5/27放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に、シンガーソングライターのedda(エッダ)さんがゲスト出演しました。
eddaさんは福岡県出身。世の中に埋もれているあらゆる感情や声たちを人々に伝えたいという想いから、「物語を語り継ぐ」という意味を持つ言葉「edda」をアーティスト名として、2017年から活動しています。
ガッチャマンやキャシャーンなど、タツノコプロ制作アニメのヒーローたちが集うCGアニメ『Infini-T Force』のエンディングテーマ「チクタク」を歌っていることで、ご存じのアニメファンも多いでしょう。
ダークファンタジー系アーティストeddaが歌う「さよなら人類」
良い意味で不思議ちゃん
日常の生活を題材にして歌うシンガーソングライターが多い中、eddaさんは一味違います。非現実的なファンタジーの要素がたくさん詰まっているのです。
「日常的なものを歌詞にするというのが全然できなくて。私本当に友だちがいなくて、本とかゲームとか映画とかを観たり読んだりするのが好きなまま大きくなってしまって。そういう非日常的なものの方が身近で、そういう歌詞がしっくりくるというのがあります」
そう語るeddaさんに、パーソナリティの小堀勝啓が問いかけます。
「『私は実はこの世界の人じゃないんじゃ?そのうち大きくなったら誰かが迎えに来るんじゃないか?』とか、こどもの頃から思ってたんじゃない?」
「いやー、思ってます。今も」と答えるeddaさん。
と言っても、別に怖い感じの人ではなく「透明感のあるかわいらしい人」と、初対面の小堀はeddaさんの印象を口にするのでした。
「日常的なものを歌詞にするというのが全然できなくて。私本当に友だちがいなくて、本とかゲームとか映画とかを観たり読んだりするのが好きなまま大きくなってしまって。そういう非日常的なものの方が身近で、そういう歌詞がしっくりくるというのがあります」
そう語るeddaさんに、パーソナリティの小堀勝啓が問いかけます。
「『私は実はこの世界の人じゃないんじゃ?そのうち大きくなったら誰かが迎えに来るんじゃないか?』とか、こどもの頃から思ってたんじゃない?」
「いやー、思ってます。今も」と答えるeddaさん。
と言っても、別に怖い感じの人ではなく「透明感のあるかわいらしい人」と、初対面の小堀はeddaさんの印象を口にするのでした。
懐かしのあの曲をカバー
そんなeddaさんが音楽に携わってきた歴史は、まず小学校3年生の時にギターを始めたことから。
その小学校自体も音楽教育に力を入れていたらしく、みんなで合奏するなどの音楽に触れさせる機会が常にあったんだとか。
中学に進学して吹奏楽部に入り、高校では軽音楽部に入るなど、ずっと音楽が身近にあり、そのまま音楽の道を行きたいと思って勉強していったんだそう。
曲作りを始めたのは、20歳を越えた頃から。まだまだ未発表の曲がたくさんあるそうですよ。
そして、発表された曲が集まったのがこちら。『ねごとの森のキマイラ』というタイトルのEPが、5月23日にリリースされました。
これまでは自作の曲ばかりでしたが、今回はいろいろな人に作詞や作曲を頼んで作られています。その中でカバー曲が1つあります。それは「さよなら人類」。
テレビ番組『三宅裕司のいかすバンド天国』(通称イカ天:TBS系)で世に出たバンド「たま」のヒット曲です。
この曲は1990年発売なので、eddaさんは曲はもちろん、たまの存在も知りませんでした。
では、なぜこの曲が採用されたのかというと、こんな経緯があったのです。
その小学校自体も音楽教育に力を入れていたらしく、みんなで合奏するなどの音楽に触れさせる機会が常にあったんだとか。
中学に進学して吹奏楽部に入り、高校では軽音楽部に入るなど、ずっと音楽が身近にあり、そのまま音楽の道を行きたいと思って勉強していったんだそう。
曲作りを始めたのは、20歳を越えた頃から。まだまだ未発表の曲がたくさんあるそうですよ。
そして、発表された曲が集まったのがこちら。『ねごとの森のキマイラ』というタイトルのEPが、5月23日にリリースされました。
これまでは自作の曲ばかりでしたが、今回はいろいろな人に作詞や作曲を頼んで作られています。その中でカバー曲が1つあります。それは「さよなら人類」。
テレビ番組『三宅裕司のいかすバンド天国』(通称イカ天:TBS系)で世に出たバンド「たま」のヒット曲です。
この曲は1990年発売なので、eddaさんは曲はもちろん、たまの存在も知りませんでした。
では、なぜこの曲が採用されたのかというと、こんな経緯があったのです。
素晴らしい化学反応
EP「ねごとの森のキマイラ」に収録されている1曲目「グールックとキオクのノロイ」は、郷拓朗さんが作曲しています。郷さんは、脱力系アニメ「Peeping Life」テーマソングや、ゲーム『太鼓の達人』のバンダイナムコオリジナル曲などを手掛けているアーティスト。eddaさんは彼にずっと憧れているんだそうです。
曲作りの打ち合わせの時、「どういう音楽を聴いていた?」という話になり、そこで郷さんが「たま」を聴いていたことを知ります。
EPにカバー曲を1曲入れようという話はずっとあったので、周りのスタッフが「たま、良いじゃん。eddaに合うよ」と薦めてきました。
そこで、帰宅してから聴いてみたところ、「うわっ、こんなカッコいい音楽をやってた方々がいるんだ」とすっかりハマってしまったというeddaさん。晴れてカバーとなったのでした。
小堀「カバーって、しっかりなぞってコピーしてもダメで。その曲が持ってる本質が、どれだけカバーする人の身体に入ってるかが大事なんだけど、すごくフィットしたみたいですね」
eddaさん「そうですね。かわいい雰囲気で歌うことに意義があると。しっとりとするのは良くないと思って。悲しいことを悲しい顔して言わないっていうのは、自分の曲作りで大事にしていたことなので。この曲もかなりかわいい雰囲気で歌うことができて良かったです」
たまの、坊主頭にランニングシャツなどの風体からして、イロモノ・ウケ狙いだと思われた『さよなら人類』ですが、実は歌詞の内容は、滅亡に向かう人類への辛辣なメッセージになっていると言われています。
この曲を無邪気な感じで歌うことで、eddaさんが大好きだというダークファンタジー(悲劇的要素が強いファンタジー)の世界観が深まるということです。
今後もeddaさんの活躍に要注目です。
(岡戸孝宏)
曲作りの打ち合わせの時、「どういう音楽を聴いていた?」という話になり、そこで郷さんが「たま」を聴いていたことを知ります。
EPにカバー曲を1曲入れようという話はずっとあったので、周りのスタッフが「たま、良いじゃん。eddaに合うよ」と薦めてきました。
そこで、帰宅してから聴いてみたところ、「うわっ、こんなカッコいい音楽をやってた方々がいるんだ」とすっかりハマってしまったというeddaさん。晴れてカバーとなったのでした。
小堀「カバーって、しっかりなぞってコピーしてもダメで。その曲が持ってる本質が、どれだけカバーする人の身体に入ってるかが大事なんだけど、すごくフィットしたみたいですね」
eddaさん「そうですね。かわいい雰囲気で歌うことに意義があると。しっとりとするのは良くないと思って。悲しいことを悲しい顔して言わないっていうのは、自分の曲作りで大事にしていたことなので。この曲もかなりかわいい雰囲気で歌うことができて良かったです」
たまの、坊主頭にランニングシャツなどの風体からして、イロモノ・ウケ狙いだと思われた『さよなら人類』ですが、実は歌詞の内容は、滅亡に向かう人類への辛辣なメッセージになっていると言われています。
この曲を無邪気な感じで歌うことで、eddaさんが大好きだというダークファンタジー(悲劇的要素が強いファンタジー)の世界観が深まるということです。
今後もeddaさんの活躍に要注目です。
(岡戸孝宏)
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