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【6/26再放送】CBCラジオ特集「20年目」、放送文化基金賞・ギャラクシー賞でW受賞!

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6月2日、都内で開催された「第62回ギャラクシー賞」(主催:放送批評懇談会)の贈賞式にて、ドキュメンタリー番組『CBCラジオ特集 「20年目」』(2024年5月26日放送)が、第62回ギャラクシー賞 ラジオ部門「優秀賞」に選ばれました。

さらに6月6日には、第51回放送文化基金賞ではラジオ部門「最優秀賞」に加え、出演の
西山美香さんと井戸謙一さんに対し「出演者賞」が贈られました。

『CBCラジオ特集 「20年目」』は昨年度の日本民間放送連盟賞
(ラジオ教養部門 優秀)に続くW受賞となり、計3つの賞を獲得しました。

CBCラジオでは今後も良質な番組を作り続けます。


 

 ◆第62回ギャラクシー賞の受賞作品について

 ◆第51回放送文化基金賞 ラジオ部門最優秀賞
 ◆第51回放送文化基金賞 出演者賞(西山美香さん) 
 ◆第51回放送文化基金賞 出演者賞(井戸謙一さん) 
 
 
 
CBCラジオ特集 「20年目」
第51回放送文化基金賞 ラジオ部門 最優秀賞・出演者賞
第51回放送文化基金賞 出演者賞(対象:西山美香さん・井戸謙一さん)
第62回ギャラクシー賞 ラジオ部門 優秀賞
2024年日本民間放送連盟賞 ラジオ教養番組 優秀


番組内容

誰もが無実の罪に問われる可能性があります。その時、法は、救ってくれるのでしょうか?

2003年の湖東記念病院事件で、患者の「人工呼吸器のチューブをはずした」などと自白し逮捕された西山美香さん。合理的な自然死の疑いがあるにもかかわらず、有罪判決を受け12年間服役しました。

99.9%不可能と言われる再審の扉をこじ開けたのは、元・裁判官の矜持と自戒を抱く弁護士、美香さんが獄中から両親に送った350余通の手紙から無実を感じ取り世に問うた地方新聞の記者たち、そして、娘の無実を信じる両親の悲痛な叫びでした。

西山さんが綴った手紙は、両親しか目にすることのないものだからこそ、その時その時の「美香さんの真実」を物語っています。

番組では、無実を訴えながら12年間の服後に再審無罪が確定した西山さんの20年を振り返りながら、再審法に改正が求められる理由を紐解き、法は誰のためにあるのか、問いかけます。
 
 
スタッフ

プロデューサー 藤塚卓洋(CBCラジオ)
ディレクター・構成 森理恵子(テラ・プロジェクト)
取材・リサーチ 太田哲太郎(テラ・プロジェクト)
出演 秦融、西山美香、井戸謙一、周防正行、いのこ福代、加藤由香(CBCテレビ)
 
 
選考理由
 
ギャラクシー賞
看護助手の女性の20年を振り返り、事件をつぶさにたどることで、再審法改正の必要性がくっきりと浮かび上がってきます。再審までの険しい道を歩いた本人、両親、元新聞記者、弁護士らの言葉が胸を打ち、重要な問題を身近なことに感じさせてくれました。一人でも多くの人に聴いてほしいドキュメンタリーです。

 
放送文化基金賞
再審へ向け尽力した両親、弁護士、事件に光をあてたジャーナリストなどへの丁寧な取材とドラマチックな構成で、再審法の問題点を浮き彫りにした。獄中から両親へ送った手紙を西山美香さん本人が朗読しており、その声が冤罪の痛みを伴って、聴く者に迫る。ラジオならではの、声の力を感じさせる番組である。 
 
 
再放送決定!
 
日時:6月26日(木)21時から
 
 
 
 
 
 
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