クレイジーケンバンド横山剣が目指すのは「ワイルドな加山雄三」

小堀勝啓の新栄トークジャンボリー / エンタメ

クレイジーケンバンドの横山剣さんが、8月19日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。

8月1日にデビュー20周年記念にして、約3年ぶりとなる待望のオリジナルアルバム『GOING TO A GO-GO』をリリースしたばかりの剣さん、本作に注入している自分の将来像とは?

実演販売の醍醐味

まずは剣さんと小堀、久しぶりの再会を祝してルートビアで乾杯します。

「不味い。これ、コカコーラと歯磨きと混ぜたようなアメリカな味ですね」という小堀に、「ありがたい不味さ」という剣さん。"ありがたい不味さ"とはカッコいい表現です。

8月1日にデビュー20周年記念アルバム『GOING TO A GO-GO』をリリースしたばかりの剣さん、全国各地7カ所を実演販売で回ったといいます。

横山「僕はミュージシャンではありますけれども、マーフィー岡田さんの心意気でCD を売りました」

マーフィー岡田さんとは実演販売の大ベテランであり、実演販売のスタイルを確立した人でもあります。

中京エリアでは、8月12日にイオンモール木曽川(愛知県一宮市)を訪れました。

横山「通りすがりの人を捕まえて、買っていただいたらこっちのモン、そういう気分になる。もう寅さんの気分です」

悪そうなデビューアルバム

デビュー20年ですが、剣さんの場合は「まだ20年」と言う印象。遅咲きデビューでした。

横山「ファーストアルバム『Punch! Punch! Punch!』を出した時点で、既に37~38歳で、1年経つのがかなり短く感じる年だったんです。だから20年経った感じがしないんです」

小堀「それぞれの音楽歴がある百戦錬磨の人たちが集まってクレイジーケンバンドはできて、『Punch! Punch! Punch!』の写真を見ると悪そうですね」

横山「ジャケットが『買うな』って言ってるみたいです。
当時とは髪型も変わりましたし、白も入って来たり、寂しくなったり、いろいろあります」

噛みしめるように語る剣さんですが、音楽に対するスタンスは20年間変わってないように映ります。

愛は必ず勝新太郎

話題は最新作に移ります。

小堀「アルバム最初の曲『GOING TO A GO-GO』、この中の詞『愛は必ず勝新太郎』、良いなあと思いました」

横山「改めて勝新太郎さんの"偶然完全"という言葉を思いましたね。この言葉、僕の中では御縁と思ってるんです。メンバーがこのように集まったのも、たまたまそのタイミングで居合わせたから。全ては御縁で偶然の賜物。作為的なものより偶然ほどパーフェクトなものはないなと思います。

もともとやってた仲間がもう一回集まってって感じ。映画『ブルースブラザース』で、光が射しこんでバンドだっていう場面があるんですけど、あの感じを思い出したんですね」

自分の出た孤児院の危機を救おうと悩む主人公兄弟が、「バンドだ~」と、教会で神の啓示をうけるシーンです。

ワイルドな加山雄三がお手本

バンドが20年を迎えてのお祝いは大きなパーティーを行ったわけではなく、内々でしみじみと飲んだそうです。結成当時、20年後の姿を予想していたんでしょうか?

「ある時期まではなかったですけど、これは一生続くんじゃないかなって思うようになりました。あと昨年のツアーで、バンドマスターでドラムの廣石恵一が『あと20年やろう』とはっきりと僕に言ったんです」

やるっきゃないと熱い握手をしたそうです。20年後には剣さんも78歳。
それでも現在81歳の加山さんには及びません。

以前、テレビで加山さんが剣さんと共演した時のことを思い出す小堀。

小堀「おじいちゃんの感じがないですもん。しかも嬉しそうに『タイガー&ドラゴン』を歌うし」

横山「あの時は、ちょっとワイルドな加山さんなんですよ。なので、これからの良いお手本です」

インチキ臭くないインチキさ

再びアルバム『GOING TO A GO-GO』の話題に移ります。
13曲目に収録されているのは「夜のドドンパ」。

横山「渡辺マリさんの『東京ドドンパ娘』が大好きなんで」

「東京ドドンパ娘」(1961)の出だしを歌い出すふたり。

横山「なんかちょっとスナックって感じを出したかったですね」
小堀「カッコいいクラブとかじゃなくて昭和のスナック」
横山「スナッキーな感じ」
小堀「『スナッキーで踊ろう』ですね」

今度は海道はじめさんの「スナッキーで踊ろう」(1968)を歌い出すふたり。

小堀「昭和歌謡もあれば、R&Bも、なんでもありなんだけども、どれをやってもインチキ臭くないインチキさ。上手なもんだからパロディーとしてもすごくカッコこいい」

この地方は二つのライブが

8月25日からは全国ツアー『CRAZY KEN BAND TOUR 2018 GOING TO A GO-GO Presented by NISHIHARA SHOKAI』がスタートします。

中京エリアでは2カ所あるのが嬉しいところ。10月7日に名古屋市金山の日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、11月9日に愛知県額田郡幸田町の幸田町民会館で開催です。

岡崎市の南隣にある幸田町は、人口およそ4万人の街。

小堀「幸田町の人、みんな喜ぶと思うんですよ」
横山「前にそばを通った時に、高いビルとかないからすごく良いロケーションだと思ったんですね」

全国ツアーの最中、9月24日には横浜アリーナで「クレイジーケンバンドデビュー20周年記念スペシャルライブ」が開催されます。

「名古屋からの新幹線で一駅だけなので。17時開演で終電前に帰れますのでぜひお願いします」

この先40周年の楽しみもあるクレイジーケンバンド。

横山「あんまり健康的な生活してませんからね。そろそろ真面目に考えようって、そういうミーティングをしないといけないと思うんです」

「イーネポーズで指がプルプルくるようになれば、みんな一緒に震わせましょう」と言う小堀勝啓に、「シェイク!」と煽る横山剣さんでした。
(尾関)
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2018年08月19日08時18分~抜粋

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