シンガーソングライターの秦基博さんが、11月18日放送分の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。
今月3日にはなんとEPレコードで新曲を出したばかり。
なぜ配信中心のいま、レコード盤でのリリースにこだわるのか、小堀勝啓が尋ねます。
秦基博、レコード専門レーベルを立ち上げた理由を語る
こんなことが起こるんだ
野球少年だった頃に憧れていた地元の横浜スタジアムで、昨年ライブを行った秦さん。
秦「最初出ていった時は圧巻でした。お客さんのその姿だったり、スタジアムにたくさんの方が来てくださってる景色に圧倒されました。
1曲、2曲ぐらいはちょっと慣れるのに時間かかって、凄い景色だなあと思いながらやってましたね」
思えばアマチュア時代、18歳の頃は観客が10人もいなかったそうです。
しかもそれは横浜スタジアムに近い中華街にあるライブハウスだったそうです。
秦「こんなことが起こるんだなあと思いました。10周年を記念したライブということもあったと思うんですけど、全国からたくさんの方が駆けつけてくださって。音楽やってて良かったなと思いましたね」
秦「最初出ていった時は圧巻でした。お客さんのその姿だったり、スタジアムにたくさんの方が来てくださってる景色に圧倒されました。
1曲、2曲ぐらいはちょっと慣れるのに時間かかって、凄い景色だなあと思いながらやってましたね」
思えばアマチュア時代、18歳の頃は観客が10人もいなかったそうです。
しかもそれは横浜スタジアムに近い中華街にあるライブハウスだったそうです。
秦「こんなことが起こるんだなあと思いました。10周年を記念したライブということもあったと思うんですけど、全国からたくさんの方が駆けつけてくださって。音楽やってて良かったなと思いましたね」
ひとりひとりに届くように
この横浜スタジアムのライブでは、1コーラスしか完成していない楽曲も披露しました。
秦「あのライブ自体も二部制、一部はバンド。二部は弾き語り。10周年で、これまでのキャリアを総括した楽曲たちを聴いていただくライブにはなるんですけど、やっぱり少しでも今の自分、新しい自分を届けたくて」
小堀「音楽ってすごいですよね。18歳で10人ぐらいのお客さんに歌う時と、スタジアムでもの凄い観客の前でやる時と、届けるというのは同じことなんだね」
秦「規模はあんまり関係なく、本当にひとりひとりにその曲が届くようにやっています」
秦「あのライブ自体も二部制、一部はバンド。二部は弾き語り。10周年で、これまでのキャリアを総括した楽曲たちを聴いていただくライブにはなるんですけど、やっぱり少しでも今の自分、新しい自分を届けたくて」
小堀「音楽ってすごいですよね。18歳で10人ぐらいのお客さんに歌う時と、スタジアムでもの凄い観客の前でやる時と、届けるというのは同じことなんだね」
秦「規模はあんまり関係なく、本当にひとりひとりにその曲が届くようにやっています」
レコードレーベルを立ち上げた理由
11月3日の文化の日は「レコードの日」でもあります。
この日、秦さんは自主レーベル「HOBBYLESS RECORDS(ホビーレスレコード)」から、7インチEP「花」をリリースしました。
この自主レーベルはアナログ盤専門です。「花」は今年5月リリースの第一弾「ひまわりの約束」に続くEP盤となります。
なぜ秦さんはアナログレコードの自主レーベルを立ち上げたのでしょうか?
秦「元々は『ひまわりの約束』をリリースした時に、レコードショップの方から、アナログで『ひまわりの約束』を聴いてみたいっていう声があったんです」
秦さん自身はCD世代。こどもの時から音楽はCDで聴いてきました。ミュージシャンになってから、アナログレコードで聴く音楽の質感や受け取り方の違いを意識するようになったそうです。
秦「自分の音をアナログで聴いてみたい、聴き手の方にも、自分の曲をアナログレコードで聴く体験を届けられたらいいなと思って。せっかくなら自主レーベルを作って、そこで半分遊び、半分研究みたいな形で深めていけたらと思って作ったんです」
この日、秦さんは自主レーベル「HOBBYLESS RECORDS(ホビーレスレコード)」から、7インチEP「花」をリリースしました。
この自主レーベルはアナログ盤専門です。「花」は今年5月リリースの第一弾「ひまわりの約束」に続くEP盤となります。
なぜ秦さんはアナログレコードの自主レーベルを立ち上げたのでしょうか?
秦「元々は『ひまわりの約束』をリリースした時に、レコードショップの方から、アナログで『ひまわりの約束』を聴いてみたいっていう声があったんです」
秦さん自身はCD世代。こどもの時から音楽はCDで聴いてきました。ミュージシャンになってから、アナログレコードで聴く音楽の質感や受け取り方の違いを意識するようになったそうです。
秦「自分の音をアナログで聴いてみたい、聴き手の方にも、自分の曲をアナログレコードで聴く体験を届けられたらいいなと思って。せっかくなら自主レーベルを作って、そこで半分遊び、半分研究みたいな形で深めていけたらと思って作ったんです」
アナログだけど今の音
小堀「だけど、道楽ではなくてビジネスでそこまでいくのは凄いね」
秦「昔、レコードを聞いていた方や初めてレコードに触れる方、それぞれの形の音楽の受け取り方で、同じ曲でも音楽の解釈が変わるような気がするんですよね」
今回の「花」はストリングスがフィーチャーされていますが、ただ音を厚くするだけでなく、ここぞというところで入っていることに感心する小堀。
秦「生楽器は今回、チェロとピアノで彩っていったんですけど、そこにちょっと打ち込みの音を入れながら今の質感を作っていきましたね」
小堀「だから決してノスタルジーではなく、今の音なんですね」
今でいうところのカップリング曲、つまりB面には「Mr.HOBBYLESS」が収められています。このレーベルの名前が付けられています。
秦「今回、新曲でAB面をリリースできるタイミングだったので、せっかくなら自主レーベル名前をもじったら面白いなと思って作りました」
秦「昔、レコードを聞いていた方や初めてレコードに触れる方、それぞれの形の音楽の受け取り方で、同じ曲でも音楽の解釈が変わるような気がするんですよね」
今回の「花」はストリングスがフィーチャーされていますが、ただ音を厚くするだけでなく、ここぞというところで入っていることに感心する小堀。
秦「生楽器は今回、チェロとピアノで彩っていったんですけど、そこにちょっと打ち込みの音を入れながら今の質感を作っていきましたね」
小堀「だから決してノスタルジーではなく、今の音なんですね」
今でいうところのカップリング曲、つまりB面には「Mr.HOBBYLESS」が収められています。このレーベルの名前が付けられています。
秦「今回、新曲でAB面をリリースできるタイミングだったので、せっかくなら自主レーベル名前をもじったら面白いなと思って作りました」
アナログをアップデートして楽しむ
この「ホビーレスレコード」という名前、果たして秦さんに趣味はあるんでしょうか?
この小堀の質問に対し「本当にないんですよ。元々趣味だった音楽が仕事になっちゃって…」と秦さん。
秦「漫画も好きなんですが、結局、どんなことも音楽に帰結していってしまう自分の性もあったりして。趣味はないけど音楽はあるっていうのがホビーレスレコードの名前の理由でもあるんです」
「僕らも音楽のない生活は考えられない」と言う小堀に、「やっぱり音楽って求めますね」と秦さん。
レコードが若い世代に注目され、今のテクノロジーで、レコードプレーヤーやカセットテープが復活している現状に、「新しくアナログ機材とか、レコードっていうものをアップデートしながら、音楽の楽しみ方がたくさん増えるといいなと思いますね」と語る秦基博さんでした。
(尾関)
この小堀の質問に対し「本当にないんですよ。元々趣味だった音楽が仕事になっちゃって…」と秦さん。
秦「漫画も好きなんですが、結局、どんなことも音楽に帰結していってしまう自分の性もあったりして。趣味はないけど音楽はあるっていうのがホビーレスレコードの名前の理由でもあるんです」
「僕らも音楽のない生活は考えられない」と言う小堀に、「やっぱり音楽って求めますね」と秦さん。
レコードが若い世代に注目され、今のテクノロジーで、レコードプレーヤーやカセットテープが復活している現状に、「新しくアナログ機材とか、レコードっていうものをアップデートしながら、音楽の楽しみ方がたくさん増えるといいなと思いますね」と語る秦基博さんでした。
(尾関)
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