小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

裸で読書にYouTube?鳥羽一郎の、妙に元気な自粛生活

8月26日に新曲「戻れないんだよ」が発売になった歌手の鳥羽一郎さんが、8月30日『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に電話で生出演しました。

本来であればホールを満員にしてコンサートを行っていたはずのベテラン演歌歌手は、このコロナ禍でどのような生活を送っているのでしょうか?

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裸で読書

鳥羽「小堀さん、もう70?2つもお兄さんだ。お兄さん、よろしくお願いします」
小堀「鳥羽さんにそう言われたら、逆に緊張します」
鳥羽「でも、もう長い付き合いですなあ。もう38年ぐらいじゃない?」
小堀「お互い、30歳そこそこの頃からですもんね」

長い付き合いの中、キャンペーンでマグロの解体ショーをやって小堀をびっくりさせたこともある鳥羽さんですが、今回もびっくりさせることがあったようです。

小堀「この間、メールの写真を見たらびっくりしました。裸で本を読む鳥羽一郎!」
鳥羽「なんにもやることねえからさあ。最近さあ」
小堀「そのうちグラビアでも出すんじゃないのかと思うぐらい元気ですね」
鳥羽「日焼け止めは塗ったほうが良いと言われて、今は日焼け止め塗ってやってますよ」

コロナ禍でキャンペーン活動が出来ない今、鳥羽さんの日課は自宅の庭で裸で読書。「ずいぶん焼けてますね」と言われると、「ハワイ行ってきました」と冗談を返すそうです。
 

裸で読む本は?

鳥羽さんはどんな内容の本を読んでいたのでしょう?

鳥羽「いろんな人の一代記を読んでます。そういう本をむかし買ったけど、あんまり読んでなかったのよ。うちの掃除してたらいっぱい出てきて、改めて延々と読んでますよ」

名を成す人は、やはり人生のヒントになるようなことが多くあるそうです。
特に気になったというのが樹木希林さんの本。

「この業界にずっといた人だから、いろんな苦労が書いてあってためになったね。本のタイトルが『死ぬ時ぐらいほっといてよ』っていうような感じで面白いね」と鳥羽さんです。

正式なタイトルは『樹木希林 120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ』(宝島社刊)です。興味のある方はご一読を。
 

全然違う

このコロナ禍の中、鳥羽さんは新曲「戻れないんだよ」をリリースしました。

タイミングとして「コロナ禍の生活を意識して作ったの?」と言われることもあるそうですが、コロナとは関係なく、人生全般について歌っています。

小堀「この歌詞は、年配の人は聴きながら、実感があるでしょうね」
鳥羽「良いことも悪いころもいろんな経験した人が、悪いことは忘れて、良いことを思い出しながら前向きに生きろ、みたいなそんな歌だと思うよ」
 

渡哲也さんと共演

実は鳥羽さん、8月10日に亡くなった俳優の渡哲也さんとは「風雪花伝」という曲で特別な繋がりがありました。

鳥羽「まあ、あの…なんて言うかな、あんな良い人は死んだらいかんよ。俺は今でも亡くなったとは思ってないからね。亡骸を見たわけでもないし。マスコミはああやって騒いでるだけなんだと、俺は心の中で思ってるけどね」

この「風雪花伝」は渡さんが台詞、鳥羽さんが歌という一曲でした。

小堀「二人の男同士のセリフのやりとりが、任侠映画のワンシーンを思わせるようで良いですよね」

鳥羽「渡さんがよくやってくれましたよ。この歌が出た時、あんまり宣伝しなかったんだよね」

通常であれば、俳優が台詞で参加する場合は別録りにして、後でダビングするものですが、この曲は二人一緒にスタジオに入って収録したそうです。
ジャケット裏の写真には、レコーディング風景がしっかりと写っていました。
 

夜中までYouTube

小堀「しかし今日びっくりしたのは、僕らの年代だと、朝早く起きるんですけど、意外と朝はゆっくり起きる人なんですね」
鳥羽「ゆっくりなんですよね。寝るのが遅いから」

実は鳥羽さん、YouTubeを見ていて、夜中の2~3時に寝る生活だそうです。

鳥羽「いろんな昔の映像が流れてきて、面白いんだよね。あれ?もう3時とかなっちゃうんです」

そんな鳥羽さん、今年行われるはずだった東京オリンピックの聖火リレーで、三重県をランナーとして走る予定でした。

鳥羽「楽しみにしてたんだけどね。聖火ランナーは世界中が見てるわけだから、体鍛えなきゃと思ってね、筋トレしながら準備はしてたんだよ」

コロナ禍が落ち着いてキャンペーンで回れるようになったら、その筋トレは無駄にはならないはず。今回のゲストは自粛期間でも元気な鳥羽一郎さんでした。 
(尾関) 
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2020年08月30日08時24分~抜粋

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