歌手の吉幾三さんが、6月9日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
昨年、自身のデビュー50周年に向けた充電として、音楽と触れ合うため海外への放浪の旅に出ていた吉さん。
テレビ番組での引退宣言も記憶に新しいところですが、果たして旅の成果は…?
吉幾三、充電の旅の成果は「なんの勉強にもならなかった」!?
ニューオーリンズ
「僕も日本にいる時がなかなかなくてね。デビュー45年を終えたら1年間休ませてもらって、いろんなところへ音楽を聞きに行く旅に出て、本当に多方面にご迷惑かけたのか、かけてねえのかわからんのだけど、あちこち行って参りました」
こう報告した吉さん。
「なんの勉強にもなりませんでした」
とは冗談でしょうが、今回の放浪の旅、ルイ・アームストロングが生まれたニューオーリンズだけは行きたかったそうで、現地ではマイクを使わずに演奏を聴かせる小さなお店に入ったそうです。
こう報告した吉さん。
「なんの勉強にもなりませんでした」
とは冗談でしょうが、今回の放浪の旅、ルイ・アームストロングが生まれたニューオーリンズだけは行きたかったそうで、現地ではマイクを使わずに演奏を聴かせる小さなお店に入ったそうです。
ジャズを堪能の2日間
そこは、わざとクモの巣を張ったようなレトロなバー。
2メートルほどしか離れていない席でピアノ、ベース、ドラム、トランペット、トロンボーンの5人編成のバンド演奏を聴いた吉さん。
「そんなところで『What a Wonderful World』とか聴いてると涙出て来ちゃって。
街に出たらバーボンストリートってあって、夜中の3時頃までガタガタやってんだよ。
ホテルの部屋の枕元に何があると思ったら、耳栓なんだよ!ホテルまで聞こえるから」
「What a Wonderful World」は言わずと知れたルイ・アームストロングの代表曲。
ニューオーリンズでは丸二日間、夕方から夜遅くまで飲みながらジャズを堪能したそうです。
2メートルほどしか離れていない席でピアノ、ベース、ドラム、トランペット、トロンボーンの5人編成のバンド演奏を聴いた吉さん。
「そんなところで『What a Wonderful World』とか聴いてると涙出て来ちゃって。
街に出たらバーボンストリートってあって、夜中の3時頃までガタガタやってんだよ。
ホテルの部屋の枕元に何があると思ったら、耳栓なんだよ!ホテルまで聞こえるから」
「What a Wonderful World」は言わずと知れたルイ・アームストロングの代表曲。
ニューオーリンズでは丸二日間、夕方から夜遅くまで飲みながらジャズを堪能したそうです。
ニューヨークの女
吉さんが先月15日に発表したアルバム『あの頃の青春を詩う』シリーズ第4弾「グループサウンズ編」。
そのブックレットには、今回の旅で撮影された海外の写真が使われています。
吉「後ろの方はニューオリンズ。これは聞きに行った時の。中はニューヨークの地下鉄。撮ってくれたのがニューヨークの女でしたね」
思わず「あちらの“人”?」意味深に聞く小堀。
吉「嘘ですよ。私の知り合いが奥さんと二人で案内してくれたんですよ」
小堀「僕らも心配して、事件に巻き込まれてないかと新聞とかニュースのチェックは欠かせませんでした」
吉「関係者には『何かあったら密葬で頼むね』ってね(笑)」
そのブックレットには、今回の旅で撮影された海外の写真が使われています。
吉「後ろの方はニューオリンズ。これは聞きに行った時の。中はニューヨークの地下鉄。撮ってくれたのがニューヨークの女でしたね」
思わず「あちらの“人”?」意味深に聞く小堀。
吉「嘘ですよ。私の知り合いが奥さんと二人で案内してくれたんですよ」
小堀「僕らも心配して、事件に巻き込まれてないかと新聞とかニュースのチェックは欠かせませんでした」
吉「関係者には『何かあったら密葬で頼むね』ってね(笑)」
日本の良さを再確認
音楽を聴く充電の旅はプライベートだったものの、仕事として海外にも足を運んでいた吉さん。
『世界の村で発見!こんなところに日本人』(朝日放送テレビ)では、「千原ジュニアに騙されてエチオピアに行かされましたからね」と言う吉さん。
番組の中では吉さんがどうしてもエチオピアに行きたいということでしたが…。
「行くかそんなもん!(笑)
でもね、騙されて行ってきたんだけど、お陰様で日本ってなんて幸せな国なんだろうって思って、行ってよかった」
その理由をこう語ります。
「失礼な言い方かもわかんないけども、どこで生まれるかで決まるんだなと思ってね。
清潔感とか躾とか教育に関しては、日本はちゃんとしてるんだなあと勉強しました。こどもたちのキラキラした目は日本人と変わらないんだよ。日本人のこどもも奇麗なの」
『世界の村で発見!こんなところに日本人』(朝日放送テレビ)では、「千原ジュニアに騙されてエチオピアに行かされましたからね」と言う吉さん。
番組の中では吉さんがどうしてもエチオピアに行きたいということでしたが…。
「行くかそんなもん!(笑)
でもね、騙されて行ってきたんだけど、お陰様で日本ってなんて幸せな国なんだろうって思って、行ってよかった」
その理由をこう語ります。
「失礼な言い方かもわかんないけども、どこで生まれるかで決まるんだなと思ってね。
清潔感とか躾とか教育に関しては、日本はちゃんとしてるんだなあと勉強しました。こどもたちのキラキラした目は日本人と変わらないんだよ。日本人のこどもも奇麗なの」
カレーのおかわりがない
エチオピアの旅では、7時間の乗合いバスの中で、吉さんが歌って現地の人たちと共にしんみりするシーンがありました。
他にも放送していないところで吉さんがボロボロ泣くシーンがあったそうです。
吉「要するにね、こどもたちを見ると泣きたくなるんですよ」
小堀「わかります。年取ってきたら涙腺と尿道が緩くなりますからね」
吉「番組の前に、『吉さん、トイレ行って来て下さい』って僕、言われましたもんね」
小堀「でも、本当にこみ上げてくるものがあるとフッてなりますよね」
番組での吉さんの役割は、青年海外協力隊でエチオピアで頑張っている女の子に、カレーを作ってあげることでした。
「僕は、カレーを彼女だけに作ってやるつもりで行ったのよ。カレー道具持って、湯煎すればご飯になるやつを持って。
ほったら、ウチのスタッフやら、クソテレビ局の連中がみんなうまいうまいって食いやがってさあ。おかわりがなくなって(苦笑)」
他にも放送していないところで吉さんがボロボロ泣くシーンがあったそうです。
吉「要するにね、こどもたちを見ると泣きたくなるんですよ」
小堀「わかります。年取ってきたら涙腺と尿道が緩くなりますからね」
吉「番組の前に、『吉さん、トイレ行って来て下さい』って僕、言われましたもんね」
小堀「でも、本当にこみ上げてくるものがあるとフッてなりますよね」
番組での吉さんの役割は、青年海外協力隊でエチオピアで頑張っている女の子に、カレーを作ってあげることでした。
「僕は、カレーを彼女だけに作ってやるつもりで行ったのよ。カレー道具持って、湯煎すればご飯になるやつを持って。
ほったら、ウチのスタッフやら、クソテレビ局の連中がみんなうまいうまいって食いやがってさあ。おかわりがなくなって(苦笑)」
毎晩飲んだエチオピアビール
年が明けて令和2年3月9日から名古屋御園座での特別公演が予定されている吉さん。
吉「山本譲二、出てくんないかなと思ってんだよね」
小堀「譲二さんと組ますと、毎晩の宴会が大変だから」
吉「そうなんだよね。仕事したくなくて飲みたい方だから」
小堀「エチオピアでは流石に酒は止めたでしょ?」
吉「いや、エチオピアビールって美味しいんです!ホントに美味しくて毎晩飲んだ。その後、角ハイ。ちゃんと持って行きました」
流石の酒豪ぶりです。
吉「山本譲二、出てくんないかなと思ってんだよね」
小堀「譲二さんと組ますと、毎晩の宴会が大変だから」
吉「そうなんだよね。仕事したくなくて飲みたい方だから」
小堀「エチオピアでは流石に酒は止めたでしょ?」
吉「いや、エチオピアビールって美味しいんです!ホントに美味しくて毎晩飲んだ。その後、角ハイ。ちゃんと持って行きました」
流石の酒豪ぶりです。
名古屋でレギュラー番組?
前出のGSカバー集から何をかけたいか、という問いにこう答える吉さん。
「『エメラルドの伝説』が好きですね。萩原健一さんも亡くなったしね」
ここで急にしんみりするふたり。
吉「あと6~7年は頑張りたいね…」
小堀「もっとですよ」
吉「僕はその辺でもういいよ。もう、その辺でね…」
このまま涙のリクエストになるかと思いきや…
吉「…その後は、ここで4時間ぐらいのレギュラー持ってると思う(笑)」
最後は吉さんらしい明るい締めとなりました。
(尾関)
「『エメラルドの伝説』が好きですね。萩原健一さんも亡くなったしね」
ここで急にしんみりするふたり。
吉「あと6~7年は頑張りたいね…」
小堀「もっとですよ」
吉「僕はその辺でもういいよ。もう、その辺でね…」
このまま涙のリクエストになるかと思いきや…
吉「…その後は、ここで4時間ぐらいのレギュラー持ってると思う(笑)」
最後は吉さんらしい明るい締めとなりました。
(尾関)
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