小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

歌謡曲カバーで新境地?Ms.OOJA『流しのOOJA』

8月26日にニューアルバム『流しのOOJA~VINTAGE SONG COVERS~』をリリースしたMs.OOJAさんが、23日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に電話出演。

タイトルから想像できるように歌謡曲に目を向けた今回の新譜。その製作背景を語ります。

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歌謡曲が染みる

6枚目となるカバーアルバムで取り上げたのは昭和歌謡。

Ms.OOJA「自分もちょっと大人になってきて、歌謡曲が大好きになってきたんですよね。染みるなぁと思いながら聞いています」

ラジオの仕事で9年ほど通っている札幌に、行きつけのミュージックバーもできたんだとか。そこのマスターがかけてくれる歌謡曲のレコードを聴きながらお酒を飲むのがお気に入りだそうです。

Ms.OOJA「何て良い曲がたくさんあるんだろうって感動しました。しまいには歌いたくなっちゃって、『流しのOOJA』って名付けて、そのバーでゲリラライブみたいなのやってたんですよ。そこから着想を得て、今回のアルバムに繋がっていくんです」
 

カッコいい曲がたくさんある

小堀「選曲が本当にすごいと思うんだけど、大橋純子さんの『シルエット・ロマンス』はわかります。でもテレサ・テンさんの『つぐない』とか入ってるじゃないですか。ええ?という驚きがありました」

演歌よりのものからニューミュージックよりのものまで、今回のアルバムでは歌謡曲の幅広さを表現するよう努めたそうです。

Ms.OOJA「聞いてて、カッコいい曲だって感動した曲を、歌わせていただいたんです。こんなにカッコいい曲あるんだよ、と若い世代にとって新しい発見になってくれたら嬉しいですね」

すっかり歌謡曲の世界に惚れ込んでいるようです。
 

歌の世界に浸れる

小堀「どの歌もドラマがあって、歌う側もいい女っぷりがすごいですよね」
Ms.OOJA「70~90年代のかけての名曲たちなんですけど、女性の曲がほとんどですね」

収録された楽曲はサザンオールスターズの曲「夏をあきらめて」を除き、全て女性シンガーの曲です。
その「夏をあきらめて」も研ナオコさんが歌ってヒットしています。

Ms.OOJA「曲に出てくる女性像がすごく色っぽくて大人っぽい世界なんですよ。そこに浸って歌えるっていうのもこの歌謡カバーのいいところだなと思いますね」

くだんのミュージックバーでは、レコードジャケットを見ながら、当時のレコーディング状況に思いを馳せながら聞いていたそうです。
 

やっぱり猫も好き

Ms.OOJA「今回、ジャケットはイラストなんですけど、ちょっと大人の方は懐かしいと思うようなジャケットなんじゃないかなぁと思うんですよ」
小堀「美人画家の鶴田一郎さんだよね」
Ms.OOJA「それを完全にイメージしました。めちゃめちゃ気に入ってます」

鶴田一郎さんはノエビア化粧品のCMでお馴染みの画家。日本画のような独特なタッチで描かれた美人画を記憶している方も多いのでは?

今回ジャケットを描いたのは加藤美紀さん。加藤さんも日本画のようなタッチの美人画が特徴的。歌詞カードの中にも猫のイラストが描かれていました。

Ms.OOJA「私の愛するぶうこちゃんなので今回入れていただいたんです。加藤美紀さんも猫が好きで、よく描かれてて、今回、見事に表現していただきました。もふもふを」
 

早くも次のカバーを妄想中

Ms.OOJA「歌いたい曲がいっぱいありすぎて、選曲が難しかったです。でも、今回のアルバムは、今の自分にすごく合っている曲だなぁと思っているので、ぜひMs.OOJAの歌声で、この歌い継がれてきた名曲を聴いてほしいと思ってます」

デビュー10周年で大人な味が出てきたからこそ、出せたアルバムかも知れません。

小堀「10年前だったら、きっと、パワーを入れすぎて歌い上げ過ぎてしまってたかも」
Ms.OOJA「あり余る力でやっていたかもしれないですね。
まだまだこれから歌いたい曲がたくさんあるので、もうちょっと大人になったら、これも歌いたいなぁっていう妄想をしてます」
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2020年08月23日08時19分~抜粋

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