小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

意外なアーティストたちがリスペクト!ABBAの魅力とは?

11月15日はスウェーデンの生んだ名グループ、ABBAのアンニ=フリッド・リングスタッドさんの75歳の誕生日でした。

この日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』では、リスナーからの投稿を紹介しながら、小堀勝啓がABBAを振り返ります。

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ダンシング・クィーン

1974年から1982年まで世界中でヒットを飛ばしたABBA。
アンニ=フリッド・リングスタッドさんとアグネッタ・フォルツコグさんの女性2名、ビョルン・ウルベースさんとベニー・アンダーソンさんの男性2人の4人からなるポップグループです。

2018年4月、ABBAが解散しておよそ35年ぶりに新曲を録音か?というニュースが流れました。5曲の新曲があるそうですが、このコロナ禍で技術的な問題などもあり、発売は来年を予定しているんだとか。

大ヒット曲「ダンシング・クィーン」に乗せて投稿を紹介していく小堀勝啓。

「ABBAの曲『ダンシング・クィーン』、いいですね。チアドラゴンズ2019のオープニング・ダンスに採用されていました。今年のドラゴンズは3位でしたが、よくやったと思います。吉見投手の引退は寂しく思います」(Aさん)

小堀「結果的には久々のAクラス。来年はさらなる躍進を期待しましょう」
 

木枯らしの少女

「自ら聴くことはあんまりないグループでしたが『ダンシング・クイーン』とか聴こえてくると、やっぱレベルの高いグループだったんだと改めて思います。ABBA繋がりで彼女らの夫であったビョルン&ベニーの、日本でヒットした『木枯らしの少女』をお願いします」(Bさん)

ABBAを結成する前にビョルン・ウルヴァースとベニー・アンダーソンが、1972年に男性デュオ、ビョルン&ベニーとして出した「木枯らしの少女」が日本でスマッシュヒットしました。

小堀「この2人が『まあ、俺たちも鳴かず飛ばずだな~。これで終わりかな~』と思ったところに現れたのが、今日が誕生日のアンニ=フリッド・リングスタッドとアグネッタ。『男女4人で組もうよ』とABBAになって、スーパーグループになっていきました」
 

ABBAとは関係ありません

「朝から ABBA の『ダンシング・クィーン』はいいですね。ABBAと言いますと、数年前、娘に名古屋の四季劇場に連れて行ってもらって見たのが『マンマ・ミー!』でした。 ABBA の名曲とともにダンスがあって、素晴らしかったものです」(Cさん)

『マンマ・ミーア!』は、ABBAのヒット曲に乗せてストーリーが進行していくミュージカル。

小堀「全部アバの曲なので、ABBAの成功物語かなと思ったんですが全然関係ないんですよ。よく出来たミュージカルでした。ヒット曲何があれだけあるから、あの芝居は成り立ったんですね」
 

ギミー!ギミー!ギミー!

「ABBAは名曲がありすぎて迷うのですが、マドンナが自分の曲のサンプリングに使用するのを直々に頼んだという『ギミー!ギミー!ギミー!』をお願いします。サンプルに使用したマドンナの『ハング・アップ』もかっこよくて大好きな曲です」(Dさん)

2005年代、マドンナが「ギミー!ギミー!ギミー!」をサンプリングして、キレキレのダンスチューンに仕上げて大ヒットしました。

「『ギミー!ギミー!ギミー!』聴きたいです。若かった頃、いろいろ思い出があるのでお願いします」(Eさん)

小堀「何があったんだろう?そこが聞きたいと思ったりもします」
 

みんなABBAが好き

小堀「ABBAは本当に世界中に愛されています。マドンナはリスペクトしながら自分の中にテイストを取り入れたりしてるし、セックス・ピストルズのメンバーも、パンクとは全く違うようなんだけど、インタビューでABBA好きだっ言ってたのを見たことありますね」

番組で話題になった他、ABBAファンを公言しているのはディープ・パープルのリッチー・ブラックモア、元オアシスのノエル・ギャラガー、アリス・クーパー、フランク・ザッパ、エルヴィス・コステロ、そして元ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノなど。
幅広いジャンルからリスペクトされています。

ブライアン・イーノとつながりの深いU2に至っては、1992年のストックホルム公演の時に、ビョルンさん、ベニーさんと一緒に「ダンシング・ヒーロー」を演奏していました。ABBAとは対極にいるようなロックな人ばかりなのが不思議です。

意外な人が、実はABBAファン。来年リリース予定の新曲が楽しみです。
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2020年11月15日08時12分~抜粋

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