『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』 、小堀勝啓の心の琴線に触れた森羅万象のモノ・コト・ヒト、思わず「コレコレ!」と言ってしまうことを新旧分け隔てなく紹介する「コレコレ」のコーナー。
3月31日の放送では、先日亡くなられた萩原健一さんを取り上げました。
「ショーケン」の愛称で親しまれた萩原さんを偲ぶおたよりも、リスナーから多く寄せられました。
「ザ・テンプターズ」の楽曲で歌手・ショーケンを振り返る
ショーケンを悼む声
ザ・テンプターズの「忘れ得ぬ君」に乗せて、小堀がおたよりを読み上げます。
「個性的で喜怒哀楽が激しくて、そこがまた好きでした。主人も彼が大好きで、訃報を聞いた時は2人でショーケンのことをいろいろ話しました。すごく悲しいです。夫婦ともに好きなのは『ぐでんぐでん』、あの曲です」(Aさん)
「『太陽にほえろ』『傷だらけの天使』。個性的でいい演技、視聴者を魅了したスターでしたね。『大阪で生まれた女』のショーケンバージョンが聞きたいなぁ」(Bさん)
「突然の訃報に驚きました。『太陽にほえろ』『傷だらけの天使』『前略おふくろ様』。競輪選手をやった『祭ばやしが聞こえる』、人力舎の車夫を描いた『くるくるくるり』、刑事を演じた『死人狩り』、組織の地上げ屋から街を守る『新宿さすらい節』。目を閉じるとはっきり映像が蘇ってきます」(Cさん)
「個性的で喜怒哀楽が激しくて、そこがまた好きでした。主人も彼が大好きで、訃報を聞いた時は2人でショーケンのことをいろいろ話しました。すごく悲しいです。夫婦ともに好きなのは『ぐでんぐでん』、あの曲です」(Aさん)
「『太陽にほえろ』『傷だらけの天使』。個性的でいい演技、視聴者を魅了したスターでしたね。『大阪で生まれた女』のショーケンバージョンが聞きたいなぁ」(Bさん)
「突然の訃報に驚きました。『太陽にほえろ』『傷だらけの天使』『前略おふくろ様』。競輪選手をやった『祭ばやしが聞こえる』、人力舎の車夫を描いた『くるくるくるり』、刑事を演じた『死人狩り』、組織の地上げ屋から街を守る『新宿さすらい節』。目を閉じるとはっきり映像が蘇ってきます」(Cさん)
「怖かったですよ」
「小堀さんは同い年としてどのような印象ですか?」(Dさん)
各局持ち回りで制作していた『東芝日曜劇場』のドラマをCBCが制作した時に、一度ショーケンのインタビューしたことがあるという小堀。
「(笑)あの、怖かったですよ」と振り返ります。
時はちょうど、ショーケンが黒澤明監督の『影武者』に出演した直後。
まるで黒沢監督が乗り移ってしまったかのように「黒沢監督はこういうやり方じゃない!」とCBCで怒鳴っていたんだそう。
各局持ち回りで制作していた『東芝日曜劇場』のドラマをCBCが制作した時に、一度ショーケンのインタビューしたことがあるという小堀。
「(笑)あの、怖かったですよ」と振り返ります。
時はちょうど、ショーケンが黒澤明監督の『影武者』に出演した直後。
まるで黒沢監督が乗り移ってしまったかのように「黒沢監督はこういうやり方じゃない!」とCBCで怒鳴っていたんだそう。
飛び入りがきっかけ
「忘れ得ぬ君」は、ショーケンさんが所属していたザ・テンプターズのデビュー曲。
ボーカルはもちろんショーケンさん…ではなく、この曲の作詞・作曲を担当したリーダーの松崎由治さん。
この時ショーケンさんは、バックコーラスとブルースハープを担当していました。
ショーケンさんのデビューのきっかけは、ジャズ喫茶イベントに遊びに行っていた中学生の頃。
なんと飛び入りで歌を歌うことになり、これがきっかけでザ・テンプターズのメンバーとしてデビューを果たすことになったのです。
ボーカルはもちろんショーケンさん…ではなく、この曲の作詞・作曲を担当したリーダーの松崎由治さん。
この時ショーケンさんは、バックコーラスとブルースハープを担当していました。
ショーケンさんのデビューのきっかけは、ジャズ喫茶イベントに遊びに行っていた中学生の頃。
なんと飛び入りで歌を歌うことになり、これがきっかけでザ・テンプターズのメンバーとしてデビューを果たすことになったのです。
B面でデビュー
松崎さんがデビュー曲「忘れ得ぬ君」を歌いますが、プロダクションやレコード会社としては、ルックス的につかめるショーケンさんを前面に押し出したい気持ちでした。
そこで、デビュー曲のB面のリードボーカルをショーケンさんがとることに決まったのです。
曲はグラス・ルーツの「レッツ・リヴ・フォー・トゥデイ」のカバー。
なかにし礼さんに急遽訳詞を依頼したその曲が「今日を生きよう」です。
この曲が、ショーケンさんのレコードデビュー曲となりました。
そこで、デビュー曲のB面のリードボーカルをショーケンさんがとることに決まったのです。
曲はグラス・ルーツの「レッツ・リヴ・フォー・トゥデイ」のカバー。
なかにし礼さんに急遽訳詞を依頼したその曲が「今日を生きよう」です。
この曲が、ショーケンさんのレコードデビュー曲となりました。
同じ声、同じ歌い方
「ショーケンのミニ特集で小堀さんが言いたかったのはこれですね。デビュー曲、グラス・ルーツのカバー『今日を生きよう』。これがショーケンのデビュー曲だっていいたかったんですね。B面でしたが、この曲が聞きたくてレコードを買ったものでした。
でも面白いのは、テンプターズにとってデビュー曲とラストシングルはリーダーの松崎由治さんのリードボーカルでしたよね」(Eさん)
このおたよりを受けて、「これ不思議なことにね、松崎由治さんとショーケンと。声、同じなんですよ!歌い方といいすごく同じで、どう違うんだ?というぐらい」と、聞き分けがつかないという小堀。
でも面白いのは、テンプターズにとってデビュー曲とラストシングルはリーダーの松崎由治さんのリードボーカルでしたよね」(Eさん)
このおたよりを受けて、「これ不思議なことにね、松崎由治さんとショーケンと。声、同じなんですよ!歌い方といいすごく同じで、どう違うんだ?というぐらい」と、聞き分けがつかないという小堀。
いい人生だったのでは
さらに小堀は、「松崎さんという人はね、非常にセンスがいいです!」とリーダーを絶賛します。
「この曲(『神様お願い!』)でもイントロも妙なサイケな感じから入ってきて、ちょっと歌謡曲テイスト入れながら。でも、バックのシャンランララとかぶせてみたり。大したもんだなーと思いますね」
逆に、リクエストが多かった「エメラルドの伝説」については、否定的な態度を見せます。
「村井邦彦さんの曲なので。職業作曲家の曲なので、弦が入ったりして、妙にまったりした緩いものになっていて。多分、テンプターズ自身も『違うなこれ』っていう部分がきっとあったんじゃないかな」と分析しました。
最後に、「ショーケン。何はともあれ破天荒な人生でしたが、最後の奥様に看取ってもらっていい人生だったのではないかと思い、ご冥福をお祈りします」とまとめた小堀でした。
(minto)
「この曲(『神様お願い!』)でもイントロも妙なサイケな感じから入ってきて、ちょっと歌謡曲テイスト入れながら。でも、バックのシャンランララとかぶせてみたり。大したもんだなーと思いますね」
逆に、リクエストが多かった「エメラルドの伝説」については、否定的な態度を見せます。
「村井邦彦さんの曲なので。職業作曲家の曲なので、弦が入ったりして、妙にまったりした緩いものになっていて。多分、テンプターズ自身も『違うなこれ』っていう部分がきっとあったんじゃないかな」と分析しました。
最後に、「ショーケン。何はともあれ破天荒な人生でしたが、最後の奥様に看取ってもらっていい人生だったのではないかと思い、ご冥福をお祈りします」とまとめた小堀でした。
(minto)
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