外国人とばんそうこう~入管法改正から36年
ラジオ報道部門 優秀 |
2026年5月29日(金)28時から29時まで放送
番組内容
6年前、愛知県西尾市の愛知県営緑町住宅に住み、愛知県営住宅自治会連絡協議会会長の川部國弘さん(69)は、国会議員による「外国人受け入れ制度及び多分化共生さ社会の在り方に関する検討プロジェクトチーム」の勉強会によばれ、地域住民の目線からの外国人共生の問題点を、熱く伝えました。
ただ6年たった現在は、川部さんの思いは届かず、より住民自治が困難な状況に陥っています。
36年前から現状は変わっていません。
まず、保見団地の90年代の混乱した地域社会と荒れた教育の状況、そこから立ち直るための地域住民の努力と苦労をさぐります。
また、今も続く、「外国人の子どもの不就学と学齢超過の問題」「外国人労働者を受け入れる背景」「県営住宅だけでなく外国人の持ち家増加で町内会でも外国人との問題が起こっている現状」「町内会、消防団に入る外国人から見える、日本の文化教育の重要性」「そもそも外国人受け入れに必要なこと」を取材していきます。
講評
| 外国人住民が多く暮らす団地で、住民の思いと支援者の取り組みを聞いた。「共生を強要されている」という証言に象徴されるように、ごみ出しや草むしりという日常から住民の葛藤が立ち上がる。同時に、放っておけないという住民の善意が、行政の不作為を結果として支える構図も見えた。審査では36年後の今とのつなげ方について、「外国人と日本人の暮らしにどのような変化を及ぼしているのか追ってほしい」「直近の在留や永住の要件見直しにも触れてほしかった」との指摘が出た。 |
酒井直斗のドラチカイラジオ
ラジオ生ワイド番組部門 優秀
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2026年5月7日(木)19時から21時まで放送
番組内容
ドラゴンズ戦のない日に編成している「ドラ魂ワイド」、今回は「酒井直斗のドラチカイラジオ」を放送した。
パーソナリティの酒井直斗さんは現在「酒井直斗のラジノート」を担当している。放送開始から9年が経ち彼自身のファンを獲得してきた。
彼を起用するにあたり「これまでの番組で見せていない酒井直斗」をリスナーに提示していくことを基本方針とした。
本人とスタッフでの打ち合わせで酒井直斗さんは、ずっとやりたいことがあった、と言い自身の思い出を語った。
「(自分が)子供のころに見て今でも覚えている企画がある。それはタレントが、町中のサテライトスタジオに繰り出して全編そこから放送するというもの」「自分の住む町にテレビ、ラジオがやってくる。あの感覚をやりたい」
生放送の2時間を全編外から中継する、今ではあまりないやらない(もしくは、やれない)企画であるが、スタッフ一同せっかくだからやってみようと意見が一致した。
拠点となる中継場所だが、彼が生まれ育った「大須」エリアでやりたいと希望。
彼の個人的な知り合いである餃子店「百老亭 大須本店」の店主の協力を得て同地で決定した。
実は酒井直斗さんは、この店舗のある名古屋市中区大須生まれの大須育ちで、お店を開いている友人も多いとのこと。
番組内容も、これまで自身の番組ではやれなかった「大須」をしっかり取り上げることに決まった。
講評
| 酒井直斗さんの故郷、愛知県名古屋市にある大須からの生放送。まるで友人の里帰りについてきたような心和む内容だった。地元の商店街の人気餃子店内に放送ブースを構えていることもあり、最高にアットホームな雰囲気が伝わってきた。全体を通して酒井さんのトーク力、人柄、バランス感覚が秀逸。大須を「ごった煮文化」と表現し、古くからの知り合いが入れ代わり立ち代わり登場し、商店街の歴史や現状について興味深い話題を提供してくれた。酒井さん自ら集めたという商店街の人々の声のジングルは温かな人情を漂わせ、それも大変良かった。 |
ドラ魂キング新春SP「オガサワラジオ2026」
ラジオエンターテインメント番組部門 優秀 |
2026年1月1日(木)16時から17時まで放送
番組内容
プロ野球選手として、そして一人の青年として新たなステージへ挑戦する小笠原慎之介選手の「等身大の魅力と今の声」をリスナーに届けることである。
幼少期からのヘビーリスナーであった小笠原選手の「ラジオ番組をやってみたい」という夢から始まった本番組は、今年で4年連続4回目の放送となる。
中日ドラゴンズからMLB(ワシントン・ナショナルズ)へ移籍し、大きな環境の変化を経験した彼が、再びCBCラジオのマイクの前に帰還。メジャーリーグという世界最高峰の舞台での苦労や発見、そして変わらない気さくな人柄を、自らの言葉でリスナーに直接語りかける。
遠く離れたアメリカの地で戦うトップアスリートと、地元リスナーとの距離を縮め、親近感と共感を生み出すこと。そして、元日という晴れやかな日に、リスナーに対して「夢に挑戦する楽しさ」や温かい笑いを提供するエンターテインメント番組を目指した。
講評
| 大谷翔平の活躍を機に、アメリカでプレーする日本人メジャーリーガーへの関心はかつてなく高まっている。試合での活躍はテレビで大きく報じられるが、彼らが現地でどんな生活を送り、ロッカールームでチームメイトと何を語り合っているのか――選手自身の口から聞ける番組は、ファンならずとも興味をひかれるコンテンツだった。ワシントン・ナショナルズ、小笠原慎之介選手の、帰国後に吉野家へ向かったエピソードなど、気取りのないトークに親しみを覚えた。 |