小堀勝啓の新栄トークジャンボリー

フォーク歌手イルカ。家族の話が"朝ドラ"になる日を目指す。

フォークシンガーのイルカさんが、1月22日放送の『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。

今月8日に名古屋市南区の日本ガイシホールで開催した『青春のグラフィティコンサート2018』に出演した際のスペシャルインタビューです。

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音楽があれば


実はイルカさんとパーソナリティー小堀勝啓は同じ1950年生まれ。

「こうやって見ると、僕らが青春のグラフィティコンサートの中では一番若い人ですよ」と小堀勝啓が言います。

「そうですか?そんなこと近年ないですよ。まず、ない」と言い切るイルカさんですが、昨年末には『第7回AKB紅白対抗歌合戦』に出演していました。まったく歳を感じさせません。

「自分では感じてなくても人が感じてると思うんですけどね。孫と同じぐらいですからね。 AKBちゃんたちは」と笑うイルカさん。

「自分は違和感ないですよ。音楽と言う共通項があると世代の壁は関係ないのかなあ」

めざせ朝ドラ


「私、Jazz屋の娘ですからね」とイルカさん。
去年リリースしたアルバム『惑星日誌』の12曲目「Jazz屋の娘」は、イルカさんが産まれる時のことを歌った曲で、ドタバタ感はまるでNHKの朝ドラになるような歌です。

「それ夢なんですよね。父は今年で90歳になるんです。まだ元気なんで、あんまりいろんなエピソードは書けないんですけど…なんて言っちゃあ悪いんですけど」

書けないようなエピソードほど興味津々なものです。

「まだ父も母も元気なんで、なんでそんなこと書くんだって言われちゃうようなエピソードがすごいたくさんあるけど。なんか、いつかね、私が父ぐらいの歳になったら、そういう昭和のジャズマンのしょうもない、いろんなエピソードを書いて、ドラマんなったらいいなって」

のど飴を噛む母


イルカのお父さん・保坂俊雄さんはスターダスターズというジャズバンドの花形サックスプレイヤー。
90歳になった今も元気に演奏活動を行っています。どういうことなんですか?

「どういうことなんでしょうね。ありがたいことに健康ですね。
還暦過ぎてる私が、両親が健康で元気だっていうことは、もう本当に奇跡かなと思います。うちの母親なんて一本も入れ歯ないんですよ。全部自分の歯。だからのど飴あげると、全部カリカリ噛んじゃってダメなんですよ」

90歳現役サックスプレーヤー


「父は、やはりステージに立つと、張り合いが出るんでしょうね。だから、もうずっと生涯現役でやってほしいと思うんですけどね。歌も呼吸器大変ですけど。うちの父なんかも、喘息で苦しんだ時期もあるんですけど」

サックスプレーヤーに喘息は致命的ではないですか?

「でも面白いことに、孫が産まれてから治りましたね。とにかく私が息子であって欲しかったらしいんですよ。男の子が欲しかったんです。
私、女の子で産まれちゃったでしょ?で、私が、息子の(神部)冬馬を産んだでしょ。だから冬馬が産まれた時は、すごく嬉しかったらしくて、喘息が治ったんですよ」

最近は保坂さん(祖父)と神部冬馬さんが共演もするそうです。

今年は健康を見直す


イルカさんのとって2018年はどんな年になるのでしょう?

「いつも同じことをさせて頂いてるのが、私にとって嬉しいことですけど、やっぱり一本でも多くコンサートをやらせて頂きたいって、いつも思ってます」

昨年暮れに風邪をこじらせて、咳き込んだそうです。歌っている最中には咳き込まずに済んだそうですが。

「やっぱり、そういう不安を抱えて歌うのは本当にお客様に申し訳ないって思って、自分自身ですごく反省してんですね。だから、また再び健康見直し」

同級生の健康トーク


小堀「僕たちの世代は健康しかないですよね」

イルカ「そうなのよ。ホントそうなんです。だから普通にね、呼吸ができて咳き込まないというのは、ありがたいと思ってね」

小堀「僕は何もないのに咳き込む時ある。ふっと振り向いたらゴホゴホとむせるとか」

イルカ「そうそう。あります。それはしょうがないですね」

小堀「あと段差がないのに躓く」

イルカ「それです。段差がないところに気をつけないとね。私、何回も転んでますから。やっぱり筋力が衰えてくるんですよね。だから今、スクワットやったりしてるんですけど。いいらしいですよ」

昭和のあるべき姿


「この間から"1991"って、家の中で凄い盛り上がってる話題があるんです。孫娘が19歳。母親が91歳。二人並べて1991。良い数字でしょ?私、正月、それで二人並べて写真撮ったんですけど。なかなかそんな家族写真できないですよね」

そんなイルカさん、写真よりも着物の手描きで忙しいようです。

「去年から、孫の成人式に着る振袖に取り掛かってるの。孫がもう来年、成人式なの。それで、もう去年から描かないと間に合わないんで。それも嬉しいのは、私と孫のコラボで描いてるの」

「おばあちゃんと私の作品」を成人式で着るって素敵ですね。イルカさんがおばあちゃんということはジャズ屋のお父さんは曾おじいちゃん。

「うち四世代ですからね。年中一緒にいられるわけじゃないんですけど、家にいる時は、全員でご飯食べますよ」
あるべき昭和の姿です。

なんだかマイペース


イルカさんはICUN(国際自然保護連合)の親善大使を務めています。

「せっかく親善大使に任命されてるので、少しでも海のイルカに近づけるように、人と自然の架け橋になんなきゃと思ってんですけど」

歌以外にも多彩な活動をしているイルカさん、最後に小堀の肌が気になりました。

「小堀さん、顔色が凄く良いですね。お肌、奇麗よね。同じ世代の男の人にそんなお肌綺麗な人いないでしょ?」
とイルカさん。女の人はどうしても、そういうところに目が行くのでしょうか。

「若い人に言われたんですよ。小堀さんはおじさんの肌というより、おばさんの肌ですって」と小堀。

「おばさんっていうか、すごく奇麗な肌してる。別に何も塗ってないですよね?どうして?苦労してないのかしら」と言うイルカさんに、「それはあるかもしれない」と答える小堀勝啓。

今年もマイペース、自然のままに活動していきそうなイルカさんでした。
(尾関)
小堀勝啓の新栄トークジャンボリー
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2018年01月21日10時02分~抜粋

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