小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

注目のアーティスト・ビッケブランカ、名前の由来と信念を語る

美しいファルセットと卓越したメロディセンスで注目を集めているシンガーソングライターのビッケブランカさんが、5月6日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。

地元愛知県出身で、2016年に1stミニアルバム『Slave of Love』でメジャーデビューしたビッケブランカさん。
4月18日に発売した初めてのシングル曲「ウララ」は、全国ラジオ邦楽オンエアチャートで見事1位を獲得しました。

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音楽的バックボーンは?

パーソナリティの小堀勝啓は、「ウララ」がチャート1位を獲得した心境を尋ねます。

「曲が一人歩きしてくれたなっていう感じがします。僕がいいと思って作ったものが、皆さんにも、同じようにいいと思ってもらえて嬉しいですね」

小堀は「サウンド的にはめちゃくちゃ新しいんだけど、懐かしさを感じる部分があって。どういうふうに言ったらいいのかなあ…手練れだなあ」とビッケブランカさんの音をどう表すか苦戦しますが、「手練れ、光栄です」とビッケブランカさん。

1987年11月30日生まれのビッケブランカさん、気になるバックボーンですが、父親の影響でフォークを、母親の影響でカーペンターズなどの洋楽を聴いて育ったと言います。

「昔の良い音楽を聴いてるので、僕が作るものには、自然に懐かしさみたいなものが出てるのかなあとは感じますね」

ビッケブランカさん自身はどんなアーティストに影響を受けたんでしょうか?

「初期衝動で言ったらマイケル・ジャクソンですね。スリラーのミュージックビデオでしたけど、ビジュアル、踊るスタイル。ゾンビの世界観。楽曲。いろんなものに感銘を受けました」

踊りを家で覚えて、歌詞を何とかカタカナに起こして小学校に持っていったそうです。

「みんな、これを覚えてやるぞって。みんなはゾンビダンスもマイケル・ジャクソンも知らないんですけど、そうやって一緒になって遊んでましたね」

小堀が気になっていたのは…

6月には全国ツアー『ビッケブランカ ULALA TOUR 2018』がスタート、地元の名古屋では6月22日(金)に名古屋栄 ReNY Limited で行われます。

実は小堀が気になっていたのはメンバー。昨年のライブ映像を見て、小堀が殊の外気に入ったのがキーボードの女性。背も高く華のある方だとか。

「にしのえみというバンドメンバーです。僕、ミュージックビデオでもレコーディングでもピアノ弾くんですけども。ライブではハンドマイクでうろうろしたい時もあって、その時に、ピアノを弾いてくれる女性ですね。サポートキーボーディストです」

「フォトジェニックでグラマラスで、素晴らしいですよね」と、すっかりはしのさんに首ったけ状態の小堀。

「いいですよね。メンバー紹介の時に、ビッケブランカです。キャーって言ってもらえて。で、にしのえみ、って言うとそれと同じぐらいの歓声が湧くんですよ。それで、『一応、僕が主役なんです』って僕が拗ねるというお約束があります」

バックバンドは不動のメンバーだそうですので、にしのえみさんが気になる方はぜひライブ会場へ。

ライブでの拘りはトーク?

レコーディング中は楽曲のことに専念して、ライブのことを考えないというビッケブランカさん。

「ライブになったら逆に、もうそのことばかりに集中する。楽曲の音をどう再現するかとか、そういう次元ではなくて、どういう楽しい音にするか、どういう見え方になるかっていうとこに振り切って考え抜くっていう棲み分けをしてます。
音源を再生してのカラオケ調というの一切なくて、僕はライブでは全部生でやってるので、CDとはまた違った方法で、一番良い部分を伝えれたらいいというスタイルですね」

実は話し好きというビッケブランカさん。ワンマンツアーだと、公演中に、話をする時間を7~8分とってあるそうです。

「大ウケしたら、嬉しいし、僕としたらバロメーターになるような時間があるんです」

話にはオチもありトークタイムと言うよりコントタイム。ドッカン、ドッカンくるそうです。「今んとこは、まだ、スベリ知らずですね」と自信満々のビッケブランカさん。

名前の由来は?

そもそも、このアーティスト名はどうして決められたんでしょうか?

「ポルトガル語で“純粋な心を持った海賊”って意味なんです。ビッケが海賊でブランカが純白、純真。名前つけた当初、事務所の人とみんなで、僕も含めて考えたんですけど、20代前半は生意気だったみたいで」

言葉使いも乱暴だし、言うこともキツイ。でも、音楽を作りたいという根本の思いは純粋だよね、というところから純粋な心を持った粗暴に見える海賊「ビッケブランカ」とつけてもらったそうです。

ビッケ「今はもう粗暴でもないので、一個、その時期を超えた感じがありますね。恥ずかしい話ですよ、いま思うと」
小堀「若い頃は、世慣れてるのヘンだし。若い時は尖ってて普通だしね」
ビッケ「そう言ってもらえたら僕の20代が救われます」

小堀「30歳にようやくなったところ。アルバムは出てたのに、シングルとしては『ウララ』がファースト。さっき言ったように、チャートが1位。こっから来るよね?」
ビッケ「応援してくれている人や、ビッケブランカいいよねって言っていただいた小堀さんにも恥かかせないように頑張って、このまま、ずーっといっぱしな存在でいたいと思います」

思った以上に感性が弾けた人だという小堀。
ビッケブランカさんの音楽と、小堀のお気に入りキーボードのお姉さまが気になった方は、6月22日、金曜日、名古屋 ReNY Limitedのライブへ足を運んでみては?
(尾関)
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2018年05月06日08時25分~抜粋

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