小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

また名曲をリメイクしました。サンプラザ中野くん、パッパラ―河合

爆風スランプのボーカル、サンプラザ中野くんさんと、ギターのパッパラー河合さんが、7月14日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
まずは、昨年パーソナリティの小堀勝啓とともに出演した、あるイベントについての話題から始まります。

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お前は主催か!

「あれは楽しかったですね」と中野さんと河合さん。去年の暮れに、CBCラジオ主催のバンドコンテスト『オトナバンドフェス2018』に二人そろって特別審査員としてゲスト出演しました。

「オトナバンドの方々に本気でいろんな注文を出したりして、なんかピキピキってなる瞬間もありましたけど…」という中野くんさんに、「それを凄い喜んでたんです。オトナバンドの人たちは、アマチュアだからって言われるのが嫌みたいです」と説明する小堀です。

今年の5月に行われた『栄ミナミ音楽祭』でも二人はステージに立ちました。

「オトナバンドの人が挨拶に来てくれたり、わざわざCD買いに来てくれた人もいて。厳しいこと言ったけど愛が通じたんだな」と中野くんさん。

中野「今年はオトナバンドフェス、やらないんですか?」
河合「やりましょうよ」
中野「お前は主催か!」
 

今だから女王様

6月5日、ミニアルバム「大きな玉ねぎの下で」がリリースされました。
1989年にリリースされた「大きな玉ねぎの下で」が「令和元年 Ver.」としてリメイクされました。

中野「また名曲をリメイクさせていただきました」
河合「名曲って自分で言うなって、よく言われますけどね」

「謙遜するのは日本人だけですよ。向こうの人は自分は最高だって考え方。考えてみたら、自分で駄作ですっていうものを誰が買いますか?」と言う小堀の言葉から、話はクイーンのフレディー・マーキュリーへ。

「フレディー・マーキュリーは家で自分の曲をずっと聞いてる。それが一番好きなんですって」と河合さん。
「でも、それわかる。俺も良く出来たなと思う曲は何度聞いても良いなあと思うから」と続けます。

河合さんは日本のフレディー・マーキュリーとも言えます。またの名を女王様。クイーンの曲を直訳して歌っていました。ミニアルバムには女王様によるクイーンの直訳カバー曲「女王様物語」も収録されています。

「20年ぐらい前に女王様でそこそこ売れたんですが、映画(『ボヘミアン・ラプソディ』)がヒットしたのでリメイクするなら今だ、と思って」と河合さん。
「訳は、言わせてもらうと、私がしてるんですよね」と付け足す中野くんさん。
正確に言うと「女王様」と言うのは河合さんと中野くんさん、二人のユニットだそうです。
 

生んだものと容姿は別

「僕は、武道館を経営なさっている母体の方とお話しする機会があって、その時『私たち武道館の宣伝の歌を歌ってくれて、本当にありがとう』と言われまして。武道館の経営は、どこからも補助はなく独立採算制なんですよ」

が豆知識を披露する中野くんさん。

「知らなかった。なんか国営っぽい感じがしますけどね。公式ソングにしてくれれば良いんですけどね」と河合さん。ちなみに東京メトロ、九段下駅では発車メロディーとして「大きな玉ねぎの下で」が使われています。

「大きな玉ねぎの下で(令和元年 Ver.)」のミュージックビデオは武道館の中で撮影したそうです。

河合「なんか良いMVなんですよね」
中野「僕も見てつい泣いちゃったんですけど。毎日見てますね」
河合「他のは見ない?」
中野「他に見るのは『Runner』です」
昨年、リメイクされた「Runner(平成30年 Ver.)」のMVのことです。

「自分が好きだという事はとても大事だと思いますよ。僕は自分が大好きですもん」と言う小堀に、「タモリさんは自分の出た作品は一切見ない。リピートしない。気持悪いから見ない。すべて忘れるそうなんです」と中野くんさん。そして…。

「わかります。自分が作った音楽は聞くんだけど、自分が出たテレビは見ないですよね。自分が生んだものは好きだけど、自分の容姿はそんなに好きじゃないという事だと思うんですよ」と加わる河合さんに、「そこ、一緒だなあ。俺と河合は」と頷く中野さんでした。
 

バンドを始めたきっかけ

「俺らね、バンドを始めたのは女にモテたいとか、カッコ良くなりたいとか、そんなんじゃないんですよね。どうせモテないからヘンな事やろう、と始まったんですよ」と河合さん。

「長髪にロンドンブーツをはいて女にモテるっていう80年代当時。俺らはあんなことやっても、モテないなってわかってたんで、じゃあ、頭、剃ろうよってなったわけですよ」と続けます。
だから二人とも風貌は変わらず、30年経っても老けません。

河合「白髪ってバレない」
中野「ロンドンブーツ脱ぐと意外と背がちっちゃいんだとか。脱ぐ時も時間かかるしね」
 

豆腐で夏を乗り切ろう

中京エリアでもライブを重ねる二人。
まずは7月28日、鈴鹿サーキットで行われる鈴鹿8時間耐久ロードレースでのライブイベント『8フェス』、8月22日にはライブツアー『サンプラザ中野くん style #4』と題して、名古屋大須の名古屋ell.FITS.ALLに出演します。

「夏はフェスで大変だと思いますけども、特別に体調管理はされてるんですか?」と小堀が質問。

「とにかくエネルギーを使い過ぎないって感じですかね」と中野くんさん。
「私は最近ハマってるのが豆腐。豆腐も色々あるでしょ?味が微妙に違うんですよ。食べ始めたら美味しくて。健康にもいいじゃないですか。それで、今年の夏はいけます」と河合さん。

小堀「我々はこの年になってくると健康こそが宝です」
河合「中野がね、90ぐらいまではリアルで歌いたいみたいなことを言ってるので、俺も90までは絶対ギターを弾くぞと思って、身体作ってます」

最後に「リリース60周年を迎えました『Runner』。はひる~、はひる~。入れ歯飛んでっちゃった、ってね」と締める中野くんさん。

入れ歯を飛ばす姿をぜひ見たいですね。ファンも豆腐を食べて、体力を使わないように長生きしましょう。 
(尾関)
 
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2019年07月14日08時20分~抜粋

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