶん思い切ったことがたくさんできましたよ」
小堀「急にいなくなったらって。まあ、ないだろうけども。半年以上、使わなかったものは捨てていいって、よく言いますもんね」
岩崎「あと、痩せたら着ようって思っても、痩せないんだから、いらないんだよね(笑)」
岩崎「3月にお引越ししまして、ずーっとお部屋を片付けなければいけないっていう任務があったんです」
今まで見て見ないふりをしていたという自分の写真や、カセットテープで残していたデビューの頃の音源に加え、母親の家の整理も合わせて2トン車一台分ぐらい捨てたそうです。
岩崎「半年以上かかりましたけれども、おかげで凄い分かりやすい、とっても快適な家になりました。もし私がここで急にいなくなったら、これ、誰がやるのかなと思ったら、ずいぶん思い切ったことがたくさんできましたよ」
小堀「急にいなくなったらって。まあ、ないだろうけども。半年以上、使わなかったものは捨てていいって、よく言いますもんね」
岩崎「あと、痩せたら着ようって思っても、痩せないんだから、いらないんだよね(笑)」
筒美京平さんの曲
今年は訃報が相次ぎましたが、その中には岩崎さんと関係の深い作曲家の筒美京平さんもいます。
デビュー以来の付き合いで、80曲以上書いてもらっていたという岩崎さん。
いくつものコンサートがコロナ禍で中止になったり延期になったりしましたが、今年、1本だけ残ってるのが12月2日のコンサートだそうです。
岩崎「偶然なんですけど、筒美京平さんのナンバーがほとんどなんですよ。第一部なんか全部、筒美先生のナンバーですし。とにかく大事に歌っていきたいと思っているので、大切に歌うことが供養だと思ってます」
デビュー以来の付き合いで、80曲以上書いてもらっていたという岩崎さん。
いくつものコンサートがコロナ禍で中止になったり延期になったりしましたが、今年、1本だけ残ってるのが12月2日のコンサートだそうです。
岩崎「偶然なんですけど、筒美京平さんのナンバーがほとんどなんですよ。第一部なんか全部、筒美先生のナンバーですし。とにかく大事に歌っていきたいと思っているので、大切に歌うことが供養だと思ってます」
一見、ただのおじさん。実は…
岩崎「穏やかで優しくて…。一番最後にお会いしたのは、15年くらい前に、青山のスポーツクラブでお会いしたんですけど」
ストレッチをしていた筒美さんを見つけて、「あ、筒美先生」と走り寄ったそうです。
ちなみに筒美京平さんの本名は渡辺栄吉。すると周りの人が「岩崎さん、渡辺さんをご存じなんですか?」と不思議そうに質問。
岩崎「『あんたたち何言ってんの?この人は日本のポップス界を担ってる筒美京平さんなのよ』って言うと、みんなびっくりしてましたけど。普通の渡辺栄吉だと思ってた。先生は凄い照れてましたけれどね」
みなさん、ただのおじさんと思っていたそうです。一見普通の渡辺栄吉。実は普通じゃない渡辺栄吉が筒美京平さんなのでした。
最近の作詞家や作曲家は表に出る人も多いですが、かつてそういう方は珍しかったようです。
特に筒美京平さんは裏方に徹するスタンスだったようです。
岩崎「照れ屋さんですから」
ストレッチをしていた筒美さんを見つけて、「あ、筒美先生」と走り寄ったそうです。
ちなみに筒美京平さんの本名は渡辺栄吉。すると周りの人が「岩崎さん、渡辺さんをご存じなんですか?」と不思議そうに質問。
岩崎「『あんたたち何言ってんの?この人は日本のポップス界を担ってる筒美京平さんなのよ』って言うと、みんなびっくりしてましたけど。普通の渡辺栄吉だと思ってた。先生は凄い照れてましたけれどね」
みなさん、ただのおじさんと思っていたそうです。一見普通の渡辺栄吉。実は普通じゃない渡辺栄吉が筒美京平さんなのでした。
最近の作詞家や作曲家は表に出る人も多いですが、かつてそういう方は珍しかったようです。
特に筒美京平さんは裏方に徹するスタンスだったようです。
岩崎「照れ屋さんですから」
筒美さんに言われたこと
岩崎さんのデビュー曲レコーディングの時のエピソード。
筒美さんは岩崎さんにこう話したそうです。
「君はこれからデビューして、あなたの高音を褒められるかもしれないけれども、あなたの良さは中低音だから、それを忘れないで」
岩崎「いま自分の中低音がすごく好きなので。なるほど、先生はやっぱり先見の明がおありだったんだなぁと思って」
デビュー45周年を記念してリリースされたライブ音源によるベストアルバム『LIVE BEST SELECTION 2012-2020 太陽が笑ってる』の中にももちろん筒美さんの曲が多数入っています。
筒美さんは岩崎さんにこう話したそうです。
「君はこれからデビューして、あなたの高音を褒められるかもしれないけれども、あなたの良さは中低音だから、それを忘れないで」
岩崎「いま自分の中低音がすごく好きなので。なるほど、先生はやっぱり先見の明がおありだったんだなぁと思って」
デビュー45周年を記念してリリースされたライブ音源によるベストアルバム『LIVE BEST SELECTION 2012-2020 太陽が笑ってる』の中にももちろん筒美さんの曲が多数入っています。
カバーされて思うこと
中でも岩崎さんのセカンドシングル「ロマンス」は、エレファントカシマシの宮本浩次さんのカバーアルバム『ROMANCE』の中でも歌われています。
岩崎「あちらもいいアルバムですよね。素直で素敵。私はあのアルバムを聞いて、持ち歌として歌ってた人たちが、もう一度その自分の歌を見つめ直すことができた人が多かったと思うんですよね」
今年はコロナ禍でコンサートなどが延期、中止になりましたが、唯一残った12月2日のコンサートから再始動する岩崎さん。
最後に「希望を持って、とにかく前向きに生きていきたいですよね」と語りました。
(尾関)
岩崎「あちらもいいアルバムですよね。素直で素敵。私はあのアルバムを聞いて、持ち歌として歌ってた人たちが、もう一度その自分の歌を見つめ直すことができた人が多かったと思うんですよね」
今年はコロナ禍でコンサートなどが延期、中止になりましたが、唯一残った12月2日のコンサートから再始動する岩崎さん。
最後に「希望を持って、とにかく前向きに生きていきたいですよね」と語りました。
(尾関)
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